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  • 進歩を目指して「あなたの足の行路を平らに」してください
  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 2014
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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 2014
塔14 6/15 3–6ページ
障害物があちこちに置かれている道

進歩を目指して「あなたの足の行路を平らに」してください

西暦前537年,神の民がバビロンを離れてエルサレムに戻る時のことです。エホバは彼らが通る道に関心を示されました。そしてこう告げます。「民の道を整えよ。土を盛り上げよ,土を盛り上げて街道を作れ。石を取り除け」。(イザ 62:10)この命令にユダヤ人たちがどのように従ったか,考えてみてください。先発隊が,恐らく凸凹道をならすなどして,道を整えたことでしょう。そうすることは,その後に続いたユダヤ人たちが故国に帰還する助けになったに違いありません。

霊的な目標を達成するためのわたしたちの道筋も,ユダヤ人たちが通った道のようです。エホバは,すべての僕たちが不必要なことに妨げられずにその道筋を歩むよう願っておられます。そして,み言葉を通して,「あなたの足の行路を平らにせよ。あなたのすべての道が堅く据えられるように」と勧めておられます。(箴 4:26)若い人もそうでない人も,このアドバイスから益を得ることができます。

良い決定をして道を整える

「若者の美しさはその力……である」と聖書は述べています。(箴 20:29)一般に若者は,元気で頭の回転が速く,成功したいという強い意欲があります。若い人たちの能力や才能を目にする大人は,可能性を十分に発揮してほしいと思います。若い人は,エホバへの奉仕に自分の才能や能力を用いるなら,本当に幸福になります。

とはいえ,若い兄弟姉妹の才能や能力は,世でも高く評価されています。学校の成績が優秀なら,進路指導教員や担任の先生,同級生などから,この事物の体制で成功するために高等教育を目指すよう圧力を受けるかもしれません。スポーツの才能があれば,スカウトされるかもしれません。そのような状況に置かれたことはありますか。あるいは,そのような圧力に直面している人を知っていますか。では,クリスチャンが賢い決定をするうえで,何が助けになるでしょうか。

それは,聖書の教えです。聖書の教えは,わたしたちが最善の道を歩むのを助けてくれます。伝道の書 12章1節には,「あなたの若い成年の日にあなたの偉大な創造者を覚えよ」とあります。若い人もそうでない人も「偉大な創造者を覚え(る)」には,どうすればよいでしょうか。

西アフリカのエリックaについて考えてみましょう。エリックはサッカーが大好きで,15歳の時には,ナショナルチームのメンバーでした。しばらくすれば,ヨーロッパで最高の訓練を受けてプロの道に進めるはずでした。しかし,「偉大な創造者を覚えよ」とのアドバイスがエリックを動かします。どのようにですか。また,この経験から,若い人たちは何を学べるでしょうか。

エリックは在学中,エホバの証人と聖書を学び,創造者が人類の諸問題を完全に解決することを知るようになりました。また,自分の時間やエネルギーを,神のご意志を行なうために用いることの大切さも理解しました。それでエリックは,プロへの道を断念し,バプテスマを受けて霊的な活動に専念しました。やがて,奉仕の僕に任命され,後に独身の兄弟のための聖書学校に招待されました。

プロの道を進んでいたら,富や名声を得られたかもしれません。しかしエリックは,次の聖書の言葉の真実さを理解していました。「富んだ人の貴重なものはその強固な町。それらはその人の想像の中で保護の城壁なのである」。(箴 18:11)物質の富によって安心が得られるように思えても,その安心は幻想にすぎません。さらに,富をひたすら追い求める人たちは,「多くの苦痛で自分の全身を刺(す)」ことになります。―テモ一 6:9,10。

うれしいことに,全時間奉仕を始めた多くの若い兄弟姉妹は,喜びや安心感を見いだしています。エリックはこう言います。「わたしはエホバの全時間奉仕者という大きな“チーム”に加わっています。これ以上のチームはありません。真の幸福と成功への唯一の道を示してくださったエホバに,感謝しています」。

あなたはどうですか。世での目標を追い求めるのではなく,エホバにいっそう仕えられる道を歩むことができますか。開拓者になるために頑張ってみませんか。―「大学では得られない益を得る」という囲み記事を参照。

自分の道から障害となるものを取り除く

米国支部を訪れたあるクリスチャンの夫婦は,ベテル奉仕者が本当に幸福であることを知りました。「それまでわたしたち夫婦は,今の生活に満足していました」と,姉妹は書いています。それでこの夫婦は,より大きな奉仕の特権のために時間や体力を用いようと決めました。

