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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 2002
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どこに安らぎを見いだせますか

西アフリカの小さな村で,ジョズエという若者が,家族や友人たちに別れを告げ,経済的な安定を求めて大都市へと旅立ちます。a しかし,到着して間もなく,都会の道にお金が転がっているわけではないことが分かり,希望が薄らいでゆきます。

都会の生活に慣れようと苦闘するジョズエは,かなり幻滅します。大都市は,想像していた所とは全く違うのです。後にしてきたあのつつましい村の家族や友人たちのもとへ帰りたい,そんな強い思いが心の奥でずっとくすぶっています。しかし,一部の村人にばかにされないかと心配です。『都会でうまくやれなかった落ちこぼれだと言われるだろう』と,不安が胸をよぎります。

ジョズエにさらに重くのしかかっているのは,両親がどれほどがっかりするかということです。両親はジョズエの仕送りを当てにしているのです。ジョズエは,この精神的な重荷に対処しようと努めながら,立場の低い仕事に就き,長時間働きます。しかし,思い描いていた額のほんの一部しか稼げません。働き過ぎて,疲れ果てています。とても大切にしているクリスチャンの活動のために残された時間は,週を追うごとに減ってゆきます。温かい家族や旧友から遠く離れ,ひとりぼっちで寂しさを感じます。ジョズエは,都会に来ても,あれほど切望していた安らぎが得られないことに気づきます。

名前や場所の違いはあるものの,ジョズエのような悲しい経験は繰り返し生じています。ジョズエは,利己的な願望を抱いて移動したわけではありません。安らぎを求めていただけです。故郷の小さな村にいるより,都会に出たほうがチャンスがあると誠実に考えたのです。もちろん,人によっては物質的な境遇が改善される場合もありますが,それで真の安らぎがもたらされるわけではありません。事実,ジョズエは安らぎを得られませんでしたし,同じように試みる人の大半もおそらくそうでしょう。ですから,『安らぎとは何だろうか』という疑問が生じます。

安らぎのとらえ方は人によってさまざまです。ある辞書は安らぎについて,「危険のない状態」または「恐れや不安のない状態」と述べています。ほとんどの人は,今日,全く「危険のない状態」など存在しないことを理解しています。周囲に不穏な状況が見られるとしても,安らぎを感じることさえできれば,それで満足するのです。

あなたはいかがでしょうか。どこに安らぎを求めておられますか。ジョズエが考えたように,それは村ではなく都会に見いだせるのでしょうか。それとも,どこでどのように稼ぐかに関係なく,お金があれば得られるのでしょうか。あるいは,出世すれば見いだせるのでしょうか。どこに見いだせると考えるにせよ,その安らぎはあなたとご家族にとってどれほど長く続くでしょうか。

これから,多くの人が安らぎを求める三つの分野 ― 地理的な場所,お金,立場や地位 ― について考えてみましょう。その後,恒久的な真の安らぎをどこに見いだせるかを検討します。

[脚注]

a 名前は変えてあります。

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