ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 宣 93/8 3–4ページ
  • 電話による証言 ― 多くの人々に接する方法

視聴できるビデオはありません。

申し訳ありません,ビデオをロード中にエラーが発生しました。

  • 電話による証言 ― 多くの人々に接する方法
  • わたしたちの王国宣教 1993
  • 関連する記事
  • 効果的な電話証言
    わたしたちの王国宣教 2001
  • 効果的な電話証言
    わたしたちの王国宣教 2009
  • 良いたよりを伝える ― 電話によって
    わたしたちの王国宣教 1990
  • 良いたよりを伝える ― 電話を有効に利用することによって
    王国奉仕 1973
もっと見る
わたしたちの王国宣教 1993
宣 93/8 3–4ページ

電話による証言 ― 多くの人々に接する方法

1 現在わたしたちが「終わりの日」に生活している証拠はたくさんあります。(テモテ第二 3:1)王国を宣べ伝え,弟子を作るために残された時間は明らかに少なくなっています。ですからわたしたち一人一人は,他の人がエホバ神の是認された崇拝者になるよう助けるために緊急感を持って行動しなければなりません。

2 使徒パウロは自分の信仰を公に宣明する責任を感じました。(ローマ 10:10)そして,「神のご意志は,あらゆる人が救われて,真理の正確な知識に至ること」であるという点を知っていました。(テモテ第一 2:4)パウロは真理に関する知識に基づいて,自分はすべての人に対して負い目があると感じていました。このために,良いたよりを宣明する点でのパウロの緊急感は増し加わりました。こう語っています。「わたしには,……良いたよりを宣明したいという意欲があるのです。わたしは良いたよりを恥じてはいないからです。実際それは,信仰を持つすべての人にとって……救いのための神の力なのです」― ローマ 1:14-17。

3 わたしたちは同じように個人的に負い目を感じ,自分の区域に住むすべての人に接する点で同じような意欲を示しているでしょうか。わたしたちは,家から家や街路伝道で,他の人に直接会って良いたよりを伝えることを好みますが,こうした活動だけに限ってしまう理由があるでしょうか。会衆の区域に住んでいる多くの人は,エホバの証人と話したことが一度もないかもしれません。どのような状況でこうしたことが生じるのでしょうか。

4 手のつけられていない区域: 区域内には管理人のいる高層マンションがありますか。家から家に訪問することができないような安全対策の厳しいマンションなどがあるでしょう。会衆の区域には,良いたよりを宣べ伝えるために立ち入ることを拒否された軍事基地や私有地がありますか。そのような場所に住んでいる人たちの中には神の王国の祝福について一度も聞いたことがない人もきっといることでしょう。訪問してもいつも留守の人がいるでしょうか。

5 そうした人々に接するのが難しいからといって,がっかりする必要はありません。エホバはこの状況をどのようにご覧になっているでしょうか。使徒ペテロは,『エホバはひとりも滅ぼされることなく,すべての者が悔い改めに至ることを望んでおられるのです。さらに,わたしたちの主の辛抱を救いと考えなさい』と書いています。(ペテロ第二 3:9,15)命が関係しており,エホバは一人一人のことを気にかけておられます。(マタイ 18:14)どうすればわたしたちはエホバがこのような人々に示しておられるのと同じような同情と憐れみを示すことができるでしょうか。区域に住むすべての人が確実に証言を受けるようにすることによってです。―使徒 20:20,21。啓示 14:6,7。

6 組織して徹底的な活動を行なう: これまで協会は,病気や身体障害のために,一時的であろうと長期的であろうと,家から出ることのできない人々が電話を活用するよう勧めてきました。そのような状況にある人たちは,この立派な活動をこれからも続けてください。さらに,正規開拓者や補助開拓者を含め,多くの兄弟姉妹たちが通常の家から家の宣教に加えて電話による証言をしているという報告が寄せられています。

