ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 塔08 9/15 32ページ
  • 読者からの質問

視聴できるビデオはありません。

申し訳ありません,ビデオをロード中にエラーが発生しました。

  • 読者からの質問
  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 2008
  • 関連する記事
  • 手を置く
    聖書に対する洞察,第2巻
  • 手と聖書
    エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1963
  • 異言をかたるのは真の崇拝のしるしですか
    エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1963
  • 異言を話すということは何を示しているか
    目ざめよ! 1975
もっと見る
エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 2008
塔08 9/15 32ページ

読者からの質問

使徒パウロはヘブライ人への手紙の中で,「手を置くこと」について述べています。これは,長老を任命するという意味ですか。それとも別の意味ですか。―ヘブ 6:2。

独断的なことは言えませんが,パウロは,霊の賜物を伝達するという意味で手を置くことについて述べていたようです。

確かに聖書は,神権的な任命に関連して手を置くことについて述べています。モーセはヨシュアを後継者として任命した際,「手を彼の上に置いた」,と記されています。(申 34:9)キリスト教の取り決めによれば,資格ある男子の任命は,手を置くことによって行なわれました。(使徒 6:6。テモ一 4:14)パウロは,だれかに性急に手を置くことがないよう忠告しています。―テモ一 5:22。

しかしパウロは,ヘブライ人のクリスチャンに対して,「初歩の教理」を離れ,『円熟に向かって進んでゆく』よう強く勧めてから,そうした教理の例として,「死んだ業からの悔い改め,また神に対する信仰,さまざまなバプテスマについての教えや手を置くこと」などを挙げています。(ヘブ 6:1,2)では,長老の任命は初歩の事柄にすぎず,クリスチャンはそこを離れて先へ進んでゆくべきだ,ということでしょうか。そうではありません。会衆の長老の職は,円熟した兄弟たちがとらえるべき目標であり,とらえた後も高く評価すべきものです。―テモ一 3:1。

しかし,手を置くことには別の意味もありました。西暦1世紀,エホバは生来のイスラエルを退け,霊的イスラエル,つまり油そそがれたクリスチャンの会衆を受け入れられました。(マタ 21:43。使徒 15:14。ガラ 6:16)異言などの霊の奇跡的な賜物は,そのことの裏付けとなりました。(コリ一 12:4-11)コルネリオとその家の者たちは,信者になった時に聖霊を受け,その証拠として,「いろいろな国語で話し」ました。―使徒 10:44-46。

そうした奇跡的な賜物は,手を置くことによって伝達される場合がありました。フィリポがサマリアで良いたよりを広めた時,多くの人がバプテスマを受けました。そこで統治体は,使徒であるペテロとヨハネを遣わします。なぜでしょうか。こう記されています。「それからふたりが[バプテスマを受けたばかりの人々]の上に手を置いてゆくと,彼らは聖霊を受けるようになった」。それは,彼らが霊の賜物を受けた,つまり他の人が見て分かる何らかの能力を付与された,という意味であったに違いありません。というのは,かつて魔術を行なっていたシモンがその様子を見て貪欲になり,金銭と引き換えにその力,つまり人に手を置くことにより,奇跡の起こる聖霊を与える力を得ようとしたからです。(使徒 8:5-20)後にエフェソスで12人がバプテスマを受けた時にも,こうしたことがあったと記されています。「パウロが彼らの上に手を置くと,聖霊が彼らに臨み,彼らはいろいろな国語で話したり預言したりするようになった」。―使徒 19:1-7。テモ二 1:6と比較してください。

ですからパウロは,ヘブライ 6章2節で,新しい信者に霊の賜物を伝達するという意味で,手を置くことについて述べていたようです。

    日本語出版物(1954-2026)
    ログアウト
    ログイン
    • 日本語
    • シェアする
    • 設定
    • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
    • 利用規約
    • プライバシーに関する方針
    • プライバシー設定
    • JW.ORG
    • ログイン
    シェアする