協会の世界的な業のための寄付は拡大を支える
イザヤ 54章2節と3節で予告されているとおり,エホバの清い崇拝の拡大は,全地で続いています。それには,アフリカ大陸の様々な国や地域,そして近隣の島々が含まれています。ここ10年の間に,アンゴラ,エチオピア,カメルーン,赤道ギニア,トーゴ,マダガスカル,マラウイ,モザンビークといった場所で,王国の活動に対する制限が解除されてきました。これらをはじめ,畑が収穫を待って白く色づいている他の国や地域で,ギレアデの宣教者や宣教訓練学校の卒業生やベテル家族の成員などが,割り当ての務めを果たすようになりました。―マタイ 9:37,38。
明らかなこととして,エホバの組織の中で真の崇拝を行なう人が増えると,何百軒もの新しい王国会館を建てることが必要になります。また,大会ホールの計画や,支部施設の新築や増築の計画も必要になっています。協会の世界的な業のための寄付は,アフリカをはじめ,世界の様々な場所でこうしたプロジェクトの費用を賄い,王国の業を引き続き推し進めるため,かなり用いられてきました。
2ページにわたるこの折り込みの写真やさし絵は,協会がアフリカの畑で何を成し遂げようとしているか,そのあらましを示しています。ここに示されているのは,いま進行中の建設工事や,間もなく始まるプロジェクトの幾つかです。
1996年の「年鑑」の野外奉仕の表を確かめるなら,これらの国の伝道者たちが宣教において行なっている事柄について理解を深めることができます。多くの国や地域で際立った増加が生じており,成長の見込みは,並々ならぬ記念式の出席者数に表われています。わたしたちは,王国を宣べ伝え,弟子を作る世界的な業の一環として他の大陸で成し遂げられている事柄を思いに留めるとき,真の崇拝を物質面で支える,いかに大きな特権を持っているか,という点を銘記させられます。―ルカ 16:9。テモテ第一 6:18。
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南アフリカのクワズールー-ナタールにある,九日で建てられた王国会館
費用を抑えて建てられたナイジェリアの王国会館
モザンビークの大会ホール 1,500の座席があり1996年末までに完成の予定
モザンビークの支部施設。1996年秋には入居の準備が整う
シエラレオネ支部。この夏に完成の予定
[4ページの図版]
モーリシャスの壁のない完成した大会ホールと,1997年春に完成予定の支部施設
建設中のジンバブエ支部
セネガルの,壁のない大会ホールと,建設中の新しい支部
首都ナイロビにある,新しいケニア支部
マダガスカル支部。間もなく完成の予定
マラウイで計画されている支部の建物