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わたしたちの王国宣教 2001
宣 01/11 5–6ページ

知覚力を培う

1 今日わたしたちは,苦難の多い終わりの日に生活しています。そのため,どこにいる神の民にも,増し加わる圧力や種々の深刻な試みが臨んできました。(テモ二 3:1-5)わたしたちは皆,信仰のうちにしっかり立つための励ましを必要としています。(コリ一 16:13)み言葉で定期的に自分を養い,神の霊に依り頼み,神の組織に固く付いてゆくとき,エホバの助けによってしっかりと立つことができます。―詩 37:28。ロマ 8:38,39。啓 2:10。

2 このような背景のもとに,昨奉仕年度の特別一日大会のプログラムは,「理解力の点で十分に成長した者となりなさい」という主題で展開されました。この主題はコリント第一 14章20節に基づいており,使徒パウロはそこでこう書いています。「兄弟たち,理解力の点で幼子となってはなりません。しかし,悪に関してはみどりごでありなさい。そして,理解力の点では十分に成長した者となりなさい」。大会のプログラムについて,どう思われましたか。

3 「とても励まされました」。「まさにわたしたちに必要なものでした」。これらは,寄せられた反応の一部です。12歳の娘のバプテスマを見るため特別一日大会に来た,証人ではない男性も,プログラムからたいへん感銘を受け,それが自分の家族の益になることが分かった,と語りました。あなたもそのように感じましたか。プログラムの主な点を幾つか振り返ってみましょう。

4 正確な知識は知覚力を培うのに不可欠: 「今,理解力を培う」という最初の話の中で,話し手は,今日の諸問題に対処するために必要なものとして,何を強調したでしょうか。単なる知的能力以上のものが必要です。周囲のあらゆる悪に打ち負かされないために,聖書に対する理解力を培い,それを成長させなければなりません。聖書を理解するには,神の導きが必要です。詩編作者のように,神の律法と諭しを理解し,心をこめて神に仕えることができるよう,エホバに一心に祈り求めなければなりません。―詩 119:1,2,34。

5 続く話の中で,巡回監督は,「聖書理解の面で十分に成長した者となるための助け」を,エホバがみ言葉と組織を通して備えてくださることを示しました。理解力とは,「物事を調べ,各部分と全体との関連を把握することによって物事の構造を認識し,こうしてその意味を悟る能力のこと」と定義されました。その能力を培う点でだれが助けてくれるでしょうか。エホバはわたしたちの霊的進歩のために,人々の賜物を備えてくださっています。(エフェ 4:11,12)神の地上の組織は,神の言葉を毎日読むことや,会衆のすべての集会に定期的に出席することを勧めています。(詩 1:2)わたしたちは,個人研究や家族研究の際,また集会や野外奉仕の準備の際に,聖書やクリスチャンの出版物を活用する方法を教えられています。それらの備えすべてを活用してこられましたか。自分の定期的な聖書通読の予定に従っておられますか。世の風潮,流行,哲学,欺きとなるいろいろな影響力のえじきとならないようにするために,こうしたことは肝要です。―コロ 2:6-8。

6 知覚力を訓練しなければならない: 「知覚力を訓練して霊性を守る」と題する,訪問講演者による最初の話は,世の人々が正邪を見分けられなくなっていることを明らかにしました。(イザ 5:20,21)それは,神の義の規準を認めず,それを守らないためです。対照的に,エホバの組織内にあって霊的な訓練を受けているわたしたちは,神の物事の規準を認め,それを自分の活動と行動の導きとしています。それによって,エホバの目から見て何が善で受け入れられるか,何が神の完全なご意志にかなっているかを自らわきまえ知ることができます。―ロマ 12:2。

7 世の混乱した考えやそれに基づく悪い実を避けるには,自分の知覚力を継続的に訓練してゆかなければなりません。どうすればそれができるでしょうか。ヘブライ 5章12-14節で使徒パウロは,『み言葉の乳』以上のもので自分を養う必要性を強調しました。会衆の書籍研究でイザヤの預言の研究から得ているような,固い霊的食物も必要です。次いで,学んだ事柄を意欲的な態度で生活に適用しなければなりません。そうするとき,エホバの原則と規準の正しさを得心できます。こうして知覚力は訓練され,正しいことも悪いこともはっきり見分けられるようになります。

8 残念ながら,霊的につまずいてしまった人たちもいます。なぜでしょうか。エホバから見て善良で廉直な事柄に注意を集中していなかったためです。その結果,非聖書的と思える内容のラジオやテレビの番組,人を堕落させる音楽,コンピューター・チャットルームなどの悪影響のえじきとなってしまいました。賢く行動することにより,不道徳な人や愚鈍な人,また邪悪な人に影響されるのを避けられます。―箴 13:20。ガラ 5:7。テモ一 6:20,21。

