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  • なぜエホバに仕えるのですか
  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1993
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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1993
塔93 5/15 8–11ページ

なぜエホバに仕えるのですか

「エホバの日が迫っている。『大患難』は近い。神に仕えなければあなたは生き残れない」。だれかにこのように言われたら,あなたはどう反応しますか。―ゼパニヤ 2:2,3。マタイ 24:21。

もちろん,わたしたちはエホバの日を心に留めているべきです。間近に迫った大患難を生き残れるかどうかは,神への忠実な奉仕にかかっています。しかし,そのような事実をおもな理由としてわたしたちはエホバ神に神聖な奉仕をささげるのでしょうか。あなたはなぜエホバに仕えるのですか。

正しい動機が必要

正しい動機で神に仕えていなければ,期待していたことがある期間内に実現しない場合,仕えるのをやめてしまうかもしれません。例えば,ある人々はイエス・キリストが1843年か1844年に再来することを期待していました。ところが,彼らの希望は実現することなく時は過ぎ去りました。この点についてジョージ・ストーズは興味深いことを書いています。ストーズはバイブル・イグザミナー誌の発行者で,後に,ものみの塔協会の初代会長チャールズ・テイズ・ラッセルと知り合った人です。バイブル・イグザミナー誌,1846年9月号の中で彼はこう書いています。

「神に仕えなければならない理由は,単にその日が近づいているからではなく,それよりもずっと高い次元のものだ。……再臨を目撃することなく46年と47年が過ぎ去るかもしれないが,そうなった場合の反応は,想像を絶する悲惨なものになるであろう。経験がこのことを証明している。つまり,43年と44年の経験のことである。主の到来の時が来たという呼びかけに応じ,当然のこととして“神に仕えるよう奮起した”と公言していた人々の大多数は今はどこにいるのだろうか。繰り返すが,一体どこにいるのだろうか!!! クリスチャンの信仰告白を守って今も歩んでいる人は,せいぜい10人に一人である。なぜそれほど少ないのだろうか。彼らは動機が間違っていたのだ。魅力を感じ,興奮したのは,おもに彼らの利己心であった。まるで病床で,あるいは嵐のたける海上で,自分はもうすぐ死ぬと考えている罪人のようだった。死が避けられない状況ではクリスチャンになり,危険を脱したことが分かると元通り無関心になるのだ」。

正しい動機で仕える

利己心から,また滅ぼされることに対する恐れから,エホバのご意志を形式的に行なう人もいるかもしれません。パラダイスで生きられるという希望に魅了されて,そのためだけに神に仕える人もいるかもしれません。しかし,そうしたことをおもな動機とする人がエホバの日と大患難はそれほど近くはないと考える場合,熱心に神に仕えようという気持ちにはならないかもしれません。

もちろん,神が約束しておられる事柄や予告しておられる祝福を歓ぶのは利己的ではありません。神は,わたしたちがみ子イエス・キリストの追随者として前途の見込みを喜ぶよう望んでおられます。使徒パウロは,「希望によって歓びなさい」と述べました。さらに,「患難のもとで耐え忍びなさい。たゆまず祈りなさい」とも述べました。(ローマ 12:12)祈りに加えて「エホバの喜び」があれば,試練に耐え,神の約束の実現を辛抱強く待つ助けになります。(ネヘミヤ 8:10)そうしている間も,わたしたちにはエホバに仕えるべき数多くの理由があります。どんな理由でしょうか。

義務と特権

宇宙の主権者であられるエホバは,わたしたちが全き専心を示すに値する方であり,それを要求しておられます。(出エジプト記 20:4,5)ですから,大患難が明日来るとしても,来年来るとしても,もっと遅く来るとしても,クリスチャン一人一人が果たすべき義務の程度が変わるわけではありません。それは,心と魂と思いと力をこめて神を愛するゆえに無私の気持ちでエホバに仕えるという義務です。(マルコ 12:30)初期クリスチャンの中には,エホバの日は近いと考えていた人々がいましたが,その期待は実現せず,その出来事を見ることなく死にました。(テサロニケ第一 5:1-5。テサロニケ第二 2:1-5)しかし,それらキリストの油そそがれた追随者たちは,死ぬまで忠実であれば,最終的には天の命への復活という報いを受けました。―啓示 2:10。