7 ある会衆は電話による証言を取り決めるために協力しています。長老たちが率先して区域を組織し,個人的にあるいは他の奉仕者が組織するのを手伝うときに一層の成果が得られることが報告されています。奉仕監督にはこの活動を監督する責任があります。しかし,長老団によって選ばれた,資格のある長老か責任を担うことのできる奉仕の僕が奉仕監督と密接に働いて業を組織できるかもしれません。

8 最初に感じるためらいを乗り越え,電話による証言の経験を積んだ奉仕者たちは,この分野での奉仕が産出的であることに気づいています。最初のうちこのような電話をかけるのは一握りの奉仕者や開拓者だけかもしれませんが,そうした人たちがこの種の証言に慣れ,気楽に行なえるようになると,彼らの熱意と励みある経験によって他の人も宣べ伝える業のこの興味深い分野に参加する方法を学ぶよう動かされるかもしれません。

9 どこから手をつけるか: マンションなどのロビーにある郵便受けから入居者の名前を知ることができるかもしれません。そうすれば電話帳から電話番号を調べることができます。最新の電話帳のコピーを区域とすることができます。これらの区域は比較的小さなものにすべきです。

10 どんな形の証言活動でも,正確な記録を付けることは最大の助けとなります。このことは電話による証言にも当てはまります。話し合った話題,家の人が関心を示した事柄,次の電話で話し合える話題など,役立つ情報を家から家の記録に注意深く記します。後日もう一度電話をかけるべきか,それとも個人的に訪問する約束ができたかを記します。

11 個人的な計画が必要: 定期的に行なうことは,自信をつけ,不安を払いのけるのに役立ちます。晩や週末など,人々が家にいそうな時間帯に電話をかけるのが最善です。このような電話をかけるために毎週決まった時間を計画します。会衆の書籍研究の前の時間が産出的であることに気づいた人もいます。あなたの地域でどの時間帯が最善かを見定めてください。

12 準備の方法: この奉仕の特権を楽しんでいる人と話をして,アイディアを得てください。いつも積極的に考えましょう。力と強さの源としてエホバに頼り,祈りを通して導きを求めましょう。(詩編 27:14。フィリピ 4:13)他の形の証言に対するのと同じように,心を込めてこの活動を行なうよう計画しましょう。―マルコ 12:33と比較してください。

13 経験からすると,机やテーブルに向かって座るとよいでしょう。固めの椅子に座ると,考えをはっきりさせ,集中する助けになります。証言に使うかもしれない資料などをすべて並べます。それには,パンフレット,現在提供している文書,最新号の雑誌や以前の興味深い雑誌,聖書,「論じる」の本,特定の集会の時間や王国会館の住所を記した集会の招待ビラ,鉛筆かボールペン,「家から家の記録」などが含まれます。出版物をすぐに使えるようにしておき,特定の記事を開いておくことさえできるかもしれません。証言を徹底的に練習してください。電話の目的は証言を行ない,できるだけ早いうちにその人を訪問する約束を設けることであるという点を覚えておきましょう。

14 実際に電話をかける: リラックスすることです。落ち着いてください。電話で効果的な証言を行なうには,温かくて感じのよい声を出すことが必要です。笑顔で話すようにすると,声の調子にもそれが表われます。ゆっくり,かつはっきりと話し,十分な大きさの声を出します。礼儀正しく,辛抱強くあり,親しみを込めます。断わられるのを恐れてはいけません。あなたの伝えたいことに関心を示さない人がいるという事実を受け入れましょう。いつもの家から家の宣教と同じような見方をしましょう。

15 紹介の言葉で自分の氏名を知らせます。特定の建物や団地のすべての人に電話をかけているとは言わないのが最善です。もしそのように言えば,障壁を作ってしまうことになりかねません。

