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塔研24 07月号 26–29ページ

新しい会衆に慣れるためにできること

これまで会衆を移るという経験をしたことがありますか。ジャンシャルルはこう言っています。「家族みんながエホバとの絆を保ちながら,新しい会衆に順応するのは大変です」。あなたも同じように感じたことがあるかもしれません。仕事や家を見つけ,場合によっては学校を探さないといけません。さらに,慣れない気候や文化に順応し,新しい区域で奉仕するという難しさもあります。

また別の難しさもあります。ニコラとセリーヌは,フランス支部からの割り当てで別の会衆に移動することになりました。こう言っています。「初めはわくわくしていましたが,以前の会衆の兄弟たちと会えなくてさみしくなってきました。新しい会衆の兄弟姉妹たちとまだそれほど仲良くなれていませんでした」。a こういう大変さがあっても,新しい会衆で楽しくやっていけます。どうしたらいいでしょうか。周りの人はどんなことができるでしょうか。そうすることはどのようにお互いのためになるでしょうか。

新しい会衆に慣れるための4つのポイント

1人の姉妹が荷ほどきの手を止めて聖書を読んでいる。

エホバに頼る

1. エホバに頼る。(詩 37:5)日本に住む和美は,夫の転勤で,20年いた会衆を離れることになりました。姉妹はどうしたでしょうか。こう言っています。「エホバに自分の感じていた焦りやさみしさ,不安全てを吐露し,その都度力を得ることができました」。このように,姉妹は自分の「道をエホバに委ね」たのです。

どうしたらエホバにもっと頼れるでしょうか。植物が育つためには土からの水分と養分が必要です。同じように,私たちも自分の信仰を育てて強める必要があります。先ほどのニコラは,アブラハムやイエス,パウロといったエホバのために多くのものを後にした人たちの手本についてじっくり考えました。そうすることによって,エホバが必ず助けてくれるという確信が強まりました。こういう個人研究を欠かさないようにすれば,生活のいろいろな変化に順応することができるようになります。また学んだことを生かして,新しい会衆で仲間を励ますこともできるようになります。

1人の長老が,2人の若い兄弟から王国会館のオーディオビデオ機器の操作方法について説明を受けている。

比べない

2. 比べない。(伝 7:10)ジュールはベナンからアメリカに引っ越した時,文化が全然違うことに気付きました。その時のことをこう言っています。「生まれてから今までのことを,会う人みんなに全部言わなければならないという印象を受けました」。以前にいた所とは全然違ったので,会衆のみんなと距離を置くようになってしまいました。しかし,兄弟姉妹たちのことをよく知っていくと見方が変わっていきました。こう言っています。「私たちは地球のどこに住んでいたとしても,人間であることに変わりはありません。自分をどう表現するかが違うだけです。みんなのありのままを受け入れることがとても大切です」。それで,以前にいた会衆と比べないようにしましょう。アンリーズという開拓者の姉妹はこう言っています。「前にいた場所の良さを実感するために引っ越したわけではありません。今いる所で新しいことを学びたいと思っています」。

以前の会衆と比べないことは,長老たちにとっても大切です。何かのやり方が違っているからといって,必ずしもそれが間違っているとは限りません。何か提案をする前に,会衆やその地域の状況についてよく知るようにしましょう。(伝 3:1,7後半)自分の意見を会衆に押し付けるよりも,手本によって教える方がずっと良いでしょう。(コリ二 1:24)

2人の兄弟が王国会館の窓を拭いている。

会衆の活動に参加する

3. 会衆の活動に参加する。(フィリ 1:27)会衆の移動にはたくさんの時間やエネルギーが必要です。それでも,移動したらすぐに会衆の集会に出席することは重要です。そして,できるなら王国会館に行って兄弟姉妹に会いましょう。もし新しい会衆の兄弟姉妹があなたになかなか会えないとしたら,思うようにあなたをサポートすることができないでしょう。ルシンダは,南アフリカの大都市に2人の娘と一緒に引っ越した時のことを振り返ってこう言っています。「みんなで一緒に伝道に行ったり集会でコメントしたりして,できる限り兄弟姉妹とよく知り合うようにというアドバイスをもらいました。野外奉仕のための集まりの場所として,うちを使ってもらうこともしました」。

兄弟姉妹と「協力し合って」会衆の活動に参加することは,「良い知らせへの信仰を保[つ]」のに役立ちます。先ほどのアンリーズは,いろいろな人と伝道してみるよう長老たちからアドバイスしてもらいました。「会衆になじむために,これはとても大切なことだと実感しました」と姉妹は言っています。また,王国会館の清掃やメンテナンスなどの活動にも参加するなら,ここが自分の会衆だと思っている,ということが会衆のみんなに伝わります。会衆に関われば関わるほど,あなたも会衆の兄弟姉妹もお互いに家族のように感じられるようになるでしょう。

