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  • エホバに仕えるようお子さんを訓練してください
  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 2015
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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 2015
塔15 11/15 3–7ページ
父親が,幼い子どもを寝かしつけている。妻や息子と日々の聖句を討議している。息子に自転車の乗り方を教えている

エホバに仕えるようお子さんを訓練してください

「まことの神の人[が,]生まれて来るその子に何を行なったらよいかをわたしたちに教えるようにしてください」。―裁 13:8。

歌: 88,120

次の点で,どのようにイエスに倣えますか

  • 子どもに愛を示す

  • 親として謙遜さを表わす

  • 子どもを助ける際に洞察力を示す

1. マノアは,子どもが生まれるという知らせを聞いて,どうしましたか。

マノアと妻は,自分たちに子どもはできないと思っていました。ところがある日のこと,エホバのみ使いがマノアの妻に現われ,あなたは男の子を産む,と告げます。何と素晴らしい知らせでしょう。そのことを妻から聞いたマノアは本当に驚きます。しかしマノアは,子どもを持つことには大きな責任が伴うことも知っていました。周囲に悪がはびこっている中で,どうすれば神に仕えるよう子どもを育て上げることができるでしょうか。マノアは「エホバに懇願し」,こう言います。「あなたがいま遣わしてくださったまことの神の人[み使い]がどうかもう一度わたしたちのところに来て,生まれて来るその子に何を行なったらよいかをわたしたちに教えるようにしてください」。―裁 13:1-8。

2. 子どもを訓練することには,どんなことが関係していますか。(「親にとって最も大切な研究生」という囲みも含める。)

2 親である皆さんは,この時のマノアの気持ちがよく理解できるでしょう。皆さんにも,エホバを知って愛するよう子どもを助けるという重い責任があるからです。(箴 1:8)そのためには,意味深い家族の崇拝を取り決める必要があります。もちろん,聖書の真理を子どもの心に刻み込むには,家族研究を毎週司会するだけでは不十分です。(申命記 6:6-9を読む。)お子さんに真理を教え込むという課題にどのように取り組めますか。この記事と次の記事では,どのようにイエスの手本に倣えるかを調べましょう。イエスは父親ではありませんでしたが,親はその教え方から益を得ることができます。イエスは愛と謙遜さと洞察力をもって弟子たちを教え,訓練されたからです。それらの特質を1つずつ取り上げましょう。

子どもを愛する

3. イエスは弟子たちにどのように愛を表わしましたか。

3 イエスは,ためらうことなく弟子たちへの愛を言い表わしました。(ヨハネ 15:9を読む。)また,弟子たちと親しく定期的に交わることによって,愛を示しました。(マル 6:31,32。ヨハ 2:2; 21:12,13)弟子たちに対して事務的ではありませんでした。ですから弟子たちは,イエスから本当に愛されているかどうか心配する必要はありませんでした。親の皆さんは,イエスのこうした方法にどのように倣えますか。

4. どうすれば,親の愛を子どもに確信させることができますか。(冒頭の写真を参照。)

4 お子さんへの愛を言い表わしましょう。常日ごろから,お子さんが自分にとって大切な存在であることを伝えましょう。(マタ 3:17。テト 2:4)オーストラリアのサミュエルはこう言います。「幼いころ,父は毎晩,『わたしの聖書物語の本』を読んでくれました。質問にもよく答えてくれ,わたしをハグし,お休みのキスもしてくれました。あとで,父はハグやキスをあまりしない家庭で育ったと知って,本当に驚きました。父は一生懸命努力して愛を表現しようとしたのです。おかげでわたしは,父との強い絆を育むことができ,心から安心できました」。折に触れてお子さんに「大好きだよ」と言って,安心させてください。愛情を注ぎ,一緒に話し,食事をし,遊んでください。

5,6. (イ)イエスはご自分が愛する人たちのために,どんなことをされますか。(ロ)子どもが安心し,愛されていると感じるうえで,適切な懲らしめはどのように役立ちますか。

5 イエスは,「すべてわたしが愛情を抱く者を,わたしは戒め,また懲らしめる」と言われました。a (啓 3:19)弟子たちは何度も,だれが一番偉いかと互いに議論しましたが,イエスは弟子たちのことをあきらめませんでした。問題を放置することもありませんでした。ふさわしい時と場所を選び,愛を示しながら温和に弟子たちを戒めました。―マル 9:33-37。

6 お子さんを懲らしめることによって愛を示してください。ある行動がなぜ正しいか,あるいは間違っているかを説明するだけで十分な時もあります。しかし,子どもが親の言うことを聞かない場合もあるでしょう。(箴 22:15)そういう時はイエスに倣ってください。ふさわしい時と場所を選び,愛を示しながら温和にお子さんを懲らしめてください。辛抱強く導き,訓練し,矯正するのです。南アフリカのイレインという姉妹は,こう述べています。「両親は一貫した懲らしめを与えてくれました。悪いことをしたらこうする,と言ったなら,必ずその通りにしました。しかし,怒りに任せて,あるいは理由を説明せずに懲らしめることは決してありませんでした。そのため,わたしは安心できました。越えてはいけない一線が分かりましたし,どうすべきかも理解できました」。

