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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 2011
塔11 1/1 9–11ページ

エデンはあなたにも関係があります

エデンに関する記述に対して一部の学者が唱える異議の中でも特に驚くべきものは,聖書のほかの部分による裏づけがない,という主張です。例えば,宗教学教授ポール・モリスは,「聖書中のその後の記述で,エデンの話に直接言及している箇所は一つもない」と書いています。その主張は,様々な“専門家”の賛同を得ているとしても,事実とは正反対です。

聖書は実際に,エデンの園,アダム,エバ,蛇に何度も言及しています。a しかし,少数の学者たちのそうした誤りも,はるかに大規模で広範に及んでいる誤りに比べれば,取るに足りません。宗教指導者や聖書批評家たちは,エデンの園に関する創世記の記録を疑うことにより,実際には聖書そのものに総攻撃を加えているのです。どうしてそう言えるでしょうか。

エデンでの出来事を理解することは,聖書中のそのほかの箇所を理解するのに不可欠です。例えば,神の言葉は,人間の抱く最も深遠で重要な疑問に対する答えを見いだす助けとなるように書かれています。そうした疑問に対する聖書の答えは,多くの場合,エデンの園での出来事と関連があります。その幾つかの例を挙げましょう。

● 人間が年老いて死ぬのはなぜか。アダムとエバは,エホバに服し続けている限り,永久に生きることができました。反逆した場合にのみ,死ぬことになっていたのです。反逆したその日に,二人の老化と死の過程が始まりました。(創世記 2:16,17; 3:19)完全性を失ったため,子孫には罪と不完全さしか伝えることができませんでした。それで聖書は,「一人の人を通して罪が世に入り,罪を通して死が入り,こうして死が,すべての人が罪をおかしたがゆえにすべての人に広がった」と説明しています。―ローマ 5:12。

● 神はなぜ悪を許しているのか。エデンの園でサタンは神をうそつき呼ばわりし,神がご自分の創造した者に良いものを与えないでいるかのように言いました。(創世記 3:3-5)そのようにして,エホバの支配の仕方の正当性に疑問を投げかけたのです。アダムとエバはサタンに従う道を選んだゆえに,サタンと同じようにエホバの主権を退けました。事実上,『人間は善悪を自分で決めることができる』と主張したことになります。エホバはその完全な公正と知恵により,そうした挑戦に対して正しく返答する方法が一つしかないことをご存じでした。時が経つのを許し,人間に,自分たちの選択どおり自分たちを治める機会をお与えになったのです。その結果,サタンの継続的な影響もあって生じた悪により,偉大な真理が次第に明らかになりました。すなわち,人間には神の助けを受けずに自分たちを統治する能力がない,という真理です。―エレミヤ 10:23。

● 地球に対する神の目的は何か。エホバはエデンの園を全地のための美の基準とされました。アダムとエバに,その子孫で地を満たして『それを従わせる』ようお命じになったのは,地球全体にエデンと同じほどの美と調和を行き渡らせるためでした。(創世記 1:28)ですから,地球に対する神の目的は,地球をアダムとエバの子孫から成る完全で一致した家族の住む楽園にすることです。聖書の多くの箇所で,そうした本来の目的を成し遂げるための神の手段のことが述べられています。

● イエス・キリストはなぜ地に来たのか。エデンの園での反逆の結果,アダムとエバおよびその子孫すべてに死の宣告が下されましたが,神は愛情深くも希望をお与えになりました。そして,み子を地に遣わし,み子が聖書で言う贖いとなるようにされました。(マタイ 20:28)それはつまり,イエスが「最後のアダム」となり,アダムが果たし損なったことを首尾よく果たしたということです。イエスは,エホバに従順であり続けることにより,人間としての完全な命を保ちました。そして,その命を惜しみなく,贖いつまり犠牲として与えることにより,忠実な人間すべてが罪の許しを受けて命を得られるようにしました。その命とは,アダムとエバが罪を犯す前にエデンで享受していたような命です。(コリント第一 15:22,45。ヨハネ 3:16)こうしてイエスは,この地球をエデンのような楽園に変えるというエホバの目的が実現することを確実にしたのです。b