2組の夫婦が一緒に食事をしている。

仲良くなる

4. 仲良くなる。(コリ二 6:11-13)仲良くなるためには相手のことをよく知る必要があります。それで,集会の前後にみんなのことをよく知るための時間をたっぷり取りましょう。名前を覚えるのもとても良いことです。相手は名前を呼んであいさつしてもらえると親しみを感じるものです。こういうことを心掛けているなら,新しい友達は増えていくでしょう。

兄弟姉妹に受け入れてもらえないのではないかと心配しないでください。飾らないそのままの自分を知ってもらうようにしましょう。ルシンダはこう言っています。「自分の方から兄弟姉妹を家に招くようにしたので,今ではみんなと仲良くなりました」。私たちも同じようにできます。

「互いを迎え入れてください」

新しく来た兄弟姉妹にとって,知らない人ばかりの王国会館は緊張するものです。では,そうした兄弟姉妹のために何ができるでしょうか。使徒パウロは「キリストが皆さんを迎え入れてくださったように,互いを迎え入れてください」と励ましています。(ロマ 15:7)長老たちはキリストに倣って新しい兄弟姉妹を温かく迎え入れます。(「スムーズに会衆を移動するためにできること」の囲みを参照。)もちろん,子供を含め会衆の一人一人にも,新しい兄弟姉妹と親しくなるためにできることがあります。

スムーズに会衆を移動するためにできること

あなたにできること: 自分が今いる会衆と新しい会衆の両方の長老たちに,十分に前もって連絡してください。移動予定日や新しい住所,連絡先についても伝えてください。王国会館の場所と集会の時間を確認しておきましょう。最初に参加する集会で長老や兄弟姉妹たちに自己紹介しましょう。

長老たちにできること: 転出元の会衆の書記は,転出先の会衆に紹介状と「会衆の伝道者記録」を速やかに送ります。転出先の会衆の奉仕委員会は,新しく来る兄弟姉妹を野外奉仕グループにすぐに割り当てます。グループ監督は新しい兄弟姉妹を訪問し,歓迎することができます。

歓迎の気持ちを伝えるために自分の家に招待することもできますが,生活に慣れるために必要なサポートをすることもできます。例えば,ある姉妹は新しく来た姉妹のために時間を取って街を案内し,バスや電車の乗り方を教えてあげました。引っ越してきたその姉妹は,身ぶり手ぶりで案内してくれる様子に感動し,おかげで新しい環境に慣れることができました。

クリスチャンとして成長する

バッタは飛べるようになるまでに,成長の過程で何度も脱皮をします。同じように,新しい会衆に移動する時に感じる心配を減らしていくと,いわば自分の羽を十分に伸ばしてエホバへの奉仕を楽しむことができます。ニコラとセリーヌはこう言っています。「会衆を移動するというのは,良いトレーニングの機会になります。新しい人たちと関わって,今までとは違う環境に慣れていけば,新しい性質を磨くことができます」。ジャンシャルルは,新しい会衆に移動して家族にどんな良い影響があったかについてこう言っています。「会衆を移ってから,子供たちはエホバとの絆を強め,さらに成長しています。移動して数カ月で,娘は週日の集会の割り当てを果たすようになりましたし,息子もバプテスマを受けていない伝道者になりました」。

今は必要の大きな所に行ける状況ではない,という人もいるでしょう。それでも,この記事に出てきたポイントを今の会衆で当てはめて,新たな気持ちで取り組んでみてください。エホバに頼ることは大切です。伝道でいろいろな人と働くためによく計画し,会衆の活動にできるだけ参加するようにしましょう。新しい友達を見つけ,すでに仲の良い人とも絆を深めましょう。新しく来た人や助けを必要としている人をいろいろな面でサポートするなら,真のクリスチャンとして愛を示していることになります。こうしたことに取り組むなら,クリスチャンとしていっそう成長できます。(ヨハ 13:35)「神はそのような犠牲をとても喜んでくださいます」。(ヘブ 13:16)

いろいろ大変なことがあっても,多くの兄弟姉妹が新しい会衆での奉仕を心から楽しんでいます。あなたもそうできます。アンリーズはこう言っています。「会衆を移って自分の心を大きく開くことができるようになりました」。和美も確信を込めてこう言っています。「新たな会衆への移動は,これまで経験したこともなかったような仕方でエホバの支えを実感できる素晴らしい機会になります」。ジュールもこう言っています。「新しい会衆で築いてきた友情のおかげで,独りだと感じることはなくなりました。今では家族のような会衆から離れたくないと思っています」。

a 「ものみの塔」1994年5月15日号の「神への奉仕でホームシックに対処する」という記事に役立つアドバイスが載せられています。

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