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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔(一般用)2016
塔般16 No. 4 10–11ページ
男性がこぶしを振り上げて,女性を殴ろうとしている

暴力のない世界は実現するか

あなたかご家族が暴力の被害者になったことはありますか。そうなるのではないかと不安に思いますか。暴力は,“深刻化する世界的な公衆衛生上の問題”と呼ばれてきました。以下のような例を考えてみてください。

家庭内暴力と性的暴行: 国際連合の報告によると,「女性の3人に1人が,人生のある時点で親密な関係にあるパートナーから暴力あるいは性的暴行を受けている」とのことです。残念なことに,「全世界では女性の5人に1人がレイプあるいはレイプ未遂の被害者になると考えられて」います。

路上犯罪: 報告によると,米国では3万を超える暴力集団が犯罪行為に携わっています。中南米では,3人にほぼ1人が暴力犯罪の犠牲になっているとのことです。

殺人: 最近の1年間に,ほぼ50万人が殺されたと見積もられています。戦争で死亡した人を上回る数です。アフリカ南部と中米の殺人発生率の平均は極めて高く,世界平均の4倍を上回りました。中南米では1年間に10万人余りが,またブラジルだけで約5万人が殺害されました。暴力に対する真の解決策はあるのでしょうか。

暴力をなくせるか

暴力がこれほどまん延しているのはなぜでしょうか。さまざまな原因が挙げられてきました。例えば,社会的・経済的不平等から生じる敵対意識,人命軽視の風潮,アルコールや薬物の乱用,子どもが大人の暴力行為にさらされていること,暴力犯罪が処罰されないように見えることなどです。

確かに,世界の一部の地域では,暴力を防止する面で改善が見られています。人口密度が非常に高い,ブラジルのサンパウロでは,過去10年間に殺人が約80%減少したと伝えられています。とはいえ,同市では今でもあらゆる種類の暴力犯罪がはびこっており,殺人発生率は依然として住民 10万人あたり10人ほどです。では,どうすれば暴力を完全になくすことができるのでしょうか。

暴力に対する真の解決策には,結局のところ,人々の態度や振る舞いが関係しています。暴力的な人が変化するには,誇り,貪欲,利己主義といった傾向を,愛や敬意や思いやりに変える必要があります。

どうすれば,そうした劇的な変化を遂げられるのでしょうか。聖書が何と教えているか,考えてみましょう。

  • 「そのおきてを守り行なうこと,これがすなわち神への愛だからです」。―ヨハネ第一 5:3。

  • 「エホバへの恐れは悪を憎むことを意味する」。a ―箴言 8:13。

神への愛と,神から不興を買うことへの恐れは,暴力的な人の生き方を変化させるほど大きな力を発揮します。表面的な変化ではなく,人格全体の変化をもたらすのです。どんな実例がありますか。

アレックスbの例を考えてみましょう。アレックスは,何度か暴力事件を起こして,ブラジルの刑務所で19年間過ごしています。エホバの証人と聖書を研究して,2000年には自らもエホバの証人になりました。その暴力的な傾向は本当に変化したでしょうか。変化しました。アレックスは,自分の犯した罪を深く後悔しており,こう述べています。「わたしは神を愛するようになりました。本当に許されたと感じられるようにしてくださったからです。エホバへの感謝と愛は,生き方を変化させる助けとなりました」。

やはりブラジル人のセザールは,15年ほど,窃盗や強盗にかかわっていました。どうして生き方を変化させたのでしょうか。セザールも,刑務所にいた時にエホバの証人と接し,聖書を学ぶようになりました。こう説明しています。「生まれて初めて,人生の目的を知りました。神を愛するようになり,神を恐れるようにもなりました。悪い道に戻ってエホバを悲しませたくないという,健全な恐れを抱くようになったのです。エホバのご親切に感謝しないような人間にはなりたくありませんでした。そうした愛と恐れによって,変化することができました」。

息子を抱いた父親と母親

暴力のない世界で生きるにはどうすればよいか,学んでください

これらの経験から何が分かるでしょうか。聖書には人の生き方を根底から変える力がある,ということです。人の考え方を変化させるのです。(エフェソス 4:23)前述のアレックスは,こうも述べています。「聖書の教えは,きれいな水のように,悪い考えを洗い流し,わたしを徐々に清めてくれました。思いも寄らないことでした」。このように,聖書の清いメッセージで思いを満たすなら,悪を洗い流すことができます。神の言葉には,人を清める力があるのです。(エフェソス 5:26)ですから,残酷で利己的な人も生き方を変え,親切で平和な人になれます。(ローマ 12:18)聖書の教えを当てはめるなら,平和な生活を送ることができるのです。―イザヤ 48:18。

240の国や地域に住む,800万人を超えるエホバの証人は,暴力を根絶する鍵を見つけました。人種も社会的階層も背景も異なる人々が,神を愛し,神を恐れるようになりました。また互いを愛し,1つの世界的な家族として平和に生活しています。(ペテロ第一 4:8)エホバの証人は,暴力のない世界が可能であることを示す生きた証拠なのです。

暴力のない世界はすぐそこに!

聖書の約束によると,神はまもなくこの地球から暴力を一掃されます。今日の暴力的な世界は,神による「不敬虔な人々の裁きと滅びの日」に向かっています。(ペテロ第二 3:5-7)暴力的な人が他の人を苦しめることはなくなるのです。神は暴力を根絶するために行動を起こそうとしておられます。なぜそう言えるでしょうか。

神は「暴虐を愛する者を必ず憎む」と,聖書は述べています。(詩編 11:5)神は,平和と公正を愛されます。(詩編 33:5; 37:28)ですから,暴力的な人をいつまでも容認することはありません。

そうです,平和な新しい世が来ようとしています。(詩編 37:11; 72:14)あなたも,暴力のない世界で生きるにはどうすればよいか,さらに学んではいかがですか。

a エホバとは,聖書に出てくる,神の名です。

b 名前は変えてあります。

刑務所から光の中へ

www.jw.orgの「刑務所から光の中へ」という短いビデオの中で,ある男性が自らの経験を語っています。(「検索」をクリックして,タイトルを入力してください)

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