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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 2004
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読者からの質問

出エジプト記 4章24-26節の出来事ではどんなことが起きたのでしょうか。だれの命が危険にさらされたのですか。

モーセが妻チッポラ,また息子のゲルショムおよびエリエゼルと共にエジプトに向かう途中で次の出来事がありました。「道の途中,宿り場でのこと,エホバは彼に会い,これを死に至らせるすべをしきりに求められた。ついにチッポラは火打ち石を取り,息子の包皮を切り取って,それを彼の両足に触れさせ,こう言った。『あなたはわたしにとって血の花婿だからです』。それでその者は彼を放して行かせた。このとき彼女が『血の花婿』と言ったのは,割礼のゆえであった」。(出エジプト記 4:20,24-26)この記述には明確でないところがあり,その意味を断定することはできません。それでも聖書は,これらの節の解明に役立つ手がかりを与えています。

この記述は,だれの命が危険にさらされたかを明示していません。しかし,それがモーセの命ではなかったとみなすのは当を得ています。モーセは,イスラエル人をエジプトから導き出す任務を神から与えられたばかりだったからです。(出エジプト記 3:10)その務めを果たしに行く途中でモーセの命が神のみ使いによって脅かされたとは考えにくいでしょう。ですから,脅かされたのは息子たちのどちらか一人の命だったのでしょう。それ以前にアブラハムに与えられた,割礼に関する律法の中で次のように述べられていました。「自分の包皮の肉に割礼を受けない無割礼の男子,そのような魂は民の中から断たれねばならない。その者はわたしの契約を破ったのである」。(創世記 17:14)モーセは息子に割礼を施すことを怠っていたものと思われます。そのため,その少年の命はエホバのみ使いによって脅かされました。

チッポラは,事を正そうとして息子の包皮を切り取った時,だれの足に触れたのでしょうか。無割礼のその息子を死に至らせる力のあった,エホバのみ使いです。ですから,チッポラが包皮をみ使いの足に触れさせ,契約に従った証拠としてそれを差し出したと考えるのは筋の通ったことでしょう。

「あなたはわたしにとって血の花婿……です」というチッポラの言い回しは一風変わっています。これはチッポラについてどんなことを示しているでしょうか。チッポラは,割礼の契約の要求に従うことにより,エホバとの契約関係にあることを認めました。後にイスラエル人と結ばれた律法契約は,契約の関係においてエホバを夫,その相手方を妻としてみなし得ることが示されました。(エレミヤ 31:32)したがってチッポラは,エホバに(神を代表するみ使いを通して)「血の花婿」と呼びかけることによって,自分が割礼の契約の条項に服していることを認めていたものと思われます。チッポラは,割礼の契約に関連して,あたかもエホバ神を夫とする妻としての立場を受け入れていたかのようでした。いずれにしても,神のご要求に対する従順をはっきり示すこの行動により,チッポラの息子の命はもはや危険にさらされることはありませんでした。

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