良いたよりを伝える ―「若い時代」の本を用いて
1 若い人々がその若い時代から最善のものを得るようにとわたしたちは願っています。若い時代に関する新しい書籍は,若い人々にとって大きな助けであり,わたしたちはこの書籍を彼らに配布したいと思っています。また,この書籍は,若い人々になすべき多くの事を持つ両親や祖父母を助けるものでもあります。あなたはすでにこの書籍を提供するに当たって用いたい幾つかの点を考えておられるかもしれません。どうぞ自由にそれをお用いになってください。だれかが書籍を求めたならいつもすぐに戸口を去るようなことをしたいと思いません。状況が許す所では聖書の話し合いを行なうのがわたしたちの真の願いである事を思いに留めておきましょう。次の提案は助けとなるかもしれません。
2 話を始めるに当たり,質問してみることができるでしょう。「世界人口の半数以上が20歳以下であることをご存じでしたか。わたしたちすべては今日若い人々に関心を持つべきではありませんか。創造者は若い人々に関心を持っておいでになり,彼らが生活を楽しむよう望んでおられます。[伝道 11章9節前半と10節を読む] しかし若い人のすべてが今日本当に幸せでしょうか。若い人々は生活上の多くの圧迫に面しています。そして幸せを彼らから取り去る多くのわなや落し穴もあります。若い人々が親の助言に耳を傾けて益を得られるように,創造者の語られる事を知るなら,多くの問題を避けられるでしょう。[「若い時代」143ページを参照し5節の中程と6節の最初の文章に注目できる] 今日,神のみ言葉の知識は特に有益です。それは若い人々を失望や災いから守るでしょう。[そして書籍を紹介する]」。
3 もしあなたの話し掛けている人が若者なら,若い時代とか若い人々について話すかわりに,「あなたは」と話すことができ,伝道 12章1節の初めの部分を含めたいと思われるでしょう。
4 あなたが話し掛けているのが若い人であろうと大人であろうと次のような質問を用いることもできます。「今日若い人が直面している最大の問題は何だと思いますか」。いろいろな反応が予期できますが,それが異性との交わり,服装,親に対する態度,その他何であってもこの本の目次を開いて,問題に対する率直で親切な答えがこの書籍から得られることを示せるでしょう。
5 自分の仕事仲間は子供たちを持っているという事を親は見逃すべきではありません。それら親たちの多くは自分の子供たちを助けるため,「若い時代」の本の中に見いだされる実際的な情報を喜んで受け入れるに違いありません。
6 そして年若い伝道者のみなさん,みなさんは特別有利な立場にいるのです。みなさんは年若い人たちの質問や問題をよく知っています。みなさんはこれらの問題を解決したり質問に答えたりする上で「若い時代」の本がいかに貴重なものであるか知っているでしょう。それで機会を捕えてクラスメート,近所や親せきの若い人々に話し掛け,彼らを助け,あなたが「若い時代」の本をどれ程感謝しているか知らせてごらんになってください。
7 学校の先生や校長先生を訪ねてみてはいかがですか。彼らが「若い時代」の本を知るようにし,この書籍が若い人々を助ける上でどんなに実際的であるかを示してください。あなたがこの本の中の情報からどれ程益を得たか知らせてください。そして先生たちがこの本を読みたいなら喜んで提供できることを伝えることができるでしょう。得られる結果に,喜びに満たされ,びっくりなさるでしょう。
8 野外に出かける時たくさんの書籍を携えて行きましょう。そして積極的に配布するためよく備えをしておきましょう。もちろん別の事柄に関心を示す人もいるので「良いたより」の本など別の書籍を携えて行く事を忘れないでください。11月中野外奉仕で「若い時代」の書籍を用いて良いたよりを伝えることにより,多くの喜びと祝福を得られますように。