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聖書は人の生き方を変える

「司祭になることを夢見ていました」

ロベルト・パチェコ

  • 生まれた年: 1957年

  • 生まれた国: メキシコ

  • かつては: 神学校の学生で,気性が激しかった

過去の歩み:

わたしは,テスココという小さな町で生まれました。当時その町の街路は,大半が舗装されておらず,ほこりっぽい状態でした。近くの村の人々が売り物をロバの背に積んで町にやって来るのを,よく見かけました。うちは子どもが9人いて非常に貧しく,わたしは上から7番目でした。父は,グァラチェス(素朴な皮サンダル)の修理をして生計を立てていましたが,わたしが7歳の時に亡くなりました。以来,母が苦労しながら家族を養ってくれました。

祖父はバイオリニストで,クラシックの宗教音楽を専門とするオーケストラの指揮者でした。家族のほぼ全員が何らかの楽器を演奏できました。母は教会の聖歌隊で歌い,叔父はオペラ歌手またピアニストで,親族はみな熱心なカトリック教徒でした。わたしは,ミサの時に侍者を務め,宣教師になることを夢見ていましたが,空手映画のファンでもあったので,そうした映画を見ているうちに暴力的な性格になってゆきました。

わたしは,プエブラにある,神学校も兼ねた宗教系の学校に入りました。目標はカトリックの司祭になることでしたが,卒業する前の年に,カトリック教会に幻滅してしまいました。ある若い修道女に言い寄られ,その誘惑は退けたものの,結婚したいと思うようになったため,また司祭たちの偽善的な生活を目にしたためです。それで結局は,司祭になるという目標を捨てました。

カトリック教会でミサの時に侍者を務め,宣教師になることを夢見ていましたが,空手映画のファンでもあったので,暴力的な性格になってゆきました

その後,メキシコシティーの国立音楽学校で音楽を学ぶことにしました。卒業後,結婚し,やがて子どもが4人になりました。わたしはカトリック教会のミサで歌う仕事をして家族を養いました。

結婚生活には最初から問題がありました。妻とわたしは互いに対して暴力的でした。主な原因は嫉妬心にありました。最初は口論するだけでしたが,やがて互いに手を上げるようになり,とうとう,結婚して13年後に別居し,そして離婚しました。

聖書によってどのように生き方が変わったか:

初めてエホバの証人と出会ったのは,妻と別居する前のことでした。証人たち二人がうちの戸口を訪れて,聖書についての話し合いを勧めてくれたのです。わたしは,宗教のことならかなり知っているつもりだったので,その人たちが間違っていることを証明しようとして,答えられないだろうと思った難しい質問を幾つか投げかけました。しかし驚いたことに,どの質問に対しても聖書に基づくもっともな答えが返ってきました。わたしは自分がいかに無知だったかに気づきました。とはいえ,妻が証人たちに対して大変失礼な態度を取り,わたしも非常に忙しかったので,二人は訪ねて来なくなりました。

その5年後,別の女性エルビラと暮らしていた時に,エホバの証人と再び出会いました。エルビラが反対しなかったので,今回は証人たちと定期的に聖書を研究できるようになりました。とはいえ,それまでの生活を改めるには数年かかりました。

わたしは,心をこめてエホバを崇拝することを望むのであれば幾つかの大きな変化を遂げる必要がある,ということに気づきました。まずは,カトリック教会のミサで歌うという仕事を辞めて,生計を立てるために別の仕事を見つけなければなりませんでした。(啓示 18:4)また,エルビラとの関係を合法的なものにする必要もありました。

しかし,一番難しかったのは,かっとなりやすい気性を抑えることでした。二つの聖句が特に助けになりました。詩編 11編5節には,エホバは暴力を憎まれるとあり,ペテロ第一 3章7節には,エホバに祈りを聞いていただきたいなら,妻に敬意のこもった接し方をしなければならないとあります。こうした聖句をよく思い巡らし,エホバの助けを祈り求めつつ,次第に自分の気性を抑えられるようになりました。

聖書には,エホバに祈りを聞いていただきたいなら,妻に敬意のこもった接し方をしなければならないとあります

どんな益を受けたか:

今は,家族で幸福に暮らしています。わたしは,最初の妻との間に生まれた息子たちとの関係を修復することと,現在の家族が強い信仰を保てるよう助けることに努力を傾けています。

子どもの頃,司祭になって人々を助けることを夢見ていましたが,現在の生活は本当に有意義なものになっていると思います。今は,音楽を教える仕事をして家族を養っています。わたしは,エホバがわたしに,変化してより良い人間になる機会を与え,辛抱強さを示してくださったことに深く感謝しています。

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