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  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔(研究用)2019
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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔(研究用)2019
塔研19 12月号 28–29ページ

「全てのことに感謝してください」

あなたは感謝の気持ちが厚い人ですか。一人一人がこの点を自問する必要があります。聖書は,今の時代に多くの人が「感謝[しなく]」なることを予告しています。(テモ二 3:2)あなたも,何かしてもらって当然という態度を取る人に会ったことがありませんか。受けた良いものに感謝する気持ちがない人です。そのような人と一緒にいても,あまりいい気はしません。

エホバに仕える人は,「感謝を表しましょう」と勧められています。「全てのことに感謝してください」とも言われています。(コロ 3:15。テサ一 5:18)感謝の心を持つことは,私たちのためになります。そう言える幾つかの理由を考えましょう。

感謝の心を持つなら自分を正しく評価できる

感謝の心を持つべき理由の1つは,自尊心を持つのに役立つということです。人は自分がしたことを感謝されると,爽やかな気持ちになります。ですが,感謝する側も自信を持てるようになります。なぜでしょうか。こう考えてみてください。誰かが私たちのために何かをしてくれる場合,それは私たちのことを考え,思ってくれているからです。そのことが分かると,自尊心を持てます。ルツもそのような経験をしました。ボアズに親切にされた時,気に掛けてもらっていることを知り,うれしく思ったはずです。(ルツ 2:10-13)

エホバ神に感謝するのは正しいことです。あなたも時々,エホバがしてくださったことや与えてくださったものについて考えることがあるでしょう。(申 8:17,18。使徒 14:17)でも,エホバが善い方だと,ふと思うだけで終わらせてはなりません。自分や家族に与えてくださった祝福について,時間を取ってじっくり考えるのはいかがでしょうか。創造者エホバが良いものを豊かに与える方であることを思い巡らすなら,エホバへの感謝は深まります。エホバが私たちのことを深く愛し,認めてくださっていることを実感できます。(ヨハ一 4:9)

エホバが豊かに与え,祝福してくださっていることを考えるだけで終わらせてはなりません。エホバの親切に感謝しましょう。(詩 100:4,5)ある作家が述べている通り,「人は感謝すると幸福になる」ものです。

感謝すると友情が強まる

感謝すると友情が強まります。このことも,感謝することが自分のためになると言える理由です。人は皆,認められたいと思うものです。親切なことをしてくれた人に心から感謝するなら,その人との友情は強まります。(ロマ 16:3,4)さらに,感謝の厚い人は,他の人を助けようとするものです。人に親切にしてもらったことに気付き,自分も人に親切にしたいと感じます。人を助けると幸福になります。イエスも,「受けるより与える方が幸福である」と言っています。(使徒 20:35)

感謝というテーマで共同研究を行ったカリフォルニア大学のロバート・エモンズ氏は,「感謝の心を抱くには,人は互いに依存し合い,与える側にも受ける側にも立つことを認めなければならない」と言っています。私たちが生きていられるのは,いろいろな面で人に助けられているからです。食料を生産する人や医療を施す人がいなければ,生きていけません。(コリ一 12:21)感謝の心を持つ人は,他の人からどんな恩恵を受けているかをはっきり理解します。では,人から受けた親切に感謝するように心掛けていますか。

感謝の心はポジティブな思考につながる

感謝の心を育てる別の理由として,悪い面ではなく,良い面に注目しながら生きていける,というメリットがあります。感謝の心で物事を見ると,身の回りの悪いことがあまり気にならなくなり,良いことに気付くようになります。大変なことよりも,うれしいことに目が行きます。感謝の気持ちが深まるなら,良いことにもっと気付き,結果としてますます感謝の厚い人になります。感謝できることに目が向く人は,「主のゆえにいつも喜びましょう」というパウロの勧めの通りにできます。(フィリ 4:4)

感謝の心を持つなら,悲観的に考えないで済みます。何かのことで感謝していると同時に,嫉妬心や悲しみや恨みの感情を抱く,というのは難しいものです。感謝の心を持つ人は,物を手に入れることを優先しません。すでに持っているものの価値を認め,多くの物を得ようと,むきになったりはしません。(フィリ 4:12)

得ている良いものを数え上げる

エホバに仕えている方であれば,今の終わりの時代にサタンが私たちを気落ちさせ,力を奪おうとしていることをご存じでしょう。私たちが悲観的になり,不平不満を抱くようになるなら,サタンの思うつぼです。そういう心の状態で良い知らせを伝えても,人々の心には響かないでしょう。感謝の心と,エホバ神の聖なる力が生み出すものは密接に関連しています。エホバが与えてくださった良いものについて喜び,エホバの約束全てが実現するという信仰を持つ必要があるのです。(ガラ 5:22,23)

エホバの証人であるあなたは,感謝に関するこの記事の考えはもっともだとお感じになるでしょう。とはいうものの,感謝の心や前向きな見方は自然に湧き起こるものではありません。それでも気落ちしないでください。感謝の心を育み,持ち続けることは可能です。どうすればよいのでしょうか。毎日,時間を取って,その日にあった感謝できることを考えるのです。こうしていくと,感謝の気持ちは深まるものです。不満や心配事ばかり考えている人よりも,幸せになれます。エホバと周りの人がしてくれた良い事柄,私たちに元気と喜びを与える事柄について考えましょう。「感謝日記」を付けることもできます。その日にあった感謝できることを2つか3つ,書きためていくのです。

ある研究者は,「感謝することを習慣にすると,思考パターンが変わり,ポジティブな脳を育てることができる」と言っています。感謝の心を持つなら幸せになります。ですから,得ている良いものを数え上げ,生活の中で起きる良い事柄を味わい,いつも感謝の心を持ちましょう。得ている良いものを当然と見るのではなく,「エホバに感謝」しましょう。「神は善い方」です。「全てのことに感謝してください」。(代一 16:34。テサ一 5:18)

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