啓発的で勇気を与えるビデオ
それは1951年4月のことでした。旧ソビエト連邦に住む幾千人ものエホバの証人は,家族ごとに捕らえられて貨物列車に乗せられ,シベリアに流刑にされました。強大なソビエト政府は,なぜ証人たちを根絶しようと躍起になっていたのでしょうか。兄弟たちは,幾十年にも及ぶ厳しい迫害をどのように生き延び,繁栄さえしたのでしょうか。答えは,「試練のもとで忠実 ― ソ連のエホバの証人」のビデオの中に見いだせます。このビデオを見て,その啓発的なメッセージから,何があってもエホバへの忠実を保つ勇気を得てください。
次の質問に答えることができますか。(1)ロシアでエホバの証人が最初に公式の認可を得たのはいつですか。(2)第二次世界大戦前後に,幾千ものエホバの証人の家族がソビエト連邦に住むようになったのはどうしてですか。(3)証人たちの信条はどのようにレーニンの哲学と真っ向から対立しましたか。(4)“セーベル”と名づけられた作戦はどんなものでしたか。スターリンはそれによって何が成し遂げられることを期待しましたか。(5)証人たちにとって流刑は何を意味しましたか。流刑を免れるために何をするよう告げられましたか。(6)列車によるシベリアへの長い旅の途上,兄弟姉妹はどのように励まし合い,護衛の人たちを驚かせましたか。(7)証人たちはシベリアでどんな悲惨な状況に耐えましたか。(8)エホバの民は,どのような霊的備えを非常に重要なものとみなしましたか。なぜですか。(9)兄弟たちはなぜ聖書文書のために自らの命を危険にさらしましたか。文書を受け取れないよう当局は執拗に妨害しましたが,証人たちはどのようにしてそれを乗り越えましたか。(10)フルシチョフはどのような方法で神の民に対する攻撃を続けましたか。(11)当局はどのようにして証人の子どもたちの信仰を覆そうとしましたか。(12)兄弟たちは,迫害されている理由について,どんな明確な理解を持っていましたか。(『2002 年鑑』,203,204ページ)(13)神の組織に対する全面攻撃は,迫害者にとってどのように裏目に出ましたか。(『2002 年鑑』,220,221ページ)(14)旧ソビエト連邦の証人たちにとってかつては夢にすぎなかったどんな事柄が実現しましたか。(15)兄弟たちが試練に耐え忍ぶための力となったのは何ですか。ビデオの最後の場面は,エレミヤ 1章19節の真実さをどのように描いていますか。(16)試練のもとで忠実を保った証人たちの経験のうち,あなたが特に勇気づけられたものを一つ述べてください。