奉仕監督 ― どのようにわたしたちを援助しますか
1 最近,長老の取決めに調整が加えられた結果,奉仕監督が会衆の野外活動全般を調整するようになっています。これにはどういう意味がありますか。一つの点として,それは宣べ伝え,弟子を作る業の重要性を強調しています。加えて,わたしたちは,野外奉仕における指導および参加を改善する必要を認めています。
2 最近の巡回監督の訪問中に,一人の長老が奉仕監督の立場で奉仕するよう選ばれました。野外奉仕に熱心で,宣べ伝える業を愛し,弟子を作る業の面で他の人たちを援助することのできる兄弟を選ぶよう考慮が払われました。8月の終わりまでには,すべての会衆で奉仕監督が任命されたことでしょう。
3 保つべきたくさんの記録を扱うことはないので,奉仕監督は野外で自由に率先することができます。奉仕監督はすべての長老および奉仕のしもべたちからの協力を必要としており,また,協力を得るべきです。それらの兄弟たちも羊飼いが群れの先頭を行くように,野外奉仕において率先していることでしょう。
4 奉仕監督は,「組織」の本72-75ページに要約されている,野外の監督に割り当てられた基本的な責任を務め行ないます。(しかし,野外奉仕報告は書記が扱います。)彼は週中の野外奉仕の取決めに考慮を払い,長老団に対してどのような点の改善を推薦できるかを調べます。ある取決めが良く支持されていないなら,どうしてそうなっているのでしょうか。何らかの調整がなされるべきですか。もっと良い指導を必要としている群れがありますか。奉仕の面で助けを望んでいる人々に援助を与えるため,最大限の努力が払われていますか。区域はどのように網らされていますか。聖書研究を司会するようもっと多くの人を援助するために,何を行なえますか。
5 野外奉仕を強化する彼の働きの大半は,書籍研究の群れにあってなされるでしょう。長老たちの全部ではないにしても,多くの長老たちは書籍研究の司会者であり,長老団として必要とされる事が何か論じ合い,理解しているので,必要を満たしたり野外奉仕への支持を高めたりする面で,奉仕監督と一層容易に,また効果的に協力できるでしょう。
6 奉仕監督は普通,一つの書籍研究を司会しますが,月に一度,他の書籍研究の群れの一つを訪問し,その群れが宣べ伝える業の面でどのようにやっているか,特別の関心を払います。(彼のいない間は,その補佐が書籍研究を司会します。)訪問中,書籍研究は45分に短縮され,奉仕監督は最後の15分を用いて,他の人々に良いたよりを分かつ特権を認識するよう群れの全員を励まします。週中できる範囲で家から家に伝道者たちと共に働くことに加えて,一つかそれ以上の聖書研究にも行けるかもしれません。
7 奉仕監督は,事情で交替が必要となるまではずっと奉仕し続けます。変更が必要になった場合には,長老団は別の長老にその責任を割当て,会衆に発表します。巡回監督は次の訪問の際,協会への報告の中で現在どの長老がその立場で奉仕しているかを示します。奉仕監督は,会衆の交替の予定表に従って,自分の順番が来る時,主宰監督として奉仕できます。
8 会衆の奉仕監督によく協力し,みなさんの書籍研究の群れで設けられている野外奉仕の取決めを十分支持なさるようお勧めしたいと思います。