ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 宣 01/8 3–4ページ
  • 良いマナー ― 敬虔な民の特色

視聴できるビデオはありません。

申し訳ありません,ビデオをロード中にエラーが発生しました。

  • 良いマナー ― 敬虔な民の特色
  • わたしたちの王国宣教 2001
  • 関連する記事
  • クリスチャンにふさわしい行儀を示す
    エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1961
  • 「良いたよりにふさわしく行動しなさい」
    エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1989
  • 礼儀をわきまえない世にあって,クリスチャンとしての礼儀を身に着ける
    エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1989
  • 野外奉仕における良い行儀は神をたたえる
    わたしたちの王国宣教 1984
もっと見る
わたしたちの王国宣教 2001
宣 01/8 3–4ページ

良いマナー ― 敬虔な民の特色

1 マナーの良さは,今日あまり見られなくなっています。なぜでしょうか。人々はあまりに慌ただしくしているために,「お願いします」,「ありがとうございます」,「すみません」と言うなど,基本的な礼儀さえ忘れがちなのかもしれません。神の言葉は,終わりの日にマナーが低下することを予告し,人々が『自分を愛する者,うぬぼれる者,ごう慢な者,感謝しない者,自然の情愛を持たない者,自制心のない者,善良さを愛さない者,片意地な者』になると述べています。(テモ二 3:1-4)こうした性質はすべて,悪いマナーを生み出します。クリスチャンは,敬虔な民として,他の人に対する敬意の欠けたこの世の態度を身に着けることがないように,用心しなければなりません。

2 マナーとは: 良いマナーとは,周囲の人の気持ちに目ざとく配慮を払うこと,また人と平和に過ごす能力のことと言えるでしょう。良いマナーに含まれるものとしては,思いやり,礼儀正しさ,親切さ,丁寧さ,巧みさ,思慮深さなどがあります。こうした特質は,神と隣人への愛に根ざしています。(ルカ 10:27)それを培って示すのに何の費用もかかりませんが,他の人との関係を良くするうえで大いに価値があります。

3 イエス・キリストは完全な手本を示されました。「自分にして欲しいと思うとおりに,人にも同じようにしなさい」という黄金律を,自ら常に実践されました。(ルカ 6:31)イエスが弟子たちと接する際に示した思慮深さや愛のある態度に,感銘を受けるのではないでしょうか。(マタ 11:28-30)その良いマナーは,作法の本に記されているような規則集から来るものではありませんでした。誠実で寛大な心から生じるものでした。わたしたちも,そのすばらしい手本に倣うことに努めるべきです。

4 クリスチャンはどんなときに良いマナーが要るでしょうか。自分について良い印象を与えたいと願う特別な場合だけでしょうか。あるいは,人に何か影響を及ぼそうとするときだけでしょうか。そうではありません。わたしたちはいつでも良いマナーを示すべきです。会衆内の人と接する際,この面で特にどんな点に留意できるでしょうか。

5 王国会館で: 王国会館は崇拝の場所です。わたしたちはエホバ神の招待を受けてそこに行きます。わたしたちは,いわば招かれた客です。(詩 15:1)王国会館に行くとき,良い客となっているでしょうか。服装や身だしなみにふさわしい注意を払っているでしょうか。くだけすぎた服装や極端なものは避けたいと思うでしょう。大会に出席するときも毎週の集会のときにも,エホバの民は,神をあがめると言い表わす者にふさわしい,品位ある装いで知られています。(テモ一 2:9,10)そのようにして,天の主人役である方と,客として招かれている他の人々に対して,当然の配慮と敬意を示せます。

6 集会に関連して良いマナーを示すもう一つの方法は,時間どおりに着くことです。確かに,これは容易でない場合もあります。遠くに住んでいる人や,大きな家族に支度をさせなければならない人もいるでしょう。しかし幾つかの会衆では,成員の25%もの人が習慣的に開会の歌と祈りの後に到着することが観察されています。これは憂慮すべき状況です。銘記すべき点として,他の人の気持ちによく配慮することがマナーに含まれます。寛大な主人役であるエホバは,わたしたちの益のためにこうした霊的な宴を設けてくださっています。時間を守ることによって,エホバの思いに対するわたしたちの感謝や認識を示せます。着くのが遅れると,すでに出席している人たちの気を散らし,敬意が欠けることにもなります。

