ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • トピ 記事111
  • 聖書は核戦争について何か述べていますか

視聴できるビデオはありません。

申し訳ありません,ビデオをロード中にエラーが発生しました。

  • 聖書は核戦争について何か述べていますか
  • ほかのトピック
  • 副見出し
  • 関連する記事
  • 聖書は核戦争が起こることを予告しているか
  • 神は核戦争が起きるのを許されるのか
  • 地球は人が住めない所になってしまうのか
  • 核への不安に対処するにはどうすればよいか
  • 聖書が預言しているハルマゲドンは核戦争のことか
  • 戦争に関して聖書はどんな解決策を述べているか
  • 核戦争 ― 脅威の源はどこにあるのか
    目ざめよ! 2004
  • 核によるハルマゲドンはない!
    目ざめよ! 1984
  • 核の脅威 ― 終結からは程遠い
    目ざめよ! 1999
  • 核凍結 ― それは平和と安全をもたらすことができるか
    目ざめよ! 1983
もっと見る
ほかのトピック
トピ 記事111
地球から核爆弾によるきのこ雲がいくつも上がっているのを宇宙から見た絵

聖書は核戦争について何か述べていますか

世界は常に核戦争の脅威にさらされています。世界の大国が核兵器を保有し,その数を拡大させているからです。核兵器の数が増えれば増えるほど核戦争が起こる危険が高まる,と人々が心配になるのも無理はありません。また,もしある国がたった一つの小型の核兵器を使用しただけでも世界を破壊するほどの核戦争に発展するのではないか,と人々は恐れています。原子力科学者会報が述べているように,私たちは「核戦争の脅威と常に隣り合わせ」の生活をしています。

核戦争は起こるのでしょうか。地球は人が住めない所になってしまうのでしょうか。核戦争が起きるかもしれないという不安に対処するにはどうしたらいいですか。聖書は何と述べていますか。

この記事では次の点を取り上げます。

  • 聖書は核戦争が起こることを予告しているか

  • 神は核戦争が起きるのを許されるのか

  • 地球は人が住めない所になってしまうのか

  • 核への不安に対処するにはどうすればよいか

  • 聖書が預言しているハルマゲドンは核戦争のことか

  • 戦争に関して聖書はどんな解決策を述べているか

  • 聖書の啓示の書には核戦争のことが書かれているのか

聖書は核戦争が起こることを予告しているか

聖書は核戦争についてはっきり述べてはいません。しかし,核戦争の脅威につながる人々の態度や出来事については予告していました。

現在世界で起きていることと聖書の言葉を比較してみてください。

聖書の言葉 イエスの弟子たちが「あなたの臨在と体制の終結のしるしは何ですか」と尋ねた時,イエスは「国民は国民に,王国は王国に敵対して立ち上がり[ます]」と答えました。(マタイ 24:3,7)

世界で起きていること 核保有国を含め,さまざまな国がますます武力に訴えるようになっています。

「近年,世界はより暴力的になっている。武力衝突は増加している」。武力紛争発生地・事件データプロジェクト(ACLED)

聖書の言葉 「終わりの時に,南の王は[北の王]と押し合います」。(ダニエル 11:40)

世界で起きていること 聖書の預言通り,敵対関係にある国々や同盟国が押し合い,覇権を取るために競っています。核超大国は直接衝突することはないとしても,核戦力を拡大しています。

「過去10年間で大国が対立する側を支援するケースなど,国家間の紛争が増加している」。ウプサラ紛争データプログラム

聖書の言葉 「終わりの時代は困難で危機的な時になります。人々は……全く人に同意しようとせず,中傷し,自制心がなく,乱暴[になります]」。(テモテ第二 3:1-3)

世界で起きていること 世の中の多くの人たちと同じように,世界の指導者たちも互いに折り合おうとしません。平和的な手段で意見の相違を解決しようとせず,脅したり武力に訴えたりしています。こうした動きによって核戦争の脅威が高まっています。

「お互いに協力関係を深めるために具体的な行動を起こさなければ,紛争による被害はますます深刻になるだろう」。S・サランとJ・ハーマン,世界経済フォーラム

神は核戦争が起きるのを許されるのか

聖書にはっきりとは書かれていません。でも,今の私たちの時代に「恐ろしい光景」,つまりぞっとするような出来事がある,とは書かれています。(ルカ 21:11)第2次世界大戦中に落とされた原子爆弾はその一例です。戦争が起きるのを神が許される理由が聖書に書かれています。詳しくは,「神はなぜ苦しみを許しておられるのですか」というビデオをご覧ください。

地球は人が住めない所になってしまうのか

いいえ。人間がまた核兵器を使うことがあったとしても,神は人間が住めなくなるほど地球が破壊されることを許しません。聖書には,地球が存続するだけでなく人間もそこでいつまでも生きられる,と書かれています。

「地球は永遠に存続する」。(伝道の書 1:4)

「神[は],地を形作った方,……意味もなく創造したのではなく,人を住まわせるために形作った方」。(イザヤ 45:18)

ある人たちは,将来地球が核戦争によって荒廃し,残った少数の人たちが苦労して生きていくことになると考えています。でも聖書によると,地球は,戦争でどんなダメージを受けたとしても完全に回復します。

