夏の間も神権的な活動を行ない続ける
1 夏の時期には様々な活動に携わる機会があります。良い天候を利用して,普段とは違うくつろげる事柄を行ないたいと思うかもしれません。しかし,自分の神権的な日課を崩してしまわないよう,注意すべきです。―フィリピ 3:16。
2 わたしたちは毎年の夏の地域大会を心待ちにします。皆さんは明確な予定を立て,必要な交通手段や宿舎の手配を済ませましたか。会衆内の個人的な援助を必要とするような人を計画に含めましたか。そのような寛大さは,相互に祝福をもたらすでしょう。
3 学校の休みのように自由な時間があるなら,宣教にもっと多くの時間を用いることについて考えていますか。夏休みは補助開拓奉仕をする格好の時です。多くの場合,この奉仕により,正規開拓者としてのより大きな特権に通じる扉が開かれてきました。宣教を丸一日,一緒に行なうなら,家族は真の喜びを味わえます。いずれにしても,奉仕に充てる時間を増やすことができますか。天候が良く,日中の時間も長くなるので,より多くの人が晩の証言を行なって益を得られるはずです。
4 家を離れて休暇を過ごす計画がありますか。もしそうであれば,旅行先で集会に出席できるよう計画を立てていますか。行き先の兄弟たちと野外奉仕で共に働くのはいかがでしょうか。このことを休暇に含めるならば,皆さんも他の人も大きな報いを得ることができます。(ローマ 1:11,12)それに加えて,旅行中に非公式の証言ができますか。聖書と提供できる文書を忘れずに持って行きましょう。自由な時間を幾らか用いて,読書や聖書研究の遅れを取り戻してください。わたしたちは世俗の仕事を休む休暇を時々必要としますが,エホバに仕えることを休むべきではないということを忘れないでください。
5 長老たちは,会衆の活動が引き続きしっかり組織されるよう気を配るべきです。不在になる長老や奉仕の僕がいる場合,他の人々が責任を肩代わりできるよう,手はずを整えます。不在になる時期を十分前もって知らせておくことは,主宰監督がふさわしい調整を行なう上で助けになります。
6 確かに夏は非常に忙しい時期です。しかし,気を散らすものによって王国奉仕の良い日課はすぐに崩れてしまいがちです。夏の機会を最大限に活用してください。霊的な面での健全な優先順位を見定め,それを固く守ってください。―フィリピ 1:10。