新しい巡回大会のプログラム
1 9月から始まる新しい巡回大会のプログラムでは,「与えることのより大きな幸福を経験しなさい」という主題について詳しく論じられます。(使徒 20:35)幸福とは,「恵まれた良い状態や満足感」のことである,と説明されています。今日,たいていの人は,生活から得られる楽しみは何でも我が物にしますが,そうして得られるのは多くの場合,一時的な楽しみでしかありません。それは真の幸福ではありません。しかしエホバは,わたしたちが自分を永遠に益する方法を教えてくださっています。(イザヤ 48:17。ヨハネ第一 2:17)新しい巡回大会のプログラムでは,霊的に与えることから,より大きな幸福がどのように得られるか,という点が強調されます。
2 わたしたちは,宣教において自分を与えることのできる実際的な方法について学ぶことになります。旅行する監督たちが行なう話には,「不義の富によって友を作る」,「『人々の賜物』という神の備えに敬意を払いなさい」,「真の幸福の数多くの面を経験しなさい」といった主題のものがあります。大会でバプテスマを受けることを願う人たちは,主宰監督に話してください。そうすれば,長老たちがそのような人とバプテスマのための質問を復習するよう取り決めることができます。清い関係のうちにエホバに仕えることは,新たにバプテスマを受けた人たちに大きな幸福をもたらすでしょう。
3 エホバの権威を正しく認めることも,真の幸福と安全をもたらします。すべての人は,このことを知る必要があります。したがって,巡回大会の公開講演では,「神の幸福な民と一つに結ばれる」という主題について詳しく論じられます。この話を聞きに来るよう,真理に関心を示してきた人を全員,必ず招待しましょう。それらの人は,サタンの配下にあるこの世の,人間による支配のもとでは,真の安全や永続する幸福を見いだしていません。(伝道の書 8:9)しかし,彼らはエホバの幸福な民と交わることから,実に大きな喜びを見いだすでしょう。―詩編 144:15後半。
4 この事物の体制の情勢が悪化してゆくとしても,霊的に与えることのより大きな幸福を経験する人が,幸福な神によって失望させられることは決してありません。(テモテ第一 1:11)新しい巡回大会のプログラムでは,これが真実であることが示されます。ぜひご出席ください。