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  • 親の皆さん ― お子さんを牧しましょう
  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 2014
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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 2014
塔14 9/15 17–21ページ
「ものみの塔」誌をじっと見ている十代の娘を,両親がそばで眺めている

親の皆さん ― お子さんを牧しましょう

「あなたは自分の羊の群れの様子をはっきり知っておくべきである」。―箴 27:23。

どのように答えますか

  • 親が牧者のようになることには,何が関係していますか

  • 親が子どもたちを霊的に養ううえで,何が助けになりますか

  • 多くの若者は家族の崇拝について,どんな感謝の言葉を述べていますか

1,2. (イ)イスラエルの羊飼いにはどんな責任がありましたか。(ロ)親はどんな点で羊飼いに似ていますか。

古代イスラエルの羊飼いの生活は楽ではありませんでした。暑さや寒さに耐えるだけでなく,羊たちを捕食動物や略奪者から守らなければなりませんでした。羊をいつも調べ,病気の羊や怪我をした羊がいれば,手当てをしました。特に注意を向けたのは子羊です。傷つきやすく,おとなの羊のように強くないからです。―創 33:13。

2 クリスチャンである親の皆さんも,羊飼いのような特質を示さなければなりません。親には,「エホバの懲らしめと精神の規整とをもって」子どもを育てる責任があるのです。(エフェ 6:4)それは簡単な仕事でしょうか。そうではありません。子どもはサタンが助長する考えに絶えずさらされています。それに加え,子ども自身の不完全な傾向があります。(テモ二 2:22。ヨハ一 2:16)では,お子さんをどのように助けることができますか。これから,子どもたちを牧するためにできる事柄を3つ取り上げましょう。それは,(1)子どもを知ること,(2)子どもを養うこと,(3)子どもを導くことです。

子どもを知る

3. どうすれば,お子さんの様子をはっきり知ることができますか。

3 良い羊飼いは羊を一匹一匹注意深く調べます。羊が健康かどうかを確認したいからです。聖書には,「自分の羊の群れの様子をはっきり知っておくべきである」と記されています。(箴 27:23)親の皆さんも,「群れの様子」,つまりお子さんの様子をはっきり知りたいと思っておられるでしょう。そのためには,子どもの行動に注意を払い,子どもの考えと気持ちを知らなければなりません。どうすればよいのでしょうか。子どもと頻繁に会話することです。

4,5. (イ)どんな実際的な提案を当てはめれば,子どもは親に自分の気持ちを話すかもしれませんか。(冒頭の写真を参照。)(ロ)親としてあなたは,お子さんが自分の気持ちを話せるように,どんな工夫をしてきましたか。

4 親の中には,子どもが十代になるとコミュニケーションが難しくなる,と言う人もいます。そうした年齢の子どもは自分の考えや気持ちを話したがらないようです。どうすればよいでしょうか。真面目な話を長々と聞かせるのではなく,子どもがくつろいでいる時を活用してください。(申 6:6,7)散歩,ドライブ,ゲーム,家の雑用などを一緒にする工夫ができるかもしれません。そのような時であれば,お子さんは気軽に自分の考えや気持ちを話すかもしれません。

5 それでもお子さんが話したがらないなら,どうしますか。別の方法を試してみましょう。例えば,今日はどんなことがあったのかと聞く代わりに,あなたの一日について話してみます。そうすると,お子さんは自分のことを何か話すかもしれません。あるいは,ある問題に関する子どもの意見を知りたければ,それを直接聞くのではなく,その問題について友達はどう思っているかを子どもに尋ねることができます。それから,友達にどんなアドバイスをしたいと思うか,聞いてみます。

6. お子さんが,親はいつも自分のために時間を取ってくれるし親とは話しやすい,と思えるようにするため,親はどうすることができますか。

6 子どもが,親はいつも自分のために時間を取ってくれるし親とは話しやすい,と思っているなら,親に自分の気持ちを喜んで話すでしょう。逆に,親はいつも忙しくて話ができない,と思っていると,子どもは問題があっても打ち明けないでしょう。では,どうしたら話しやすい親になれるでしょうか。「話があるならいつでも聞くよ」と言うだけでは不十分です。十代の若者たちは,親が問題を軽く見たり過剰な反応を示したりしない,と確信している必要があります。この点に関して,良い手本を示している親は少なくありません。19歳のケーラはこう言っています。「父には何でも話せます。話を遮ることはありませんし,わたしを裁くこともありません。よく話を聞いてくれます。それから必ず,最高のアドバイスを与えてくれます」。

