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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1997
塔97 6/1 5–6ページ

主の名による秘密主義

東京の地下鉄で毒ガス事件があったのは1995年3月のことでした。12人が死亡し,何千人もの人が被害を受けました。この事件により,ある秘密が明るみに出ました。オウム真理教という名で知られていた宗教団体が,なぞめいた目標達成のために使用する目的でサリンガスを秘密裏に蓄えていたのです。

その1か月後,米国のオクラホマシティーにある連邦ビルが爆弾で破壊され,167人の死者が出ました。証拠からすると,その襲撃事件は,それよりちょうど2年前に,政府とテキサス州ウェーコのカルト教団ブランチ・デビディアンとの対立がこう着状態に陥った事件と幾らか関係があったようです。その時には教団信者およそ80人が死にました。この爆破事件でも,ほとんどの人に知られていなかった事実が明るみに出ました。すなわち,米国にも現在多くの準軍事的民兵組織が存在し,少なくともその一部は秘密裏に反政府活動を画策している疑いがあるということです。

そして1995年も終わりに近づいたころ,フランスのグルノーブルに近い植林地で16人の焼死体が発見されました。それは太陽寺院教団の信者たちの遺体でした。この教団は,1994年10月に信者のうち53人が自殺するか,もしくは殺害されて,スイスとカナダでニュースになったカルト教団です。しかし,この惨劇の後もこの教団は活動していました。そして今でも,その動機や目的はなぞに包まれたままです。

宗教上の秘密主義の危険

そのような事件が相次いで起きたことを考えると,多くの人が宗教団体に警戒の目を向けるのも少しも不思議ではないでしょう。宗教組織であるにせよ,ないにせよ,人が信頼を寄せているのをよいことに当人の賛同しない目標に向かってその人を進ませるような秘密組織を支持したいと思う人はいないでしょう。では,疑わしい性質を持つ秘密組織への加入という罠にはまらないようにするにはどうすればよいでしょうか。

言うまでもなく,秘密結社への加入を考えている人は,その組織の本当の目的を確かめるのが賢明でしょう。友人や知人からの圧力には警戒が必要です。どうするかは,感情ではなく事実に基づいて決めるべきです。忘れないでください。どんな結果になるとしても,それを身に受けるのは恐らく他の人ではなく当人自身なのです。

動機が高潔とはいえない危険な集団を避ける最も確かな方法は,聖書の原則に従うことです。(イザヤ 30:21)これには,政治的中立を保ち,他の人々,それも敵対する人にさえ愛を示し,「肉の業」を避け,神の霊の実を培うことが含まれます。とりわけ,真のクリスチャンはイエスが世のものではなかったのと同じように,世のものであってはなりません。そのような歩み方をするならば,世の秘密結社に関与したりはしないはずです。―ガラテア 5:19-23。ヨハネ 17:14,16; 18:36。ローマ 12:17-21。ヤコブ 4:4。

エホバの証人は聖書を真剣に研究する人々です。自分の信仰をまじめに考え,それに従って隠し立てすることなく生きることに努めています。彼らは,『平和を求めてそれを追い求める』宗教団体として世界的に知られています。(ペテロ第一 3:11)彼らの出版した「エホバの証人 ― 神の王国をふれ告げる人々」という書籍には,「エホバの証人は決して秘密結社ではありません。聖書に基づく彼らの信条は,だれでも入手できる出版物の中で十分に説明されています。さらに,エホバの証人は特別な努力を払って,集会に出席し,行なわれている事柄を直接見たり聞いたりするよう一般の人々を招いています」と正確に述べられています。

真の宗教は決して秘密主義を事としません。まことの神を崇拝する人々は,自分がだれであるかを隠したり,エホバの証人としての自分たちの存在の目的をあいまいにしたりしないよう教えられてきました。イエスの初期の弟子たちはエルサレムをその教えで満たし,自分たちの信条や活動を隠しませんでした。今日のエホバの証人についても同じことが言えます。しかし,独裁政権が崇拝の自由を不当に制限する時には,もちろん,クリスチャンは「自分たちの支配者として人間より神に」従い,活動を用心深く,勇敢に遂行しなければなりません。そのような状況が生じるのも,彼らが勇敢に公然と証しするからなのです。―使徒 5:27-29; 8:1; 12:1-14。マタイ 10:16,26,27。

もし,エホバの証人も秘密のカルト教団か分派かもしれないという考えがあなたの心をよぎったことがあるならば,それは恐らく,あなた自身が証人たちについてほとんど何も知らなかったからでしょう。1世紀当時にも多くの人がそういう状況にあったに違いありません。

使徒 28章には,使徒パウロがローマで「ユダヤ人の主立った人々」と会合を持った時のことが記されています。その人々はパウロにこう言いました。「わたしたちは,あなたの考えがどういうものか,あなたから聞くのがよいと思います。実際この派について,いたるところで反対が唱えられていることは,わたしたちの知るところだからです」。(使徒 28:16-22)それにこたえてパウロは,『神の王国について徹底的な証しをすることにより,事実を説明し』ました。すると,『ある者は信じるようになり』ました。(使徒 28:23,24)それらの人たちにとって,真のキリスト教についての確かな事実を知ったことは,間違いなく永続的な益となりました。

エホバの証人は神への,人目をはばからない公の奉仕に献身しているので,事実を知りたいと思う人には,自分たちの活動や信条に関する明白な事実を喜んでお話しします。ご自分でお調べになり,彼らの信仰について正確に知るようにされてはいかがですか。

[6ページの図版]

エホバの証人は,自分たちがだれで,どんなことをしているかを喜んで話す

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