7 集まりのとき,出席している新しい人にも関心を払っているでしょうか。その人たちを歓迎することも良いマナーです。(マタ 5:47。ロマ 15:7)親しみのこもったあいさつ,温かな握手,優しい笑顔 ― これらは小さなことですが,真のクリスチャンのしるしを引き立たせます。(ヨハ 13:35)初めて王国会館に来たある男性はこう言いました。「ずっと育ってきた教会でそれまでに会ったより多くの,真に愛のある人たちに,ほんの一日で会いました。まったく見知らぬ人たちだったのです。まさに真理をみつけたと思いました」。結果として,この人は生き方を変え,7か月後にバプテスマを受けました。そうです,良いマナーは計り知れない影響を与えます。

8 見知らぬ人々に良いマナーを示すのであれば,「ことに信仰において結ばれている人たちに」そうすべきではないでしょうか。(ガラ 6:10)『あなたは老人の身を思いやらねばならない』という原則を当てはめましょう。(レビ 19:32)集まりのときに,それらの方が見過ごされることがないようにしましょう。

9 よく注意を払う: 神のクリスチャン奉仕者は,会衆の集会で,何かの霊的な賜物を分け与えて,わたしたちを築き上げるために話します。(ロマ 1:11)眠り込んだり,耳障りにガムをかんだり,近くに座っている人と繰り返し小声で話したり,不必要に何度も洗面所に行ったり,無関係のものを読んだり,集会中に他の用事をしたりするなら,言うまでもなく,とても良くないマナーを示していることになります。長老たちは手本となるべきです。クリスチャンとして良いマナーがあるなら,一心に耳を傾けることによって,話し手と聖書に基づく教えとにふさわしい敬意を示せます。

10 さらに,話し手と聴衆に対する配慮として,ポケットベルや携帯電話などが集会を妨げないように注意すべきです。

11 子どもたちのマナー: 親は,子どもの行状にいつも気を配るのがよいでしょう。集会の間に幼い子どもが泣きだしたりそわそわしたりして,他の人の注意をそらすようなら,早めに外に連れて出て,静まらせることが勧められます。それがしにくい場合もあるにしても,そのようにするなら,他の人の気持ちへの配慮となることを思いに留めてください。ぐずりがちな幼子のいる人は一般に,会場の後ろの方に座ります。集会中に席を立つことが必要になっても,あまり多くの人を妨げずにすむからです。もちろん,他の出席者も,無理がなければ,後ろの方の席を空けておいて,そのような家族への配慮を示せます。

12 親は,子どもの集会前後の行状にも注意を払うべきです。事故につながることもあるので,子どもたちが建物の中で走らないようにさせましょう。王国会館の外で走り回るのも危険な場合があります。見通しのよくない晩の時間は特にそうです。外での大きな声は近所迷惑となり,わたしたちの崇拝に反発を招くかもしれません。王国会館の中でも外でも,子どもを見守る面でよく努力する親は,ほめるに値します。一致のうちに集まり合うことの快さをいっそう大きくするからです。―詩 133:1。

13 書籍研究で: 会衆の集会のために自宅を提供してくださる兄弟たちの寛大さに,わたしたちは感謝します。出席するときには,家の人の持ち物に敬意や配慮を示す必要があります。玄関などを汚さないように,入る前にきちんと靴の汚れを落とすのはよいことです。親は,子どもが書籍研究のために決められた場所以外に行かないように監督すべきです。少人数であり,いくらか打ち解けた雰囲気かもしれませんが,他の人の家で勝手に振る舞わないようにすべきです。幼い子どもが洗面所などを使う時は,親がついて行くのがよいでしょう。さらに,書籍研究も会衆の集会ですから,王国会館に行く時と同じような服装をするのがよいでしょう。

14 良いマナーは大切: クリスチャンとしてのマナーを実践すれば,わたしたちの行なう奉仕に誉れとなり,また人との関係を良くします。(コリ二 6:3,4,6)にこやかに,心地よい態度で接し,人の喜びとなる小さな親切を示すことは,幸福な神を崇拝する者として自然にできるはずです。マナーの良さを特色として身に着けることは,敬虔な民の生き方を美しく飾ります。

    日本語出版物(1954-2025)
    ログアウト
    ログイン
    • 日本語
    • シェアする
    • 設定
    • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
    • 利用規約
    • プライバシーに関する方針
    • プライバシー設定
    • JW.ORG
    • ログイン
    シェアする