ドミニカ共和国
神に仕えるのをやめたいと思いました
マルティン・パレデス
生まれた年 1976年
バプテスマ 1991年
プロフィール 司祭になるための勉強をしていた時,真理を学んだ。それ以来,真の崇拝者になるよう多くの人を援助してきた。
わたしは敬虔なカトリックの家庭で育ち,司祭になりたいと思っていました。それで12歳の時,それぞれ異なる司祭が担当する3つの課程を履修しました。1990年,14歳の時に国内でも有数の神学校に招かれました。
わたしは急速に進歩し,このまま努力すれば司教になれると言われました。しかしわたしは幻滅を感じるようになりました。聖書ではなく人間の哲学を教えられたからです。また,司祭たちが非常に不道徳でした。性的な嫌がらせを受けるようになった時,神に仕えるのをやめたいと思いました。
そのような時,神学校の経理の男性が宣教者の夫婦から,「若い人が尋ねる質問 ― 実際に役立つ答え」の本を受け取りました。わたしはその本を借りて読み通し,「これこそ探し求めていたものだ」と思いました。それで神学校を辞め,エホバの証人と研究し,集会に出席し始めました。そして8か月後の1991年7月,バプテスマを受けました。それから正規開拓奉仕を始め,後にマリアという開拓者の姉妹と結婚しました。2006年からは特別開拓者として奉仕しています。以前,神に仕えるのをあきらめようと思ったことがありますが,今は,真理に飢え渇いた人々を神の真の崇拝者になるよう援助しています。そのことに大きな喜びを感じています。