7. (イ)親はデートのような問題について話し合う際,どのように極端を避けることができますか。(ロ)親はどのように,子どもをいらだたせることがありますか。

7 デートのような,慎重な扱いを要する問題について話すときでも,危険について警告しようとするあまり,問題の正しい扱い方を教え損なうことがないよう,注意しなければなりません。例えば,レストランに行ってメニューを見ると,食中毒に関する警告しか書かれていなかったとしましょう。どうするでしょうか。そのレストランからすぐに出て,別の店を探すのではないでしょうか。お子さんも,あなたにアドバイスを求めに来たのに,厳しい警告の並んだ“メニュー”しか見せられなかったとしたら,同じような反応を示すでしょう。(コロサイ 3:21を読む。)ですから,極端にならないようにしましょう。エミリーという若い姉妹は,こう述べています。「両親はデートについて話す時,マイナス面だけを強調しません。人のことをよく知ってから結婚相手を決めるのはとても楽しいことだね,と言ってくれます。おかげでわたしは,デートについて気兼ねなく親に話せます。どんな人とデートしたいと思っているかも,親に隠したりせず,親に知ってほしいと思います」。

8,9. (イ)子どもの話を遮らずに聞くことには,どんな益がありますか。(ロ)子どもの話に耳を傾けたことが良い結果につながった経験を述べてください。

8 ケーラが述べたように,辛抱強く子どもの話を聞くなら,話しやすい親であることを示せます。(ヤコブ 1:19を読む。)ひとり親のカティアという姉妹はこう言います。「これまで,娘に対する辛抱が本当に足りませんでした。娘が話をしている時も,最後まで言わせませんでした。ひどく疲れているときがそうでしたし,子どもに煩わされたくない,という思いもありました。でも接し方を変えたので,娘も変わりました。以前よりずっと協力的になりました」。

父親が十代の娘の話に耳を傾けている

子どもを知るために,話に耳を傾ける(3-9節を参照)

9 ロナルドという名の父親も,十代の娘のことで同様の経験をしました。こう述べています。「学校の男の子が好きになったと聞いて,最初は本当に腹が立ちました。でも,エホバがご自分の僕たちに辛抱強さと道理にかなった態度を示されたことを考え,事態を正す前に,時間を取って娘の気持ちを聞くほうがよいと思いました。そうして本当によかったと思います。娘の気持ちを初めて理解できたような気がします。話を聞いた後,わたしは優しく話せたと思います。驚いたことに,娘はアドバイスを受け入れ,自分の振る舞いを変えたいという誠実な願いを述べてくれました」。子どもと頻繁に会話するなら,子どもの考えや気持ちをいっそう深く理解できるのです。そうなると,子どもが重要な決定を下す際にも,より大きな影響を与えることができます。a

子どもを養う

10,11. 子どもたちが流されてしまわないよう,どのように助けることができますか。

10 良い羊飼いは,どんな羊も群れから迷い出る可能性があることを知っています。恐らく羊は,少し先の草に心を奪われ,それからまた少し先の草に引き付けられる,というふうにして,群れから離れてしまいます。同様に子どもも,有害な交わりや危険な娯楽に誘われて,徐々に霊的に危険な道へと流されてしまう可能性があります。(箴 13:20)そのような事態を防ぐために,どうすることができますか。

11 お子さんを教える際,子どもが改善すべき点に気づいたなら,すぐに助けを与えてください。子どもの良い特質を伸ばすことも心がけてください。(ペテ二 1:5-8)そのための優れた機会となるのは,定期的な家族の崇拝です。「わたしたちの王国宣教」2008年10月号はこの取り決めについて,こう述べています。「家族の頭は,意味ある聖書研究を家族として定期的に行なってゆく責任を,エホバのみ前で果たすように勧められています」。あなたは,お子さんを牧するためのこの愛ある備えを十分に活用していますか。親が家族の霊的必要を顧みるよう努力するなら,子どもたちはそのことに本当に感謝するに違いありません。―マタ 5:3。フィリ 1:10。

娘が両親と一緒に,家族の崇拝を楽しく行なっている

子どもをよく養う(10-12節を参照)

12. (イ)若い人たちは,定期的な家族の崇拝から,どのように益を得てきましたか。(「感謝している若者たち」という囲みも含める。)(ロ)あなたは,家族の崇拝からどのように益を得てきましたか。

12 カリッサという十代の少女とその家族も,家族の崇拝から益を得てきました。カリッサはこう言います。「一緒に座って話せるのが好きです。そうしていると,家族の絆を感じますし,良い思い出ができます。父は家族の崇拝を欠かしません。父がこの時間を真剣に受け止めているのを見るのは励みになるだけでなく,わたしも真剣に取り組みたくなります。わたしは父のことを,父親としても霊的な頭としてもいっそう尊敬できるようになりました」。ブリットニーという若い姉妹は,こう述べています。「家族の崇拝のおかげで,両親をいっそう身近に感じるようになりました。両親がわたしの問題について聞きたいと思っていることや,わたしを心から気遣っていることが分かります。一致した強い家族になるための助けだと思います」。このように,とりわけ家族の崇拝によって子どもを霊的に養うことは,良い牧者となるうえで非常に大切な方法なのです。b

