若い皆さん,奉仕の務めを果たす点で進歩的であってください
1 「エホバを賛美せよ。……若者たちよ,また,処女たちよ。年老いた者たちも少年たちも」。(詩編 148:7,12)若い人々は,真理を自分自身のものとすることにより,エホバに賛美を帰することができます。このことは,キリスト教の原則を生活に当てはめ,会衆の集会に参加し,野外奉仕に十分にあずかるという意味です。単に親や友人がそのことを期待しているからという理由で行なうのではなく,そうしたいという理由でこれらの事柄を行なうようになるべきです。
2 クリスチャンの生き方を選ぶことは,神に関する知識を取り入れることから始まります。このことにより,エホバとの個人的な関係に至ることができます。(詩編 71:5)人が人生の残りの期間神に仕えるため神に献身し,バプテスマを受ける時に,神との交友関係が築かれます。若い人にとって関心のあるそのような神との交友関係は,若い人たちが「若さに伴いがちな欲望から逃れ」,不必要なこの世的な交わりや態度を避けるのを可能にします。(テモテ第二 2:22)開拓奉仕,ベテル奉仕,あるいは特別開拓奉仕のような神権的な目標を定め,次いでそれに向かって努力することにより,若い人も年配の人も強められ,エホバに一層引き寄せられます。―箴言 16:3。
若い人々の行なえる事柄
3 わたしたちは,自分の霊的な必要を自覚し,会衆の集会に出席して参加することを楽しんでいる若い人たちを見て歓んでいます。(マタイ 5:3,6)クリスチャンの若い皆さん,皆さんは,集会中築き上げる注解を定期的にすることにより,会衆内の他の人々を励ますことができるのです。会衆内のあらゆる年齢層の人々と温かい関係を培うことにより,皆さんは,集会の前後にすべての人と築き上げる交わりを楽しむことができるでしょう。―テモテ第一 4:12。箴言 18:1と比較。
4 エホバは,良いたよりを宣べ伝えることにも若い人々をお用いになります。(マタイ 21:16)毎週宣べ伝える活動にあずかることにより,一層その業を楽しむようになったと感じている人々が大勢います。エホバのお目的について語るために学校にいる機会を活用している人たちもいます。(詩編 71:17; 145:21)確かにそのような活動はエホバの心を歓ばせるものです。
5 若い皆さん,クリスチャン会衆の他の方々のように,霊的に成長することにおいて進歩的であってください。常に神権的な活動の改善に打ち込むことにより,皆さんは真理を自分のものにすることができます。そのようにして必ずエホバの祝福を得ることができるのです。―フィリピ 3:16。テモテ第二 2:15。