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寄付はどのように使われているか
寄ど 記事22
1人の姉妹が,タブレットで手話ビデオの聖句を見ている。

寄付はどのように使われているか

ろう者に届くエホバからの愛

2022年7月1日

エホバ神は自分や天の王国について全ての人に知ってほしいと思っています。(テモテ第一 2:3,4)それで,エホバの証人は聖書や出版物をできるだけ多くの人が入手できるようにしています。その中にはろう者も含まれます。実際,100以上の手話言語で何千ものビデオを制作してきました。a 手話ビデオはどのように作られ,ろう者の元へ届けられているでしょうか。これまでにどんな改良が加えられてきたでしょうか。

手話ビデオはどのように作られるか

手話翻訳チームが出版物を翻訳している。

世界中の翻訳チームによって作られています。翻訳チームはまず記事の内容を分析し,よく理解します。次に,その内容を手話でどのように表現するかを考え,訳を決めます。それからビデオの撮影に取り掛かります。現在,定期的に翻訳をしている手話チームが60,必要に応じて翻訳をしているチームが40あります。

以前は手話ビデオを作るのにとても費用がかかりました。ビデオカメラなどの機材は現在よりも高価でした。また,ビデオの収録はスタジオで行われていたので,スタジオを新設したり,既存の建物をスタジオに改装したりする必要がありました。これら全てをそろえるのに,1つのチームにつき3万ドル(約390万円)以上かかりました。

寄付の有効活用のため,翻訳プロセスの改善と簡素化が行われてきました。それで,使いやすくて低コストの新しい機材が使われるようになりました。また,スタジオを使う代わりに,翻訳チームのオフィスにグリーンバックと呼ばれる背景を設置して撮影をしています。複数の兄弟姉妹が登場するビデオでも,チームのオフィスやそれぞれの家で撮影できるので,スタジオに行く必要はなくなりました。

手話翻訳チームがビデオを収録している。サイナーの兄弟がグリーンバックの前で手話をしている。

ビデオの収録に役立つソフトウエアも開発されました。こうしたさまざまな改善によって,手話ビデオの制作にかかる時間は半分に減りました。ろう者の兄弟姉妹はとても喜んでいます。アレクサンドルという兄弟はこう言います。「手話ビデオが前よりたくさん出るようになってうれしいです。ビデオを毎日見ています」。

現在では,機材をそろえるのに必要な費用は,1つのチームにつき5000ドル(約65万円)以下です。それでもっと多くの手話言語でビデオを作れるようになりました。

手話ビデオはどのようにろう者の元に届けられるか

以前は,出来上がった手話ビデオをビデオカセットやDVDの形で送っていました。でも費用や時間がかかり,かなりの労力も必要でした。大量に複製するために外部業者に依頼していました。その後,出来上がったビデオやDVDが会衆に発送されました。手話のDVDの生産には,2013年だけでも200万ドル(約2億6000万円)以上かかりました。

ポータブルDVDプレーヤーと手話のいろいろな出版物のDVD

ろう者の兄弟姉妹はこうした手話ビデオに感謝していましたが,ビデオカセットやDVDは数が多いため,使うのは一苦労でした。例えば,1つの聖書の書だけでも複数のDVDに分かれていました。ブラジルのジルネイという兄弟はこう言っています。「聖句を読みたい場合,まずビデオカセットを探し,次に聖句が出てくる場所を見つけなければなりませんでした。なので,とても大変でした」。手話のDVDを使っていたハファヤニという姉妹もこう言っています。「個人研究をするのは大変でした。聖句や資料を調べるのにすごく時間がかかったからです」。伝道の時は,DVDやビデオカセットを持っていき,家の人のテレビを借りて再生していました。自分のDVDプレーヤーを持っていく兄弟姉妹もいました。やがて,画面付きのポータブルDVDプレーヤーが使えるようになりました。アメリカに住むボビーはこう言います。「幾つか聖句を見せたい時は,そのたびにDVDを入れ替えなければなりませんでした。時間がかかったので,家の人に聖句を紹介しづらかったです」。

2013年に手話用JW Libraryアプリが発表されました。このアプリでは,手話ビデオを自分のスマホやタブレットにダウンロードして再生できます。まずアメリカ手話版がリリースされ,2017年には全ての手話言語で利用できるようになりました。世界中のろう者の兄弟姉妹は大喜びしました。ブラジルのジュセリノという兄弟はこう言います。「統治体の兄弟たちの深い愛を感じました。ろう者の私たちがクリスチャンとして成長できるように助けたいと思っていることも分かりました。このアプリが使えるようになって本当にうれしいです。聖書をもっと学びたいという意欲が湧きました」。

姉妹が手話用JW Libraryアプリを使って「ダニエル: 信仰を貫いた人 第2部」のビデオを見ている。

手話用JW Libraryアプリを使っている。

現在,エホバの証人は全ての手話ビデオを電子版の形で制作し,公式ウェブサイトや手話用JW Libraryアプリで配信しています。わずか数日で翻訳,収録,配信を行うことさえできるようになりました。多くの手話言語の出版物は,音声言語と同じタイミングでリリースされています。

ろう者の兄弟姉妹はどのように感じているでしょうか。クリジアという姉妹はこう言います。「エホバの組織はろう者のことをとても大切にしてくれています。聖書や出版物をこんなに簡単に見られるなんて感激です。ここまでしてくれる組織はほかにないと思います」。ウラジーミルはこう言っています。「エホバが聴者と同じようにろう者のことも気に掛けてくれているのが伝わってきます」。

手話ビデオにはよく次のような表現が出てきます。「このビデオは……聖書教育活動の一環として提供されており,その活動は自発的な寄付によって支えられています」。皆さんの惜しみない寄付に心から感謝しています。寄付はdonate.jw.orgで行うこともできます。こうした寄付のおかげで,手話を使う人を含め,あらゆる人に聖書や出版物を届けることができています。

a 手話は手の動きや顔の表情で考えを伝える言語です。それで手話の出版物は,印刷版ではなく動画で提供されています。

エホバの証人の手話翻訳の進展

1992年 最初の手話のビデオカセットが発表される

2002年 最初の手話のDVDが発表される

2013年 手話用JW Libraryアプリが発表される

2017年 手話用JW Libraryアプリが全ての手話言語に対応する

2020年 「新世界訳聖書」アメリカ手話版が発表される。これは世界初の全巻そろった手話訳聖書

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