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  • 人間の諸問題 ― いつか解決されますか
  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 2002
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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 2002
塔02 6/15 2–3ページ

人間の諸問題 ― いつか解決されますか

「世界人口の4分の1は貧困状態にある。13億人が1日1㌦足らずで生活している。10億人は読み書きができず,13億人は安全な飲料水が手に入らない。毎日10億人が飢えている」。世界の状態について,アイルランドからの報告はそう述べています。

これは,人間には世界の諸問題の永続的な解決策を見いだす力がないことを示す,実に悲惨な告発です。この報告で取り上げられている人々の圧倒的大多数が無防備の女性や子どもたちであることを知ると,問題はいっそう悲惨なものに感じられます。21世紀となった現在でさえ,依然としてそれらの人々の権利が「毎日,到底数え切れないほど多く侵害されている」という事実に,ぞっとするのではないでしょうか。―「世界子供白書 2000」(英語)。

「新しい世界を一世代のうちに」

国連児童基金は,「こうした害悪……が世界中の人々の生活に落としている暗い影は,取り除ける」という確信を表明しています。この組織は,現在これら何十億もの不幸な人々が耐えなければならない窮状は「避けられないものでも,変えられないものでもない」と述べています。実際,「新しい世界を一世代のうちに実現させるようすべての人に」呼びかけることもしています。国連児童基金が期待しているのは,その世界で全人類が「貧困や差別,また暴力や病気から自由にされる」ことです。

そのような考えを言い表わす人にとっては,思いやりのある人たちが,「果てしなく続くかと思われる争いや危機」がもたらす悲しみを和らげるために,今でさえ大きな働きをしていることが良い刺激となっています。例えば,過去15年にわたり,「チェルノブイリ子どもプロジェクト」は,「原子雲によってがんに冒された幾百人もの子どもたちの苦しみを軽減することに寄与して」きました。(2000年4月4日付,アイリッシュ・イグザミナー紙[英語])大小さまざまな支援組織が,戦争や災害の無数の犠牲者たちの生活に大きな影響を及ぼしていることは確かです。

それでも,そうした人道的な活動に関与している人たちは現実的な見方をしています。自分たちの直面する問題が,「わずか10年前に比べてもさらに広範に及び,根深いものになっている」ことを知っています。アイルランドの慈善団体「コンサーン」の最高責任者デイビッド・ベッグは,モザンビークがひどい洪水に見舞われた時に,「スタッフ,支援者,寄贈者がすばらしい反応を示した」と述べてから,「しかし,そのような途方もない規模の災害に,我々だけで対処することはできない」と付け加えています。アフリカでの支援活動について,ベッグは率直に,「残されているわずかな希望の光は弱々しく,消えかかっている」ことを認めています。この言葉が世界全体の状況をも的確に要約していると感じる人は少なくないでしょう。

望まれている「新しい世界を一世代のうちに」見ることを期待するのは現実的でしょうか。現在の人道的な活動は間違いなく称賛に値しますが,公正で平和な新しい世界をもたらす別の見込みについて考えることは,確かに道理にかなっています。次の記事で考えますが,聖書はその見込みに注意を向けています。

[2ページの図版のクレジット]

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