バプテスマを受けたエホバの証人は神のご意志を行なう義務を自ら進んで受け入れたのですから,忠実に神に仕えるべきです。考えてみてください。わたしたちは聖なるみ使いたちのように,宇宙の主権者のご意志を行なうことができるのです。(詩編 103:20,21)イエスはその特権を非常に高く評価しておられたので,「わたしの食物とは,わたしを遣わした方のご意志を行ない,そのみ業をなし終えることです」と言われました。(ヨハネ 4:34)わたしたちも同じような霊を持っていれば,熱心にエホバをほめたたえ,聖書の中に示されている神の目的について他の人々に語ることでしょう。こうして,わたしたちは他の人々を霊的に助ける特権にも恵まれているのです。確かに,エホバの日がいつ始まるかにかかわらず,神に対する愛に動かされてご意志を行なえることはすばらしい特権です。

感謝の気持ちは動機を強める

み子の贖いの犠牲を備えてくださった神の愛に対する感謝の気持ちも,エホバに仕えるようわたしたちを動かすものとなるはずです。わたしたちは罪のゆえにかつてはエホバ神から離れた状態にありました。しかし,「神は[人類の]世を深く愛してご自分の独り子を与え,だれでも彼に信仰を働かせる者が滅ぼされないで,永遠の命を持てるようにされた」とイエスは言われました。(ヨハネ 3:16)この点ではエホバのほうが先に行動されました。パウロはこう書いています。「神は,わたしたちがまだ罪人であった間にキリストがわたしたちのために死んでくださったことにおいて,ご自身の愛をわたしたちに示しておられるのです」。(ローマ 5:8)神のこの愛の表明に対する感謝の気持ちがあれば,心から神に仕えるよう動かされるはずです。

エホバの霊と物質上の備えに対する感謝も,神に忠実に仕える理由となります。神の言葉は道案内の役を確実に果たします。わたしたちの通り道の光なのです。「忠実で思慮深い奴隷」を通して供給される出版物は,わたしたちが神のご意志に調和した生き方をするのに役立ちます。(マタイ 24:45-47。詩編 119:105)わたしたちが王国を第一に求めるので,エホバは物質上のものも備えてくださいます。(マタイ 6:25-34)あなたはこうした事柄に対する感謝を表わしていますか。

神から与えられた,偽りの宗教からの自由に対する感謝の気持ちも,神に忠実に仕える理由となります。宗教的な娼婦,大いなるバビロンは「多くの水」,つまり「もろもろの民と群衆と国民と国語」の『上に座って』います。(啓示 17:1,15)しかし彼女は,エホバの僕たちの上に座って宗教的な影響を与えたり支配したりしているわけではありません。例えばエホバの証人は,人の魂が不滅であるという偽りの宗教教理を退けます。人は「生きた魂」として創造されたこと,死者には「何の意識もな(い)」こと,復活の希望があるということをエホバの証人は知っています。(創世記 2:7。伝道の書 9:5,10。使徒 24:15)したがって,エホバの証人は死者を恐れませんし,崇拝もしません。あなたはこのような霊的な自由に対する感謝の気持ちに動かされて背教に抵抗し,エホバの清い崇拝に固く付いていますか。―ヨハネ 8:32。

エホバが日ごとに支えてくださることに対する感謝があれば,神に忠節に仕えるという決意は強まるはずです。詩編作者ダビデは,「日ごとにわたしたちのために荷を負ってくださるエホバが……ほめたたえられるように」と述べました。(詩編 68:19)ダビデはほかの箇所でも,「わたしの父とわたしの母がわたしを捨て去ったとしても,エホバご自身がわたしを取り上げてくださることでしょう」と述べています。(詩編 27:10)確かに,エホバに忠実に仕える人は,心配や試練などの比喩的な重荷を神に委ねることができます。あなたは神に忠実に仕えることによって,絶えることのないエホバからの支えに対する感謝を表わしていますか。―詩編 145:14。

エホバとその王権を大いにたたえる

エホバの栄光をたたえたいという願いがあれば,神に仕えるよう動かされるはずです。天の被造物たちは次のような言葉で神の栄光をたたえていると描写されています。「エホバ,わたしたちの神よ,あなたは栄光と誉れと力を受けるにふさわしい方です。あなたはすべてのものを創造し,あなたのご意志によってすべてのものは存在し,創造されたからです」。(啓示 4:11)ダビデ王は神を大いにたたえてこう言いました。「エホバよ,偉大さと力強さと麗しさと卓越性と尊厳とは,あなたのものです。……エホバよ,王国も,あなたのものです。富と栄光はあなたによるものです。あなたはすべてのものを支配しておられます。……私たちの神よ,私たちはあなたに感謝し,あなたの麗しいみ名を賛美しております」。(歴代第一 29:10-13)エホバの僕としてわたしたちも神の約束の成就を待ちつつ,言葉と行ないによって同じほど神の栄光をたたえる必要を感じるべきではないでしょうか。―コリント第一 10:31。

