霊的な目標を定める

¹ とこしえにエホバを賛美するというのは，何とすばらしい特権でしょう。その目標を実現するために，もっと身近な霊的目標を幾つか定め，その達成を目ざすことができます。そうすれば，自分のエネルギーを賢明に使えます。（コリ一 9:26）あなたは，どんな現実的な目標を定めることができますか。

² 聖書の研究: 毎回，会衆の集会のために予習をしていますか。それができていれば，研究の際に調査や黙想の時間を取っているでしょうか。例えば，毎週の「ものみの塔」研究や会衆の書籍研究の予習をするとき，答えに下線を引くだけでしょうか。それとも，引照されている聖句を調べ，述べられている説明の理由についても熟考しますか。毎週，神権宣教学校の聖書通読の範囲から二，三の点を調査することを目標にできますか。そのように霊的に掘り下げるには時間と努力が必要ですが，それには豊かな報いがあります。―箴 2:4，5。

³ 会衆の集会: 別の目標は，会衆の五つの集会すべてに定期的に出席することです。じゅうぶん早めに着いて仲間の信者と交わり，開会の歌と祈りに参加すれば，会衆の霊を築き上げることに貢献できます。毎回の集会で注解し，また注解を改善することにも努力できるかもしれません。討議している内容と節の中の聖句とがどのように関係しているか，また，資料を日常生活にどのように当てはめられるかを述べることもできるでしょう。―ヘブ 10:24，25。

⁴ 野外奉仕: 目標を定めると，宣教奉仕は大いに改善できます。毎月，奉仕に費やす時間を計画し，自分の目標を立てていますか。それが役立つと感じている人たちがいます。家から家の活動で聖書を使うこと，意味深い再訪問をすること，聖書研究を取り決める面で努力すること，より効果的に研究生を教えることなど，宣教奉仕の幾つかの分野で改善できるでしょうか。

⁵ 親の皆さん，エホバへの奉仕に関連した目標を定めるように子どもたちを励ましていますか。開拓者，宣教者，あるいはベテル家族の成員として奉仕することも，エホバへの感謝の深さを表わすすばらしい方法であることを理解するように子どもたちを助けてください。―伝 12:1。

⁶ 自分の活動を吟味し，幾つかの霊的目標を定め，それらを達成するように努力すれば，奉仕の喜びは増し加わり，他の人にとって励みの源となることができるでしょう。―ロマ 1:12。