謙遜さを示す

7,8. (イ)イエスは祈りの中でどのように謙遜さを示しましたか。(ロ)子どもはどのように,親の祈りから,神に頼ることを学びますか。

7 イエスは逮捕され殺される直前,み父にこう懇願しました。「アバ,父よ,あなたにはすべてのことが可能です。この杯をわたしから取り除いてください。それでも,わたしの望むことではなく,あなたの望まれることを」。b (マル 14:36)イエスの弟子たちはこの祈りから何を感じたと思いますか。完全なみ子でさえ謙遜に神の助けを求めたのであれば,自分たちも同じようにすべきだということを学んだに違いありません。

8 お子さんはあなたの祈りから何を学べますか。もちろん,エホバに祈る主な目的は,子どもを教えることではありません。それでも,お子さんの前で謙遜に祈る時,お子さんはエホバに頼ることを学びます。ブラジルに住むアナという女性はこう述べています。「祖父母の病気など,両親は何かの問題に直面すると,エホバに祈り,問題に対処する力と良い決定を下す知恵を求めました。圧倒されそうな問題があっても,エホバのみ手に委ねました。そのような両親を見て,エホバに頼ることを学びました」。親子で祈る時は,子どもたちだけではなく,親にも助けを与えてくださるよう祈ってください。大会の休みが取れるよう雇い主に話すこと,勇気をもって近所の人に証言することなど,いろいろな点での助けを求めることができるでしょう。あなたが謙遜に神に頼るなら,お子さんもそうすることを学んでゆきます。

9. (イ)イエスは,謙遜に他の人たちに仕えるよう,どのように弟子たちを教えましたか。(ロ)親が進んで他の人たちに仕えるなら,子どもたちは何を学んでゆきますか。

9 イエスは,謙遜に他の人たちに仕えるよう,弟子たちを言葉と手本によって訓練しました。(ルカ 22:27を読む。)エホバへの奉仕においても仲間の信者との接し方においても無私の態度を示すことを教えました。親の皆さんも自らの手本により,謙遜で無私の態度を示すようお子さんを教えることができます。2人の子どもを持つデビーという姉妹はこう言います。「夫が長老として他の人たちと過ごすのを見て,ねたましく思うことはありませんでした。必要な時は必ず家族に関心を向けてくれました」。(テモ一 3:4,5)夫のプラナスはこう述べています。「その結果,子どもたちは大会や神権的なプロジェクトで働くことに強い関心を抱くようになりました。頑張りました。友達もたくさんできました。自分の居場所があると感じていました」。今は家族みなで全時間奉仕を行ない,エホバに仕えています。親の皆さんが謙遜さと無私の態度を示すなら,お子さんは他の人たちに仕えることを学んでゆきます。

洞察力を示す

10. 群衆がイエスに会うために来た時,イエスはどのように洞察力を示しましたか。

10 イエスは,表面に現われた事柄の背後にあるものを見て,人々の行動の理由を理解することにより,洞察力を示しました。ある時,ガリラヤでイエスの話を聞いた人たちがイエスのあとに付いてきました。(ヨハ 6:22-24)しかし,心を読むことができたイエスは,人々がイエスの教えよりも食物に関心があることを理解しました。(ヨハ 2:25)イエスは人々の改善すべき点に注意を払い,その点を辛抱強く正し,どうすれば改善できるかを説明しました。―ヨハネ 6:25-27を読む。

父親と幼い息子が一緒に野外奉仕をしている

お子さんにとって,野外奉仕は興味深くて,やりがいのあるものですか(11節を参照)

11. (イ)洞察力を働かせるなら,子どもが奉仕を楽しんでいるかどうかを,どのように見極めることができますか。(ロ)野外奉仕が子どもにとってもっと興味深くやりがいのあるものとなるために,何ができますか。

11 親の皆さんは心を読むことはできませんが,洞察力を働かせ,子どもが野外奉仕についてどう感じているかを知ることはできます。野外奉仕の際に短い休憩を取り,子どもが飲み物などを取れるようにしている親もいます。表面に現われた事柄の背後にあるものを見て,「うちの子が楽しんでいるのは奉仕だろうか,それとも休憩時間だろうか」と考えるのはよいことです。野外奉仕をもっと興味深くやりがいのあるものにする必要があることに気づいたなら,お子さんと一緒に目標を定めてください。よく工夫し,お子さんが奉仕に十分参加できるよう助けてください。