神の王国について語りたいという強い衝動も,エホバに仕える動機になります。詩編作者の次の言葉はこの健全な動機をよく言い表わしています。「エホバよ,あなたのすべてのみ業はあなたをたたえ,あなたの忠節な者たちはあなたをほめたたえます。彼らはあなたの王権の栄光について語り,あなたの力強さについて話します。それは,その力強い行ないと,その王権の光輝に満ちた栄光とを人の子らに知らせるためです。あなたの王権は定めのないすべての時にわたる王権,あなたの統治権は代々限りなく続きます」。(詩編 145:10-13)王国の音信を宣明することはクリスチャンの使命であり,今日行なわれている最も重要な仕事です。(マタイ 24:14; 28:19,20)あなたは,エホバをたたえ,神の王国について他の人々に語りたいという燃えるような願いを持っていますか。

エホバのみ名を神聖なものとし,エホバの主権を立証することが重要であるゆえに,わたしたちは神に忠実に仕えたいと思います。わたしたちはエホバのみ名が神聖なものとされ,エホバの主権が立証されることを祈り求めます。(マタイ 6:9)クリスチャン宣教に定期的に携わり,そのような極めて重要な事柄についての真理を広めることによって,わたしたちはその祈りに調和して行動することができます。―エゼキエル 36:23; 39:7。

喜びと満足

エホバに忠実に仕えることにより,わたしたちは神の心を歓ばせ,悪魔が偽り者であることを証明するという満足を経験します。サタンは人間が利己的な理由で神に仕えているという偽りの主張をしていますが,わたしたちが愛を動機としてエホバに忠節に仕えるなら,その嘲弄者の主張の偽りを証明することになります。(ヨブ 1:8-12)ですから箴言 27章11節に記されていることを行ない続ける十分の理由があるのです。「我が子よ,賢くあって,わたしの心を歓ばせよ。わたしを嘲弄している者にわたしが返答するためである」。さらに,サタンのあらゆる妨害にもかかわらずエホバに忠節に仕えるなら,忠誠を保つわたしたちの歩みは仲間の信者を強めることでしょう。―フィリピ 1:12-14。

霊的な収穫に参加することから得られる喜びと満足も,エホバに忠実に仕えるようわたしたちを促すはずです。イエスは人々を助けること,特に霊的に助けることに幸福を見いだされました。マタイ 9章35節から38節はこう述べています。「イエスはすべての都市や村を回る旅に出かけて,人々の会堂で教え,王国の良いたよりを宣べ伝え,あらゆる疾患とあらゆる病を治された。また,群衆を見て哀れみをお感じになった。彼らが,羊飼いのいない羊のように痛めつけられ,ほうり出されていたからである。そこで,弟子たちにこう言われた。『確かに,収穫は大きいですが,働き人は少ないのです。それゆえ,収穫に働き人を遣わしてくださるよう,収穫の主人にお願いしなさい』」。収穫の業が思ったよりも長く続いているのであれば,他の人々を霊的に助けて喜びと満足を経験する機会は増えているわけです。これはまた,わたしたちに要求されている隣人愛を示す一つの方法でもあります。―マタイ 22:39。

あなたはなぜ神に仕えるのですか

エホバに忠実に仕えなければならない理由はたくさんありますが,ここで考慮したのはその中の幾つかにすぎません。自分がエホバに仕えている理由を祈りをこめて考えるのは良いことです。わたしたちは各々,神に対して言い開きをすることになるからです。(ローマ 14:12。ヘブライ 4:13)いつまでも利己的な動機しか持たない人は,神から好意を示していただくことはできません。

わたしたちがエホバのみ名を神聖なものにすることをおもな関心事とし,無私の動機で神に神聖な奉仕をささげていれば,何を期待することができるでしょうか。エホバは必ずわたしたちとわたしたちの宣教を祝福してくださいます。(箴言 10:22)さらにエホバは,忠実に仕えてきたという理由でわたしたちにとこしえの命を授けてくださいます。

[9ページの図版]

日本では十数万人がエホバに仕えている

[10ページの図版]

コートジボワールでエホバに仕える

[8ページの図版のクレジット]

雑誌: American Antiquarian Societyの厚意により掲載。写真: ジョージ・ストーズのSIX SERMONS(1855年)

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