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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 2011
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神の言葉 聖書から学ぶ

神の律法を守ればどんな益がありますか

この記事は,多くの方の抱く疑問を取り上げて,聖書のどこに答えがあるかを示します。エホバの証人は,その答えについてご一緒に話し合いたいと思っています。

1. 神に従うべきなのはなぜですか

神に従うのは全く正しいことです。神はわたしたち人間を創造した方だからです。イエスでさえいつも神に従いました。(ヨハネ 6:38。啓示 4:11)わたしたちは,神の律法を守ることによって,神を愛していることを証明できます。―ヨハネ第一 5:3を読んでください。

エホバ神の律法はどれも皆,わたしたちの益になります。どうすれば今,最善の生き方ができるか,またどうすれば将来,永遠の報いが得られるかを教えているからです。―詩編 19:7,11; イザヤ 48:17,18を読んでください。

2. 神の律法を守れば,健康面でどんな益がありますか

酩酊を禁じる神の律法を守れば,命を危うくしかねない病気にかかったり事故に遭ったりしないで済みます。お酒を飲み過ぎると,依存症になったり,愚かな行ないをしたりしかねません。(箴言 23:20,29,30)エホバはわたしたちに,お酒を飲むことを許しておられますが,それは節度を保って飲む場合だけです。―詩編 104:15; コリント第一 6:10を読んでください。

エホバはまた,ねたみや制御されない怒りなどの有害な精神態度を持たないよう警告しておられます。そうしたアドバイスに従えば従うほど,健康面での益が得られます。―箴言 14:30; 22:24,25を読んでください。

3. 神の律法に従えば,どのように身の守りとなりますか

神の律法は,配偶者以外の人との性行為を禁じています。(ヘブライ 13:4)この律法に従う夫婦は,より安心でき,子どものためにより良い環境作りができます。一方,配偶者以外の人と性関係を持つと,病気,離婚,暴力,感情面でのトラウマ,ひとり親家庭という結果に至る場合が少なくありません。―箴言 5:1-9を読んでください。

わたしたちは,配偶者以外の人と性関係を持つよう誘惑される状況を避けることにより,神との友のような関係を守れますし,他の人に害を及ぼさずにも済みます。―テサロニケ第一 4:3-6を読んでください。

4. 命を貴ぶなら,どんな益がありますか

神からの賜物である命を貴ぶ人は,喫煙その他の,命を脅かすような依存症を断つことにより,健康面で益を受けます。(コリント第二 7:1)神は,発育中の胎児の命さえ貴重なものとみなされます。(出エジプト記 21:22,23)ですから,胎内の子どもの命を故意に奪うべきではありません。また,命に対する神の見方を尊重する人は,職場でも,家庭でも,さらには自動車を運転する時にも,安全対策を講じます。(申命記 22:8)それだけでなく,命は神からの賜物なので,命を危険にさらすようなスポーツはしません。―詩編 36:9を読んでください。

5. 血の神聖さを貴ぶなら,どんな益がありますか

血は神聖なものです。それは神が,血は生き物の命つまり魂を表わすと言われたからです。(創世記 9:3,4)神の律法は血を命と同等の価値を持つものとしています。その律法に基づいて,神は人間の罪が許されるようにしてくださいました。―レビ記 17:11-13; ヘブライ 9:22を読んでください。

完全な人間だったイエスの血は特別に貴重なものでした。イエスは人類のために命を犠牲にした後,流した血の価値つまり命の価値を神に差し出しました。(ヘブライ 9:12)それによって,わたしたちは永遠に生きることが可能になったのです。―マタイ 26:28; ヨハネ 3:16を読んでください。

詳しくは,この本の第12章と第13章をご覧ください

聖書は実際に何を教えていますか

発行: エホバの証人

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