この夫婦は一時,生活を変化させるのは難しい,と感じました。しかしある日,その日の聖句だったヨハネ 8章31節について考えました。それはイエスが述べた,「わたしの言葉のうちにとどまっているなら,あなた方はほんとうにわたしの弟子で(す)」という言葉です。二人は,イエスの真の弟子には犠牲が求められることに気づき,「生活を簡素にするためにどんな犠牲を払うとしても,それには価値がある」と考えました。それで,大きな家を売り,不要な物を処分し,援助の必要な会衆に移動しました。現在では開拓奉仕だけでなく,王国会館建設の援助や地域大会での奉仕を行なっています。こうした変化について,この夫婦はどう感じているでしょうか。こう述べています。「エホバの組織が励ましている簡素な生活を送ると,想像以上の素晴らしい喜びが得られます」。

霊的な進歩を目指す道にとどまる

ソロモンは次のように書きました。「あなたの目はまっすぐ前方を見るべきである。あなたの輝く目は自分の前をまっすぐ見つめるべきである」。(箴 4:25)この言葉から何が分かりますか。エホバにいっそう仕えられる道に焦点を合わせていなければならない,ということです。霊的な目標を定めて達成するうえで障害となるものは,避けるべきです。

1. 霊的な目標を達成するため,若い力を用いているエホバの証人たち。2. 障害物がきれいに取り除かれた道

あなたは,どんな霊的な目標を定めることができますか。例えば,全時間奉仕を始めるのはどうでしょうか。あるいは,近隣に,区域が広くて経験ある伝道者が必要な会衆があれば,そこに移動するのも良いかもしれません。ある会衆は,伝道者の数は多くても,長老や奉仕の僕の数が十分ではありません。どの会衆が援助を必要としているか,巡回監督に尋ねることができます。もっと遠い場所で奉仕したいなら,遠方の会衆に関する情報を求めることができるでしょう。b

イザヤ 62章10節について,もう一度考えましょう。先発隊は神の民が故国に帰還できるよう,道を整えるために一生懸命に働いたことでしょう。霊的な目標を達成しようと頑張っている皆さん,あきらめないでください。神の助けを得て,あなたも目標に到達できます。自分の前にある障害物を取り除くよう努力し,エホバに引き続き知恵を祈り求めてください。そうすれば,「足の行路を平らに」するのをエホバがどのように助けてくださるかが分かるでしょう。―箴 4:26。

a 名前は変えてあります。

b 「エホバのご意志を行なうための組織」の111-112ページを参照。

大学では得られない益を得る

フラビア

フラビアは幼いころ,エホバの証人の祖母から聖書について聞いていました。しかし,教職にあった父親は,娘が自然への興味を抱き,高等教育を受けたいとの願いを持つように育てました。「地球を破滅から救えるのは,君たちの世代だ」と言う人もいました。父親の支援を得て,名門大学に進学したフラビアは,クリーン燃料の開発研究に取り組みます。

フラビアは間もなく,多くの学生が『地球を救う』ことに全く関心がないのに気づきました。また,大学でのある研究には,企業からの資金提供が必要だったため,研究者たちは公平さを欠き,そうした企業に有利になるよう事を進めました。フラビアは悩みました。そうした中,エホバの証人の訪問を受け,聖書が神や将来について述べる事柄に再び関心を抱くようになりました。

フラビアは聖書の真理を受け入れ,バプテスマを受けました。しかし,大学院での学位を取得するために研究を続けていたので,良いたよりの伝道に費やす時間は限られていました。ある日,ヤコブ 4章17節を取り上げた巡回監督の話を聞きました。こういう聖句です。「正しいことをどのように行なうかを知っていながら行なわないなら,それはその人にとって罪なのです」。この聖句を読んで,フラビアは自分の状況を吟味するようになりました。こう言っています。「わたしは,エホバからの祝福を願いながら,科学者として成功したいとも思っていました。でも,どちらかに決めなければなりませんでした」。

フラビアは大学をやめることにしました。その決定を後悔しているでしょうか。こう述べています。

「エホバに仕えることから,大学では得られない益を得てきました。エホバはわたしに優しくしてくださいました。わたしが親切や愛を示したり,他の人を霊的に援助したりできるよう教えてくださいました。わたしは,幸福な結婚生活を送っていますし,科学では実現できない,はるかに素晴らしい将来の希望も得ています。地球を救えるのは,エホバだけです。この方に背を向けることは絶対にしたくありません」。現在フラビアは夫と共に,ニューヨークにあるエホバの証人の世界本部で奉仕しています。

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