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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 2009
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ご存じでしたか

イスラエル人が占星術を行なった時,神はそれをどうご覧になりましたか。

占星術とは,星・月・太陽などの運行や天文現象を調べて人間生活にかかわる様々なことを知ろうとする占いです。地球が太陽の周りを回るにつれて,星座の見かけの位置が変化します。古代から,人々はそうした変化を観察し,それに大きな意味があると考えてきました。

占星術を考案したのは初期のバビロニア人である,と考えられています。バビロニア人は星や星座を崇拝の対象にしていました。イスラエル人も,真の崇拝からそれた時にそのような天体崇拝を行なうようになり,ユダのヨシヤ王の時代には国中に占星術が広まっていました。その事態を神がどうご覧になるかは明らかでした。それより幾世紀も前に,モーセの律法は星の崇拝を禁じ,違反者は死に処すようにと規定していたのです。―申命記 17:2-5。

ヨシヤ王は,ユダにおける宗教改革のために幾つかの施策を講じ,「太陽や月や黄道帯の星座や天の全軍のために」犠牲をささげることを禁止しました。聖書の記録によれば,ヨシヤがそうしたのは,『エホバに従って歩んで,そのおきてを守りたい』と願ったからです。(列王第二 23:3-5)これは,今日でも,「霊と真理をもって」神を崇拝したいと願う人の規範となっています。―ヨハネ 4:24。

使徒 28章11節に出てくる「ゼウスの子ら」とはだれのことですか。

「使徒たちの活動」の書によると,ローマに向かう使徒パウロがマルタからポテオリまで乗った船には「ゼウスの子ら」の船首像が付いていました。(使徒 28:11)そのような像は,古代の船員や旅人には馴染み深いものでした。

ギリシャとローマの神話によれば,ゼウス(ユピテルとも呼ばれる)にはレダとの間に双子の息子カストルとポリュクスがいました。それら「ゼウスの子ら」は,風と波を統御する力を持つ熟練した船乗りとみなされ,そのため船員の守護神としてあがめられるようになりました。船員たちはそれらの神に犠牲をささげ,嵐の際の保護を祈願しました。この双子の神は,“聖エルモの火”(嵐の時に船のマストにときおり生じる放電現象)のような形で姿を現わして保護すると広く信じられていました。

各地のギリシャ人とローマ人がカストルとポリュクスを崇拝していました。古代のある文献は,北アフリカのキレネ付近でのそうした崇拝に言及しています。「使徒たちの活動」の書に出てくる船は,そこからあまり遠くないエジプトのアレクサンドリアからの船でした。

[9ページの図版]

バビロニアの石碑。ナジマルタシュ王と星座が描かれている

[9ページの図版]

「ゼウスの子ら」の描かれたデナリ硬貨。西暦前114-113年

[9ページの図版のクレジット]

Stela: Réunion des Musées Nationaux/Art Resource, NY; coin: Courtesy Classical Numismatic Group, Inc./cngcoins.com

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