神の認可を受けた,印を付ける業にますますあずかる
1 わたしたちは,真の崇拝がいよいよ拡大する時代に住んでいます。この終わりの日に対して予告されていた,神の認可を受けた,印を付ける業が急速に完成に向かうにつれて,あらゆる場所の心の正直な人々が良いたよりにこたえ応じています。彼らはエホバの義の規準に従い,自分の命をエホバにささげます。次いで彼らは,さらに他の人々が救いのための印を付けられるようになるのを助ける業に十分あずかるよう努力しています。―エゼキエル 9:2-6。
2 わたしたちの中には5年,10年,20年,40年あるいはそれ以上にわたってこの預言された業に携わってきた人たちがいます。もっと最近に良いたよりの奉仕者の隊伍に加えられた人たちもいます。しかし,わたしたちすべてが個人として,『わたしは今日王国の奉仕者であるという自分の特権をどう感じているだろうか』と時々自問してみるのは良いことです。また,『わたしは今も緊急感をもって宣教の業を見ているだろうか』と自問することもできます。わたしたちは,神の認可を受けた業にますますあずかることに個人として関心を払っているでしょうか。
『忠実な奴隷』の励みとなる手本
3 「忠実で思慮深い奴隷」は,この業において前進する点で引き続き率先しています。地の多くの場所でこの印を付ける業を拡大するため,毎年宣教者たちが遣わされています。家から家の宣教やその他の奉仕によって良いたよりを宣べ伝える業が成し遂げられています。幾つかの新しい出版物が入手可能であり,わたしたちはそれらの効果的な用い方を教えられています。
4 一例として「あなたは地上の楽園で永遠に生きられます」という新しい本があります。これまでわたしたちにはこの本を念入りに読む時間がありました。最近の奉仕会で内容を討議し,提供の仕方に関する時宜にかなった提案を得ました。またこの新しい本に基づく話から大いに益を受けました。確かにそれら時宜にかなった指示,実際的な助けや励ましに動かされて,わたしたちは神の認可を受けた,印を付ける業にますますあずかりたいと思うようになりました。わたしたちすべてはこの優れた新しい出版物を有効に用いたいと思います。
あらゆる機会を活用する
5 これまでわたしたちは丸1か月間家から家へ『永遠に生きる』の本を提供してきましたが,引き続き4月も同じ提供をしています。わたしたちすべては今月中あらゆる機会を活用し,宣教により一層あずかるでしょうか。通常の家から家の証言に加えて,是非オフィス街での宣教を拡大したり,アパートで働いたり,家から家の記録に書き留めておいた不在の家を訪問してください。土地の状況に応じてわたしたちは,神の認可を受けた,印を付ける業にますますあずかるための幾つもの方法を見いだすことができるかもしれません。
6 わたしたちの中には野外宣教に費やす時間を増し加えることのできる人がいるかもしれません。1か月間あるいはそれ以上にわたって補助開拓者の名簿に載せてもらうことができるかもしれません。そうすれば5月に計画されているゴールデンウィークの特別な活動に備える助けとなるでしょう。開拓者たちは普通それらの月々野外でいつもより多くの時間を費やします。休みの期間を,野外奉仕の時間を増やすために有効に用いることができるかもしれません。それに,巡回監督の訪問中,宣教に幾らかの余分の時間を費やすよう計画してみるのはいかがでしょうか。巡回監督やその妻は支持を感謝するでしょうし,わたしたちも個人的に益を得ます。しかし,正規開拓者,補助開拓者,あるいは会衆の伝道者などどの立場で奉仕するとしても,大切な質問は,楽園での命のために印を付けられるよう他の人々を助けるためにできるすべてを行なうべく努力しているかということです。
一層効果的になる
7 他の責務のために宣べ伝える業や教える業により多くの時間を費やせないとしても,宣教に費やす時間をさらに効果的に用いることによって野外での効果性を増し加えることができるでしょうか。会衆における神権的な訓練の取決めすべてを十分に活用し,祈りを通してエホバの助けを求め,そして神の認可を受けた,印を付ける業にますますあずかる可能性については明るい見通しを持つようにしましょう。―フィリピ 4:13。