関心ある人を再び訪問する ― いつ?
1 弟子を作る業にはどんなことが含まれますか。
1 弟子を作る業には,エホバの王国について学ぶ気持ちを示す人を再び訪ねることが含まれます。(マタ 28:19,20)その最も良い時は,わたしたちの予定や関心を示した人の都合によって決まる場合が少なくありません。それでも,最初の訪問のあと早めに再訪問すべきなのはなぜでしょうか。
2,3 できるだけ早く再訪問するように努めるべきなのはなぜですか。
2 すぐに再訪問すべき理由: 「王国のこの良いたより」を宣べ伝える業は完了に向かっており,この事物の体制の終わりは近づいています。(マタ 24:14。ペテ一 4:7)ですから,関心を持つ人たちにとってまだ「救いの日」が続いている間に,『ひたすらみ言葉を宣べ伝える』ようにとの訓戒に留意しなければなりません。それには,示された関心を成長させるためにできるだけ早く再訪問することも含まれます。―コリ二 6:1,2。テモ二 4:2。
3 サタンは,関心を持つ人の心にわたしたちがまいた王国の種をすべて取り去ろうと躍起になっています。(マル 4:14,15)家族や職場の人なども,良いたよりに関心を示した人をしばしばあざけります。早めに再び訪ねるなら,関心の種火をだれかに消されないうちに,前回までの会話を基にして話を発展させることができます。
4 最初の訪問の時に,再び訪問するための土台をどのように据えられますか。
4 約束する: 最初の訪問を終える前に,次にいつ訪ねるかを明確に取り決めるのは,とても良いことです。質問を残して,次の訪問で答えを述べるようにしてください。この点で,一人一人についてきちんと記録をつけることが必要です。あなたの事情が許すなら,翌日かその後の近いうちにもう一度訪問したいと伝えることもできます。週末に初めて会って関心を示した人が週日は働いているなら,翌週末に訪問することを受け入れてくれるかもしれません。約束をしたなら,ぜひともそれを守ってください。―マタ 5:37。
5 時間を空けずに再び訪ねることは,弟子を作るという,イエスからゆだねられた務めを遂行するのにどのように助けとなりますか。
5 関心を示した人をできるだけ早く訪ねることには確かに大切な理由があります。ですから,約束をして早いうちにもう一度訪問しましょう。「残された時は少なくなっている」のです。(コリ一 7:29)王国の音信に関心を示した人への再訪問は,早ければ早いほど,その努力がいっそう実りあるものとなるでしょう。