子どもを導く

13. どうすれば,子どもはエホバに仕えたいと願うようになりますか。

13 良い羊飼いは杖を用いて,群れを導き,守ります。羊飼いの主要な目標は,羊たちを「良い放牧地」に導くことです。(エゼ 34:13,14)あなたも親として,同じような目標を持っておられます。エホバに仕えるよう子どもを導きたいと思っています。子どもが,次のように書いた詩編作者と同じ気持ちを抱くよう願っています。「わたしの神よ,あなたのご意志を行なうことをわたしは喜びとしました。あなたの律法はわたしの内なる所にあります」。(詩 40:8)そのような認識を抱く若い人たちは,エホバに献身し,バプテスマを受けるでしょう。言うまでもなく,そうした重要な決定を下すには,十分な理解を得ていなければなりません。そして,エホバに仕えたいと心から願っていなければなりません。

14,15. (イ)親はどんなことを目標とすべきですか。(ロ)十代の若者が真理について疑いを抱くことがあるのは,なぜですか。

14 しかし,子どもが霊的に進歩していないように思えることもあるでしょう。エホバの証人の信じていることが本当に真理なのかどうか分からない,と言い出すことさえあります。どうすればよいでしょうか。子どもと一緒に筋道立てて考えるようにし,心からエホバを愛することを教えましょう。神がしてくださった事柄すべてに感謝するよう教えましょう。(啓 4:11)そのようにしていれば,子どもはやがて,エホバの崇拝について自分で決定を下せるでしょう。

15 子どもが真理について疑いを抱いているなら,辛抱強く導くようにしましょう。エホバに仕えるのは最善の生き方であり,真の幸福につながるということを理解できるよう,お子さんを助けてください。それに加え,疑いを生じさせた真の原因を知るよう努めてください。例えば,お子さんは本当に聖書の教えを退けていますか。それとも,クラスメートの前で信仰を弁明するのに必要な確信が欠けているだけですか。神のおきてが賢明であることを本当に疑っていますか。それとも,友達から仲間外れにされて寂しく感じているだけですか。

家族での野外奉仕

子どもを導く(13-18節を参照)

16,17. 子どもが真理を自分自身のものとできるよう,親はどのように助けることができますか。

16 真理に関する疑いを克服できるよう,どのように子どもを助けることができますか。多くの親は,次のような質問をして成功を収めてきました。「クリスチャンって,大変だと思う? そうでもない? クリスチャンには,どんなプラス面があると思う? マイナス面はどうかな? プラス面のほうがマイナス面より大きいと思わない? プラス面は今もあるし,将来にはすばらしいことが約束されているね?」 大切なのは,これらの質問を自分の言葉で,子どもの興味を引くように誠実かつ親切に投げかけることです。尋問する感じにしてはなりません。マルコ 10章29,30節を取り上げることもできます。ある子どもたちは,クリスチャンであることのプラス面とマイナス面をリストアップしたいと思うかもしれません。そうすれば,自分が抱えている問題の真の原因を知り,解決策を見いだせるでしょう。わたしたちは『聖書の教え』の本と「神の愛」の本を,関心ある人と研究する必要があります。そうであれば,子どもとは,なおさらそれらの本を研究する必要があるのではないでしょうか。あなたはそうしていますか。

17 お子さんもやがては,だれに仕えるかを自分で決めなければなりません。しかし,親がエホバに仕える決定をしたからといって,子どもが自動的に同じようにするとは限りません。真理を自分自身のものとする必要があるのです。(箴 3:1,2)子どもがその点で問題を抱えているようであれば,基本的な事柄を再検討するのはどうでしょうか。次のようなことを自問するよう助けましょう。「自分は神が存在すると,どうして思っているのだろう。自分はエホバ神が気遣ってくださると,どうして思っているのだろう。エホバの規準が本当に自分の益になると,どうして信じているのだろう」。親の皆さん,良い牧者となり,辛抱強くお子さんを導いてください。エホバに仕えることが最善の生き方であることを,お子さんがわきまえ知るようにしてください。c ―ロマ 12:2。

18. 親はどのように,最高の牧者であるエホバに見倣うことができますか。

18 真のクリスチャンは皆,最高の牧者であるエホバに見倣いたいと思っています。(エフェ 5:1。ペテ一 2:25)親の皆さんは特に自分の群れの羊,つまり大切な子どもたちの様子を知る必要があります。神の約束しておられる永続的な益を受けられるよう,子どもを導く必要があります。そうです,お子さんを牧し,エホバを愛するようお子さんを育てるために,力を尽くしてください。

a ほかの提案については,「ものみの塔」2008年8月1日号10-12ページを参照。

b 詳しくは,「ものみの塔」2009年10月15日号29-31ページの「家族の崇拝 ― 生き残るために必要不可欠!」という記事を参照。

c この問題は,「ものみの塔」2012年2月1日号18-21ページで詳しく説明されています。

感謝している若者たち

家族の崇拝を楽しく行なっている二人の若者のコメントに注目してください。

「家族の崇拝を行なう晩は,エホバに近づくと同時に,家族が親しくなる機会です。自分がどんな人間で,霊的にどこまで進歩しているかが,よく分かります。改善の必要な点にも気づかされます」。

「家族の崇拝では,くつろいだ雰囲気の中で自分の気持ちを言い表わすことができます。わたしたち家族にとっては,その日のストレスを忘れ,自分たちの霊性に注意を向ける時です。家族の崇拝をしなかった時もありますが,今は行なっています。とてもうれしいです」。

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