16 「論じる」の本のたくさんの紹介の言葉をその通り,会話的な仕方で読むことができます。例えば,このように自己紹介できるかもしれません。「もしもし,私は____と言います。直接伺ってお会いできないので,こうしてお電話させていただきました」。それから間を入れずにこう言うことができます。「生活の質が果たして良くなるのだろうかということについてご意見をお聞きしたいと思っています。大抵の人は,生きることに喜びを感じますが,『人間は果たして真の意味で幸福な生活を営めるのだろうか』と考えている人も少なくありません。このことについてあなたはどのようにお感じですか。[答えてもらう。]今日,幸福を得るのに何が一番大きな障害になっていると思われますか」。あるいは上に書いてあるとおりに自己紹介した後,このように言えるかもしれません。「私は世界中で行なわれている自発的な活動に参加しています。人生の意味についてご意見をお聞かせいただきたいと思っています。だんだん年を取ってきますと,人生は非常に短いことに気づきます。人生は,ただこれだけのものなのでしょうか。あなたは人生についてどのように感じておられますか」。(「論じる」の本の12ページ,「生活/幸福」の副見出しを参照。)「わたしたちの王国宣教」の1990年7月号の8ページにある紹介の仕方や,電話による証言で直面する反対意見に上手に応じる方法についての提案を復習すれば,さらに役立つ情報を得られるでしょう。

17 話し合いの早い時期に聖書を使いましょう。会話の途中で,ふさわしいと思える時に,自分がエホバの証人であることを述べてください。家の人に会話に加わってもらうようにします。相手が自分の考えを話そうとするとき,聴くのを怖がってはなりません。意見などを話してくれたことを感謝します。いつでも褒めるようにします。しかし相手が一方的に話し始めたり議論を始めたりするなら,巧みに電話を切るようにします。神の霊にあなたの努力を導いていただき,神にまっすぐ心が向いている人を探すのを助けていただくようにしましょう。

18 会話を終えるのを家の人に任せるよりも,自分で結びの言葉を述べるほうが良いでしょう。王国会館での公開講演に招待し,場所と集会の時間を知らせるだけで結びの言葉にすることができます。話し合った事柄についてさらに詳しく話し合うため,家を訪問してもよいかどうか尋ねることもできます。電話で文書を効果的に提供することさえできるかもしれません。雑誌経路を取り決めるという目標で雑誌を提供することもできます。

19 電話による証言の喜びを味わう: 電話したすべての家で聖書研究を取り決めることができるのでしょうか。いいえ。しかし中には取り決まるところもあるでしょう。例えば,ある姉妹は月に300本以上電話をかけました。自己紹介の後,姉妹は自分が家の人を1軒1軒訪問するのではなく電話をかけている理由を説明しました。次いで手短に証言したのです。その結果,12軒の人とよく話すことができました。姉妹は今でも3人の関心ある人と電話で連絡を取っており,別の4人は家を訪問することを承知してくれました。一人の人は『永遠に生きる』の本を受け取り,現在定期的な訪問が続いています。

20 イエス・キリストは弟子たちに,証言の業を「地の最も遠い所」にまで広げるようお命じになりました。(使徒 1:8)ある地域ではこの命令を果たすために電話を使って証言しなければなりません。これまでの資料を考慮した後,こう自問してみてください。『わたしの会衆の区域で,今まで接することのできなかった場所に住んでいる人を含め,「あらゆる人」に良いたよりを宣べ伝えるためにもっとできることはないだろうか』。こうした提案に従った兄弟たちは,得られた結果に大いに励まされています。兄弟たちは,電話による証言が『自分の奉仕の務めを栄光あるものとする』特別な方法であることに気づきました。(ローマ 11:13)あなたも電話による証言を通してこの同じ喜びを味わうことができますように。

    日本語出版物(1954-2025)
    ログアウト
    ログイン
    • 日本語
    • シェアする
    • 設定
    • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
    • 利用規約
    • プライバシーに関する方針
    • プライバシー設定
    • JW.ORG
    • ログイン
    シェアする