良いたよりを伝える ― 効果的な街路の証言を通して
1 『真の知恵がちまたで大声を上げて叫んでいます』。(箴言 1:20)イエス・キリストはあちらこちらに行き,良いたよりを公に教えました。(ルカ 8:1)使徒 17章17節で明らかにされているように,パウロは市の立つ広場で宣べ伝えました。街路の証言は,今日良いたよりを携えて人々に達する効果的な方法の一つです。
2 わたしたちは,バス停や駅の入口,会社の前や,わたしたちにとって入りにくいアパートの近くで街路の証言をすることができます。にぎやかな街角や公園ではどうでしょうか。街路の証言をする際,商店のウインドーの前に立ったり,入口をふさいだり,交通の流れを妨害したりしないよう注意深くなければなりません。
どのように行なうか
3 人々に近づいてください!そうする際,わたしたちは人を選ぶ必要があります。経験ある伝道者たちの中には,相手に近づく際に目による接触をまず持つようにし,温かいあいさつをしたのちにすぐ提供に移るように努めている人たちがいます。
4 簡潔な提供が普通最善です。質問を用いたり,通行人の注意を引くようなことを述べたりすることは大変効果的です。4月8日号「目ざめよ!」を提供する際,次のように述べたいかもしれません。「おはようございます。世間が喫煙の習慣をもっと攻撃するようになると思いますか。[答えてもらう。]『目ざめよ!』のこの号はその問題を扱っています。この2種類の雑誌を100円のご寄付でお求めになれます」。あるいは,提供を始めるために表紙の色彩豊かなさし絵を用いたいと思うかもしれません。関心を示す人がいれば,住所と名前を教えてもらい,引き続き話し合うため家を訪問するよう申し出ることができるかもしれません。
準備が必要
5 街路の証言を効果的に行なうためには準備が必要です。前もって両方の雑誌を読む努力を払い,それから,他の人々にとって興味があると思う一つか二つの点を選ぶようにしてください。家族の成員や他の伝道者と提供の練習をすることが助けになります。そうすることは,どこを改善できるかを知る助けになります。―箴言 27:17。
6 なかなか入ることのできないアパートが区域内にあれば,その近くで街路の証言をすることは居住者に接触する実際的な方法かもしれません。人々が仕事に出かける朝の早い時間,あるいは家に戻る晩に街路の業を行なうのが最善かもしれません。街路で雑誌の業に携わった人たちは,多くの励みとなる経験を楽しんできました。
7 そうです,効果的な街路の証言を行なうことにより,さらに大勢の人々が真理の正確な知識に至ることが可能になるでしょう。熱意と熱心さをもって街路の証言を行ないましょう!