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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 2010
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ハラン ― 古代の活気あふれる都市

聖書に通じている人であれば,ハランという名を聞いただけですぐに,忠実な族長アブラハムのことを思い浮かべるでしょう。アブラハムは,妻のサラを連れて,また父親のテラや甥のロトと共に,ウルからカナンの地へと向かう途中,ハランに滞在しました。その地でアブラハムは多くの貨財を蓄えました。そして,父親が亡くなった後,まことの神の約束しておられた地へと旅を続けました。(創 11:31,32; 12:4,5。使徒 7:2-4)後にアブラハムは,最年長の僕をハランまたはその近辺へ遣わして,イサクのために妻を見つけさせました。アブラハムの孫に当たるヤコブも,多年にわたりそこに住みました。―創 24:1-4,10; 27:42-45; 28:1,2,10。

アッシリアのセナケリブ王がユダのヒゼキヤ王に突きつけた最後通告の中では,アッシリアの王たちによって征服された「諸国民」の一つとしてハランが挙げられています。ここで言う「ハラン」は,その都市だけでなく,その周囲の地域をも指していました。(王二 19:11,12)エゼキエルの預言の中ではティルスの主な交易相手の一つとされており,この点はハランが重要な商業中心地としての役割を果たしていたことの確証となっています。―エゼ 27:1,2,23。

ハランは,今ではトルコ東部のシャンルウルファの近くにある小さな町にすぎません。とはいえ,古代においては,まさしく活気あふれる都市でした。聖書中で用いられている名称が今なお残っている,数少ない古来の居住地の一つです。アッシリア語でのハッラーヌという名には「道路」もしくは「隊商路」という意味もあることから,ハランは大都市間を結ぶ主要な通商路に位置していたことがうかがえます。ハランで発掘された碑文によると,ハランの月の神であったシンの神殿で女大祭司を務めていたのは,バビロンのナボニドス王の母親でした。ナボニドスがその神殿を復興させた,と伝えられています。その後ハランは,様々な帝国の興亡を目の当たりにしました。

今日,ハランは,かつてとはすっかり異なる様相を呈しています。古代のハランは,特に幾つかの時代には,高度に発達した重要な都市でした。しかし,現代のハランには,丸屋根の家の集落があるだけです。周囲には古代文明の遺跡が幾つもあります。神のお造りになる新しい世では,アブラハムやサラやロトなど,かつてハランに住んでいた多くの人が復活してきます。きっとそれらの人は,活気あふれる都市だった古代のハランについて,もっと多くのことを話してくれることでしょう。

[20ページの図版]

ハランの遺跡

[20ページの図版]

丸屋根の家々

[20ページの図版]

今日のハランの全景

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