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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 2009
塔09 10/15 32ページ

聖書を研究するための時間を取り分けていますか

昨年,統治体は,会衆の集会の予定が調整されることを発表しました。この調整により,家族での聖書研究や討議に,もっと時間を充てられるようになりました。家族の頭である方は,妻や子どもとの有意義で定期的な聖書研究を司会するようにしましょう。子どものいない夫婦は,その時間を,二人で聖書を研究するために用いたいと思うことでしょう。家族の責任がない独身の兄弟姉妹も,個人として聖書研究を行なうためにその時間を活用することができます。

大勢の人が,晩に家族として崇拝のひとときを持つというこの取り決めに感謝を述べています。例えば,長老のケビンはこう書いています。「会衆のわたしたちの気持ちは,『感謝します』という言葉だけで表現できるようなものではありません。わたしたち長老は,空いた晩をどのように,統治体の願っているとおりに ― つまり,家族との研究に ― 用いるか,話し合っています」。

夫が長老である,ジョーディは,こう書いています。「私たちには,娘が3人います。15歳と11歳と2歳です。最近,家族で手話会衆に移動しました。すべての集会の予習をするには多くの時間と努力が要りますが,集会が調整された今では,一晩多く使えるので,家族での崇拝にも注意を傾けられるようになりました」。

正規開拓者として奉仕している夫婦,ジョンとジョアンも,こう書いています。「うちの家族の聖書研究は,よく散発的なものになっていました。会衆の様々な活動の合間を縫って行なわなければならなかったからです。この新たな取り決めは,わたしたち夫婦を霊的に元気づける,エホバからの贈り物です。その時間を期待されているとおりに用いるならば,元気づけられるのです」。

20代半ばの独身の兄弟,トニーは,火曜日の晩を個人研究のために取り分けています。会衆の集会の予習はほかの曜日にしていますが,「火曜日を特に楽しみにしています」と言い,その理由をこう説明します。「その晩はエホバとの特別な時間だからです。2時間ほどかけて,エホバとの関係を強める論題を研究します。研究の時間が増えたので,読んだ聖句についてじっくり考えることができます」。その結果,「エホバの助言が,以前よりも心に深く入るようになりました」。一例を挙げれば,「『洞察』の本でダビデとヨナタンとの友情について読んで,私心のないヨナタンから多くを学び,その模範から,真の友とはどういう人なのかが一層よく分かりました。これからも火曜日の晩にそのような宝を見つけてゆけるのが本当に楽しみです」。

エホバの僕すべては,有意義な聖書研究や家族での崇拝のために使えるようになった付加的な時間を活用することから,大きな益を受けてゆくに違いありません。

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