その意味を悟りましたか
1 「何のことですか」とお尋ねになるかもしれません。自分が真理を当然得られるものと見てはいないか,自分は野外奉仕でもっと多くを行なえる事情にいないか,わたしたち皆が自分を調べてみる必要のことです。
2 国際大会の2日目に,これらの点がわたしたちの前に強力に示されました。その日の主題を覚えておられますか。それは,「比類のない特権 ― 神と共に忠実に働くこと」というものでした。そして,宣べ伝える業について言えば,自分はどんな事をしているか,自分自身を吟味してみるようわたしたち全員に勧められたのもその日のことでした。
3 その日の始め,「主人の足跡に倣う開拓奉仕」という話の中で,わたしたちは,もし自分の事情を然るべく調整できるなら,開拓奉仕を行なってみるようにと励まされました。イエスはわたしたちに優れた模範を残されました。イエスは愛の動機から行動し,自己犠牲の態度を示し,宣べ伝える業に多大の時間を費やされました。あなたは開拓奉仕をするようにとの招きを真剣に考慮してみましたか。もし事情が許すなら,開拓奉仕に伴うあまたの祝福や楽しみを是非楽しんでごらんください。―マラキ 3:10。
4 すぐには開拓奉仕を行なえない事情にある方もおられるでしょう。しかし,2日目の午後に,わたしたちは,信仰を働かせ公の宣言をする義務を強調した,ローマ 10章10-17節のパウロの言葉を考慮するよう勧められました。どの程度強調されましたか。「ほねおって働き,また努力しているのです」という話を覚えておられるでしょう。怠け者は,ほねおって働くことをしません。一方,エホバ神とイエス・キリストは熱心な働き手です。あなたは,ほねおって働き,また努力してこられましたか。もしそうなら,大会以来,熱心な働きに対するエホバの報いを経験してこられたでしょう。―テモテ第一 4:10。
5 午後,「全世界はエホバの畑」という話で一つの盛り上がりを迎えました。その中でエホバが人々に深い関心を抱いておられ,人々が命を得るよう望んでおられることが指摘されました。(エゼキエル 33:11)わたしたちも他の人々についてエホバと同じ見方をすることができます。それを行なう一つの方法は,毎月,宣べ伝える活動に参加することです。あなたは大会以来そうしておられますか。
6 その日のプログラムの頂点として,「わたしたちの信仰の宣言」が読まれました。わたしたちクリスチャンの信仰が,簡潔明瞭に言い表わされました。あなたは,「はい」と答えて,それが自分の信仰を言い表わしていることを示した人々のひとりでしたか。そうであるなら,あなたはきっと,そうした信仰を強める真理をできる限りひんぱんに他の人々と分かち合ってこられたことでしょう。あなたの信仰はどれほど活動的ですか。
7 あなたはその意味を悟りましたか。あなたは大会で受けた提案に従っておられますか。もしそうなら,あなたはエホバの業においてエホバと共に働く比類のない特権を認識しておられるのです。(コリント第一 3:9)わたしたちの祈り,言葉,および神の奉仕における自分の業によって,わたしたちは,その意味を確かに悟ったことを示せるのです。