質問箱
● クリスチャンにふさわしくない行ないのために,個人的に,または公に戒めが与えられた場合,当人が従わなければならない条件もしくは要求が課せられますか。
そのようなことはありません。審理委員によって個人的に戒めが与えられた人も,公に戒めが与えられた人も,(「試験期間」にかけられているかのように)従うべき一定の条件が与えられるということはありません。ただ当人が,会衆内の他の人びとと同じように,聖書の原則に調和したふるまいを示すよう要求されるだけです。審理委員は,悪行を繰り返して犯させるおそれのある,ある種の習慣,または交わりをやめるよう強く勧め,そして当人の必要に応じて,霊的な援助と励ましを与えるかもしれません。
たとえ戒めが与えられたことが発表されなくても,重大な悪行があった場合,会衆における特別な割当てという面でのどんな責任の荷も当人から取り去られるでしょう。(「組織」〔英文〕167ページ)公に戒めが与えられた場合,どんな特権が取り去られたかについて会衆は知らされます。(「組織」169ページ)その人が霊的な強さと安定性を取り戻した証拠を示すとき,特権を徐々に戻すことができます。排斥された人が復帰した場合も同じです。(「組織」177ページ)
重大な悪行を犯したために,個人的に,あるいは公に戒めを与えられた人が,十分に特権が戻される前に,別の会衆へ移転した場合,移転先の会衆の審理委員は,特権を徐々に戻すことをいつ行なうのがふさわしいかを決定します。(「組織」169,170ページ)もちろん,その上新たに神のことばに対する重大な違反があった場合,それは当人が現在交わっている会衆の審理委員によって扱われます。
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神の支配権を,その主要な代理者とともに支持しなさい!