感謝をこめて贖いの大切さを思い起こす
1，2 感謝をこめて贖いの大切さを思い起こすべきなのはなぜですか。
1 2008年3月22日土曜日の日没後，イエスの命令に従う世界じゅうのクリスチャンは，キリストの死を記念するために集まります。（ルカ 22:19。コリ一 11:23-26）そのようにするのは，1,975年前のその同じ日に成し遂げられた事柄に対する深い感謝の念に動かされてのことです。イエスは，苦しみの杭の上で，全き忠誠を保って死を遂げることにより，み父の名を神聖なものとし，サタンの嘲弄に対する決定的な答えを提出しました。―ヨブ 1:11。箴 27:11。
2 イエスの流した血によって新しい契約が有効になり，不完全な人間が神の子として養子にされ，天の王国でキリストと共になって支配に加わる機会が開かれました。（エレ 31:31-34。マル 14:24）そして，人類に対する神の愛の深さは，心から愛するみ子を犠牲として与えてくださったことにはっきりと示されており，その点はイエスがニコデモに説明したとおりです。―ヨハ 3:16。
3 記念式に出席する人はどのように益を受けますか。
3 人々を招待する: 「王国宣教」1月号では，自分が知っている人たちのリストを作って，その一人一人を招待することが提案されました。あなたもリストを作成し，そこに載せた人たちへの招待を始めておられますか。3月1日から始まる記念式の招待キャンペーンに精いっぱい参加するため，準備を進めておられるでしょうか。記念式に出席する人々は，聖書からの話を聞いて贖いに対する信仰を持つことができ，そのようにして永遠の命に導かれることになります。―ロマ 10:17。
4 記念式会場に早めに到着するとよいのはなぜですか。
4 事情の許す人はみな，早めに会場に到着するように計画し，この特別の招待にこたえてやって来る方たちを温かく歓迎してください。記念式には大勢の人が出席しますが，新しい人たちや時おり集会に出席している人たちには，特に注意を向けることが必要でしょう。
5 記念式に備えて自分の心をどのように整えることができますか。
5 心を整える: 「日ごとに聖書を調べる ― 2008」や『2008 カレンダー』には，3月17日から始まる，記念式にちなむ特別の聖書朗読の予定が載っています。イエスの地上での生涯の最後の日々に起きた重要な事柄について熟考するなら，記念式に備えて自分の心を整えることができます。（エズ 7:10）また，そうした聖書の記述を祈りのうちに思い巡らすと，エホバとみ子が贖いの備えを通して表わしてくださった愛に対する感謝が深くなるでしょう。―詩 143:5。
6 贖いに対する感謝が深まると，わたしたちにはどのような影響がありますか。
6 記念式が近づくにつれ，わたしたち自身が注意深く用意を整えると共に，さらに他の人たちがこの大切な機会に向けて準備できるように助けてゆきましょう。感謝をこめて贖いの大切さを思い起こすことにより，エホバとの，そしてみ子との関係を強めることができます。（コリ二 5:14，15）さらに，このお二方に倣って他の人々に自己犠牲的な愛を示すようになるでしょう。―ヨハ一 4:11。