「荒野と乾き切った土地は歓喜し,砂漠平原は喜びに満ちてサフランのように花を咲かせる」。(イザヤ 35:1)

パラダイスになった地球で,人々が一緒に楽しそうに働いている。

神は人間が美しい地球で幸せに暮らすことを願っている。

神は地球を自己修復できるものとして造りました。とはいえ最終的には,神がご自分の力を使って地球を回復させ,地球は人間の素晴らしい住まいとしていつまでも存続します。(詩編 37:11,29。啓示 21:5)

核への不安に対処するにはどうすればよいか

核戦争が起きることや,戦争が起きた時の結果を考えて,核への不安を感じる人がいます。聖書に書かれている言葉は,そうした人たちが不安に対処したり恐れを軽減したりするのに役立ちます。どのようにでしょうか。

聖書には,地球にも人間にも明るい将来があると書かれています。そうした希望は,私たちの「命のためのいかり」のようなものです。(ヘブライ 6:19)気持ちを安定させ,心配を軽減することができます。将来のことを心配し過ぎるより,その日1日のことに集中するなら心配事を小さくできます。イエスも「その日の問題は,その日だけで十分です」と言っています。(マタイ 6:34)

実際,私たちはみんな,自分の精神的,感情的な健康によく気を配っています。そうするためには,最新の核開発に関する議論や予測や意見など,不安をあおるような情報をむやみに見聞きしないことが大切です。とはいっても,現実から目を背けるという意味ではありません。自分ではどうにもならないことや,起きないかもしれないようなことに振り回されないようにしているのです。

「心配事があると心が沈み,良い言葉によって心が晴れる」。(格言 12:25)

悪いニュースに気を取られ過ぎず,ポジティブなことに目を向けましょう。

「希望を与える神が,信仰を持つ皆さんをあらゆる喜びと平和で満たしてくださ[い]ますように」。(ローマ 15:13)

男性が明るい未来を信じて前を向いている。1.男性の後ろには,戦闘機,核ミサイル,きのこ雲などの戦争の様子が描かれている。2.男性が見ている先には,平和になった世界が描かれている。山の麓に緑が広がり,川が流れ,鳥が飛んでいる。

聖書は心配事のない未来を約束している。

神の約束についてもっと知ると希望を持てるので,前向きで穏やかな気持ちでいられます。

聖書が預言しているハルマゲドンは核戦争のことか

ハルマゲドンを世界的な核戦争のことだと考える人もいます。そういう人たちは,ハルマゲドンによって地球が壊滅的な状態になるに違いないと思っています。

でも聖書には,ハルマゲドンが神と「全世界の王たち」つまり人間の政府の戦争のことだと書かれています。a (啓示 16:14,16)ハルマゲドンは,核爆弾によって無差別に人間が殺されたり地球が破壊されたりする戦争のことではありません。神はハルマゲドンで,悪いことを行う人だけを滅ぼすので,本当に平和で安全な世界が実現します。(詩編 37:9,10。イザヤ 32:17,18。マタイ 6:10)

戦争に関して聖書はどんな解決策を述べているか

「神は地上の全ての場所で戦いを終わらせる。弓を折り,やりを砕き,兵車を火で焼く」。(詩編 46:9)

エホバb神はご自分の力を使って,国々の戦いをやめさせ,戦争の武器を破壊します。それを,天にある神の王国の政府によって行います。その後,神の王国は人間の政府に取って代わり,地球全体を統治します。(ダニエル 2:44)

神の王国の下で人々は平和に仲良く暮らす方法を学びます。1つの政府が地球全体を統治するので,国家間のいざこざはなくなり,人々が戦うこともなくなります。(ミカ 4:1-3)その後地球がどうなるかについて,聖書にはこうあります。「彼らはそれぞれ自分のブドウの木やイチジクの木の下に座り,誰にも脅かされない」。(ミカ 4:4)

a 「ハルマゲドンの戦いとは何ですか」という記事をご覧ください。

b エホバとは神の名前です。(詩編 83:18)「エホバとは誰のことですか」という記事をご覧ください。

聖書の啓示の書には核戦争のことが書かれているのか

啓示の書は,核戦争による破壊のことを暗に述べていると考える人がいます。(啓示 6:14; 8:7-12; 16:1-21)例えば,「火を天から地に降らせる」という表現があるからです。(啓示 13:11-13)でもエホバの証人はこの言葉を,全面核戦争のことではなく,第2次世界大戦で原子爆弾が使われたことを言っていると理解しています。

啓示の書は核兵器が使用された出来事について述べているものの,その恐ろしい出来事の詳細について伝えるために書かれたわけではありません。啓示の書を読む時,次の点を思いに留めておくといいでしょう。

  • 啓示の書には多くのしるし,つまり象徴的な表現が出てきます。それらを文字通りに取るべきではありません。(啓示 1:1)

  • 啓示の書は,読者を怖がらせるために書かれたわけではありません。むしろそこに書かれていることを理解し,当てはめる人は幸福になります。(啓示 1:3)

詳しくは「『啓示』の書 ― どんな意味がありますか」という記事をご覧ください。

    日本語出版物(1954-2026)
    ログアウト
    ログイン
    • 日本語
    • シェアする
    • 設定
    • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
    • 利用規約
    • プライバシーに関する方針
    • プライバシー設定
    • JW.ORG
    • ログイン
    シェアする