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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 2012
塔12 1/1 5–6ページ

アブラハム ― 信仰の人

夜の静けさの中,アブラハムが外に立ち,満天の星空を見上げています。そうしていると,自分の子孫がそれら星の数と同じくらい多くなるという神の約束について考えずにはいられません。(創世記 15:5)アブラハムにとって星は,エホバの約束を思い起こさせてくれる,目に見えるしるしであり,その約束が果たされるという保証でもあります。エホバは,この広大な宇宙とその中のすべての物を創造する力を有しておられるゆえに,アブラハムとサラが子どもを持てるようにすることも必ずおできになるのです。アブラハムはそのような信仰を抱いています。

信仰とは何か。聖書で言う「信仰」とは,見えない物事に対する強い信念のことです。そうした信念は,確かな証拠に基づくものです。エホバ神に対する信仰を抱いている人は,その約束の成就に思いを向けます。成就したも同然という確信を抱いてそうするのです。

アブラハムは信仰をどのように示したか。アブラハムは,神の約束を信じていることを身をもって示しました。信仰により,エホバが約束どおり別の土地を示してくださるとの確信を抱いて,故郷を後にしました。信仰により,自分の子孫がついにはカナンの地を所有することになるとの確信を抱いて,その地で放浪の生活を送りました。また信仰により,必要ならエホバがイサクを復活させてくださるとの確信を抱いて,従順にイサクを犠牲としてささげようとしました。―ヘブライ 11:8,9,17-19。

アブラハムは,過去ではなく将来に思いを向けました。アブラハムとサラにとって,カナンでの生活よりもウルでの生活のほうが快適だったかもしれませんが,二人は「自分たちが去った国について考え続けたりはしませんでした」。(ヘブライ 11:15,「今日の英語訳」)そうはせず,神が自分たちと将来の子孫をどのように祝福してくださるか,ということに思いを向けたのです。―ヘブライ 11:16。

アブラハムの信仰は,十分に根拠のあるものだったでしょうか。そのことに疑問の余地はありません。エホバは約束をすべて守られました。アブラハムの子孫は次第に増加して,イスラエルと呼ばれる国家になりました。やがてイスラエル人は,エホバがアブラハムに約束しておられた土地,カナンの地に住むようになりました。―ヨシュア 11:23。

どんな教訓が得られるか。わたしたちは,エホバが約束を守られるということを確信できます。たとえ人間的な観点からはあり得ないように思えるとしても,『神にとってはすべてのことが可能である』と信じています。―マタイ 19:26。

アブラハムの模範から,物事がかつてはどうだったかにではなく,将来どんなことを楽しめるかに思いを向けるべきことも学べます。ジェイソンという男性も,そのようにしています。この人は,やがては全身が麻痺してしまう,消耗性の病気にかかっており,こう述べました。「正直言って,過去のことを考えてしまう時があります。妻のアマンダを抱き締めるといった,ちょっとしたことができなくて,とても残念に思います」。

それでもジェイソンは,エホバがご自分の約束を果たされるという確固とした信仰を抱いています。その約束には,この地球が間もなく楽園となり,忠実な人々が完全な健康体で永遠に生きられるようになる,という約束も含まれています。a (詩編 37:10,11,29。イザヤ 35:5,6。啓示 21:3,4)ジェイソンはこう言います。「最も良い時代はこれから来る,と自分に言い聞かせています。もう少ししたら,ストレスも,思い煩いも,悲しみも,罪悪感もすべて終わり,永久になくなるのです」。まるでアブラハムのような信仰です。なんと立派な模範でしょう。

[脚注]

a 将来の地上の楽園について詳しくは,エホバの証人の発行した「聖書は実際に何を教えていますか」という本の第3章,第7章,第8章をご覧ください。

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