神の目的は,漠然としたものではなく,また神学上の抽象的な概念でもありません。現実のものです。エデンの園は本物の動物や人間のいる,この地球上の実在の場所でした。エデンの園が実在していたのと同じく,将来に関する神の約束も,確かなもの,現実のものであり,間もなく実現します。それはあなたの将来,あなたの現実となるでしょうか。そうなるかどうかはあなた次第です。神は,できるだけ多くの人に,さらには罪を犯した人にさえ,そのような将来を望んでおられます。―テモテ第一 2:3,4。

イエスは死を迎えようとしていた時,道をひどく誤ってしまったある男の人に語りかけました。その人は犯罪者で,自分が処刑されて当然の者であることを知っていました。それでも慰めを,また希望を求めてイエスに頼りました。それに対してイエスは,「あなたはわたしと共にパラダイスにいるでしょう」と言いました。(ルカ 23:43)イエスは,パラダイスでその元犯罪者と再会すること ― つまり,その人が復活してきてエデンのような楽園で永久に生きる機会を与えられること ― を望んでいます。そうであれば,あなたにも同じ祝福があることを望んでいるのではないでしょうか。もちろんそうです。イエスの父もそう望んでおられます。あなたもご自身のためにそのような将来を望むのであれば,エデンの園をお造りになった神について学ぶために,できる限りのことをなさってください。

[脚注]

a 例えば,創世記 13章10節,申命記 32章8節,サムエル第二 7章14節,歴代第一 1章1節,イザヤ 51章3節,エゼキエル 28章13節,31章8,9節,ルカ 3章38節,ローマ 5章12-14節,コリント第一 15章22,45節,コリント第二 11章3節,テモテ第一 2章13,14節,ユダ 14節,啓示 12章9節をご覧ください。

b キリストの贖いの犠牲について詳しくは,エホバの証人の発行した「聖書は実際に何を教えていますか」という本の第5章をご覧ください。

[10ページの囲み記事/図版]

聖書全体を貫く預言

「わたしは,お前[蛇]と女との間,またお前の胤と女の胤との間に敵意を置く。彼はお前の頭を砕き,お前は彼のかかとを砕くであろう」。―創世記 3:15。

これは,聖書にある最初の預言で,神がエデンで語られたものです。その預言の中の女,女の胤,蛇,蛇の胤は,それぞれだれを表わしているでしょうか。予告された「敵意」はどのような形で表われるのでしょうか。

蛇

悪魔サタン。―啓示 12:9。

女

天使たちから成る,エホバの組織。(ガラテア 4:26,27)イザヤはこの「女」に言及し,その者が将来一つの霊的国民を産み出すことを予告した。―イザヤ 54:1; 66:8。

蛇の胤

サタンに従うことを選んだ者たち。―ヨハネ 8:44。

女の胤

主要な者は,エホバの組織の天的な部分から来たイエス・キリスト。この「胤」には,天でキリストと共に支配するその霊的な兄弟たちも含まれる。これら油そそがれたクリスチャンは,「神のイスラエル」という霊的な国民を構成する。―ガラテア 3:16,29; 6:16。創世記 22:18。

かかとを砕かれる

メシアが痛烈な一撃を加えられること。しかし,その害は恒久的なものではない。サタンはイエスを地上で死に至らせることに成功したが,イエスは復活した。

頭を砕かれる

サタンが致命的な一撃を加えられること。イエスはサタンを永久に消滅させる。しかしその前に,サタンによりエデンで始められた悪を一掃して,元の良い状態にする。―ヨハネ第一 3:8。啓示 20:10。

聖書の中心的なテーマについて概観したい方は,エホバの証人の発行した「聖書 ― どんなメッセージを伝えていますか」という冊子をご覧ください。

[11ページの図版]

アダムとエバは罪を犯し,その悲惨な結果に苦しんだ

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