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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔(研究用)2021
塔研21 12月号 14ページ
1人の姉妹が別の姉妹に,会衆の誰かのことを悪く言っている。

読者からの質問

レビ記 19章16節の「仲間の命を奪うような言動をしてはならない」という表現には,どんなことが関係していますか。そこから何を学べますか。

エホバは,イスラエル人に対して聖なる人であるようにと言いました。そして,このことに関連してこう命じました。「中傷しながら民の間を歩き回ってはならない。仲間の命を奪うような言動をしてはならない。私はエホバである」。(レビ 19:2,16)

ここで用いられている原語のヘブライ語は,「自分の仲間の血に敵して立ち上がってはならない」と訳すこともできます。では,「敵して立ち上がる」とはどういう意味でしょうか。レビ記に関するユダヤ教の本にはこうあります。「この部分は……難解である。なぜなら,[ここで使われている]ヘブライ語のイディオムには,字義的には『上に立つ,そばに立つ』という意味があるが,実際には何を意味しているかをつかむのが難しいからである」。

学者たちの中には,この表現を前の節と関連付けて考える人もいます。15節にはこうあります。「裁きの時に不公正であってはならない。貧しい人の肩を持ったり,裕福な人を優遇したりしてはならない。仲間を公正に裁くべきである」。(レビ 19:15)このように解釈する場合,「仲間の命を奪うような言動をしてはならない」という命令は,裁判や商取引や家庭において不正なことや不当なことをしてはならない,また,自分の利益のために事実をゆがめてはならない,という意味になるでしょう。もちろん,こうしたことをすべきではありませんが,この節を理解する上で,もっと筋の通った考え方があります。

16節の前半に注目してみましょう。そこで神は,「中傷しながら民の間を歩き回ってはならない」と命じています。単なるうわさも問題を生じさせますが,中傷はもっと悪いものです。(格 10:19。伝 10:12-14。テモ一 5:11-15。ヤコ 3:6)中傷とは大抵,うそを言って誰かの名誉を傷つけようとすることです。中傷する人は,根拠のない証言をするかもしれません。その結果,相手の命が危険にさらされることさえあります。例えば,ナボテについて2人の人が根拠のない証言をし,中傷したために,ナボテは不当にも石打ちにされてしまいました。(王一 21:8-13)ですから中傷する人は,レビ記 19章16節の後半にある通り,「仲間の命を奪うような言動をして」いることになるのです。

また,悪意のこもった中傷は憎しみの表れでもあります。ヨハネ第一 3章15節にはこうあります。「兄弟を憎む人は皆,人殺しです。皆さんが知っている通り,人殺しは永遠の命を受けません」。注目すべきことに,レビ記 19章16節の次の節で,神は,「心の中で兄弟を憎んではならない」と言っています。(レビ 19:17)

ですから,レビ記 19章16節の言葉は,クリスチャンにとって強い警告となっています。私たちは,良くない考え方を退け,誰かを中傷しないようにするべきです。反感やねたみに駆られて誰かを中傷することによって,いわば「敵して立ち上が」るなら,憎しみを示していることになってしまいます。クリスチャンはそうしたことを絶対に避けなければなりません。(マタ 12:36,37)

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