9 若い人たちは「悪に関してはみどりご」でなければならない: 大会では,知覚力を成長させるよう特に若い人たちを励ます,二つのプログラムがありました。話し手は,『悪に関してみどりごである』とは,エホバの目に清くない事柄に関して,みどりごのように未経験で潔白な状態を保つこと,と述べました。(コリ一 14:20)わたしたちは皆,いかなる悪にもさらされないよう,またその影響に染まらないようにするため,自分の時間の用い方をしっかり見守るように励まされました。(エフェ 5:15-17)霊的な事柄を理解する点で,自分の成長に直接役立たないものを読むことにどれほど時間を費やしているかを数えてみるように,とも促されました。それをしてみましたか。どんなことが分かりましたか。聖書を毎日読むことに加えて,組織が提供する読み物に付いてゆくことを思い定めてください。そうするなら,若い人たち,またわたしたちすべては,『理解を得る』ことができます。―箴 4:7-9。

10 「理解力をもって聖書の原則を当てはめ,益を得る」: これは,特別一日大会の結びの話の主題でした。訪問講演者は,エホバこそ命に至る理解の源であり,神の持たれる理解は,人間すべてを合わせたものと比べても計り知れないほど優れていることを説明しました。自分が,エホバの持たれる深い理解からくみ取れることについて想像してください。真剣に求め,信仰のうちに尋ね求める人に,神は寛大に与えてくださるのです。(箴 2:3-5,9; 28:5)あなたは,神の勧めに余すところなくこたえ応じておられますか。

11 聖書を読むとき,そこに示されている原則を見分けるように励まされました。(テモ二 3:16,17)エホバの言われることを正確に理解するために,聖書の原則を注意深く研究してください。時間を取ってそれらの原則について黙想し,思いと心に刻んでください。そうすれば,あなたの知覚力は訓練され,生活上の種々の決定を正しく行なうことができます。(ヨシュ 1:8)ここで,多くの人が直面する状況を幾つか取り上げて,聖書の原則を当てはめることにより,いかに首尾よく対処できるかを見てみましょう。

12 『服装や身なりの点でどんなものを選ぶべきだろうか』。衣服や身なりの面で,この世の流行はある種の反抗の精神を表わしている場合が少なくありません。そうした精神が,人々にうす汚くてだらしのない服装をさせたり,ただ性の強調に走らせたりしています。その種の傾向に抵抗するのに,どんな適切な聖書の原則が役立つでしょうか。知覚力を訓練してきたわたしたちは,テモテ第一 2章9,10節の,「慎みと健全な思いとをもって……神をあがめると言い表わす[人]にふさわしい仕方で,……身を飾るように」という原則を考慮に入れることができます。ほかにも,コリント第二 6章3節やコロサイ 3章18,20節の原則を適用できます。

13 『家族のきずなを強く保つために何ができるだろうか』。家族の間でよく意思を通わせることが肝要です。ヤコブ 1章19節は,「すべての人は,聞くことに速く,語ることに遅く,憤ることに遅くあるべきです」と教えています。家族の成員同士は,互いによく耳を傾け,また話し合わなければなりません。家族のコミュニケーションは相互的なものだからです。真実を述べるとしても,冷たく,あるいは自慢げに,無神経に話すなら,益よりも害になりかねません。ですから,夫も妻も,親も子どもも,自分の語ることを「常に慈しみのあるもの,塩で味つけされたもの」とすべきです。―コロ 4:6。

14 『物質主義に影響されているだろうか』。物質中心の見方は,この世界の圧力であり,人の生活を複雑なものにしています。それが幸福への扉を開くわけではありません。(伝 5:10。ルカ 12:15。テモ一 6:9,10)物質主義のわなを避けられるように,イエスは重要な原則を教えてくださいました。それは,目を純一に保つことです。平衡の取れた簡素な生活を送るには,目の焦点を王国の関心事に合わせ,他のすべての事柄を二次的なものとすることが必要です。―マタ 6:22,23,33。

15 どんな目標を持つべきか: わたしたちにとって,神の言葉は,物事を決定する際に導きとなる義の原則の確かな源です。それらの原則を学び,それについて黙想し,生活にどう当てはめるかを理解しなければなりません。こうして『正しいことも悪いことも見分けられるように自分の知覚力を訓練する』ことによって,自分を益し,エホバを敬うことができます。―ヘブ 5:14。

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