再び『啓示の書の最高潮』の本を研究する
1 『啓示の書の最高潮』の本の巻頭のページには,啓示 1章3節の次の言葉が引用されています。『この預言の言葉を朗読する者,またそれを聞く者たちは幸いである』。確かに,今日のエホバの民の幸福は,聖書の「啓示」の書に収められている数々の預言が現代に成就することにより,大いに増し加わってきました。「主の日」であるこの時代の出来事に関するわたしたちの現在の理解については,「啓示の書 ― その壮大な最高潮は近い!」の本の中で説明されています。(啓示 1:10)わたしたちはこの本を研究して,世界の重大な出来事,特に偽りの宗教の世界帝国,ハルマゲドンへと向かう諸国民の行進,またご自分の民に対するエホバの扱いに関連した出来事を洞察するようになっています。
2 この出版物を研究すれば,わたしたちの多くは,以前に考慮した点を思い起こして銘記できるだけでなく,すべての敵に対するエホバの勝利の日を目前に控えた最近の事態の進展に関する霊的な視力を鋭くすることもできます。ここ二,三年の間にわたしたちの隊伍に加わった幾十万もの人々は,『啓示の書の最高潮』の本を会衆の書籍研究で取り上げる今回の3回目の研究から確かに益を受けることでしょう。
3 この研究は,1994年10月3日の週から始まります。毎週,よく準備して出席し,意味深い仕方で参加してください。皆さんは「啓示」の書に記されている預言に照らして,進展する世界の出来事の意味を一層はっきり理解することで,豊かに報われ,祝福されるでしょう。確かに,わたしたちはそのような資料を真剣に考慮する必要があります。今はそうする上でかつてなく時宜にかなった時です。わたしたちはぜひ,今の時代に関するこの興奮を誘う預言を朗読し,聴き,黙想して,約束された幸福を味わう者となりたいものです。