12. (イ)イエスは洞察力を示し,道徳的な汚れについてどんな警告を与えましたか。(ロ)イエスの警告が時宜にかなっていたと言えるのは,なぜですか。

12 イエスは,罪に至りかねない事柄を明確にすることによっても,洞察力を示されました。例えば,追随者たちは性の不道徳が間違っていることを知っていましたが,イエスは,不道徳行為に至りかねない事柄についてこう警告されました。「女を見つづけてこれに情欲を抱く者はみな,すでに心の中でその女と姦淫を犯したのです。そこで,もしあなたの右の目があなたをつまずかせているなら,それをえぐり出して捨て去りなさい」。(マタ 5:27-29)この警告は,ローマの支配下で生活していたクリスチャンにとって,非常に時宜にかなっていました。ある歴史家によれば,ローマの演劇では,「下品な情報が目と耳の両方から入ってきた。極めてみだらな場面が拍手喝采を浴びた」とのことです。イエスが弟子たちに,道徳的な清さを汚しかねない事柄について警告したことには,深い愛と洞察が示されているのです。

13,14. どうすれば,汚れた娯楽から子どもたちを守れますか。

13 洞察力があれば,お子さんを霊的に有害な事柄から守ることができます。今は,低年齢層の子どもたちでさえ,ポルノなどの不道徳な情報にさらされることがあります。もちろん,親は子どもに汚れた娯楽が間違っていることを話すでしょう。しかし,洞察力があれば,子どもたちがどのようにしてポルノに好奇心を抱くかを理解できるでしょう。こう自問してください。「うちの子は,どんなことがきっかけでポルノを見たくなるだろうか。ポルノが非常に危険なのはなぜかを知っているだろうか。自分は,子どもがポルノを見たくなった時に助けを求めて来るような,近づきやすい親だろうか」。お子さんがまだ幼いとしても,こう話せるでしょう。「たまたま不道徳なウェブサイトがあって,それを見たくなったら,相談してくれるかな。恥ずかしがらなくていいから。助けてあげたいんだ」。

14 洞察力があれば,自分の娯楽も慎重に選ぶようになります。前に出てきたプラナスという父親は,こう言います。「親がどんな音楽や映画や本を良いと思うかで,家族のカラーが決まります。親が言葉でいろいろ言うことはできます。しかし,子どもたちは親のすることをよく見て,そのまねをします」。あなたが注意深く清い娯楽を選ぶなら,お子さんたちはそれを見て,同じような娯楽を選ぶに違いありません。―ロマ 2:21-24。

まことの神はあなたの声を聴き入れてくださる

15,16. (イ)お子さんを訓練できるよう神が助けてくださることを,なぜ確信できますか。(ロ)次の記事ではどんなことを考えますか。

15 マノアが子育ての助けを求めた時,どんなことがあったでしょうか。「まことの神はマノアの声を聴き入れられ」ました。(裁 13:9)親の皆さん,エホバはあなたの声も聴き入れてくださいます。あなたの祈りに答え,お子さんを訓練できるよう助けてくださいます。愛と謙遜さと洞察力をもって訓練できるようにしてくださいます。

16 エホバは確かに,幼い子どもたちを訓練する親を助けてくださいます。同時に,思春期の子どもを持つ親にも助けを与えてくださいます。次の記事では,エホバに仕えるよう十代の子どもたちを訓練するうえで,どのようにイエスの愛と謙遜さと洞察力に倣えるかを考えましょう。

a 聖書が述べる懲らしめには,愛に富む導き,訓練,矯正が含まれます。処罰が含まれる場合もありますが,怒って罰を与えることとは違います。

b 「国際標準聖書百科事典」(英語)はこう述べています。「イエスの時代の話し言葉において『アッバー』はおもに,父親に対する子どもの気取らない親しみと敬意のこもった表現として用いられた」。

親にとって最も大切な研究生

父親が,『聖書の教え』の本とjw.orgの学習ガイドを使って,幼い息子と研究している

わたしたちは大抵,研究生がエホバを知り,聖書の真理を学ぶよう助けるために,「聖書は実際に何を教えていますか」の本を用います。また,エホバとエホバの規準を愛するように助けるために,「自分を神の愛のうちに保ちなさい」の本を用います。

親の皆さんにとって最も大切な研究生は,お子さんです。子どもたちはエホバについて学び,エホバとその義の原則に対する愛を成長させてゆく必要があります。ですから,配偶者が未信者だとしても,ぜひ『聖書の教え』と「神の愛」の本を,お子さんと学ぶようにしてください。(箴 6:20)できれば,jw.orgの学習ガイド(ホーム > 聖書の教え > 若い人)を用いてください。お子さんが『聖書の教え』の本に基づいて筋道立てて考え,納得できるように助けてください。c

c 親の皆さんは,通常の家族の崇拝とは別に,親のどちらかがそれら2冊の本をお子さんと研究するよう取り決めることができます。

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