-
ルカ 3:23新世界訳聖書
-
-
23 イエス+は活動を開始した時,およそ30歳で+,人々の意見では,
ヨセフの子であった+。ヨセフの父はヘリで,さかのぼると,
-
ルカ 3:23新世界訳聖書 ― 参照資料付き
-
-
23 なお,イエス自身は,[その業+を]開始された*時,およそ三十歳であり+,[人の]意見では*,ヨセフの子+であった+。
[ヨセフは]ヘリの[子],
-
ルカものみの塔出版物索引 1951-1985
-
-
3:23 塔85 12/15 12-13; 塔81 6/15 11; 塔81 12/15 11; 塔78 7/15 25; 塔76 455; 塔75 428; 塔74 297; 千 58,91; 目73 12/8 29; 塔72 615; 目67 2/22 28; 塔64 234; 塔63 459; 心 130; 目63 9/22 8; 塔62 255; 塔59 295; 塔58 466
-
-
ルカ 注釈 3章新世界訳聖書 (スタディー版)
-
-
活動を開始した: または,「宣教を開始した」,「教え始めた」。直訳,「開始した」,「始めた」。ルカはここと同じギリシャ語の表現を使徒 1:21,22と10:37,38で,イエスの地上での宣教に関して使っている。イエスの宣教には,伝道し,教え,人々を弟子とすることが含まれていた。
人々の意見では: もしかすると,「法的には」。この別訳は少数の学者が提案していて,ここのギリシャ語をそう取ることもできる。この文脈でそのように訳すと,当時入手できた系譜による法的な裏付けがあるという意味になる。とはいえ,「新世界訳」の本文の訳し方をほとんどの学者が支持している。
人々の意見では,ヨセフの子であった: イエスは聖なる力によって生み出されたので,ヨセフは実際にはイエスの養父だった。しかし,ナザレの人々はヨセフとマリアがイエスを育てるのを見ていたので,当然イエスをヨセフの子と考えた。他の聖句もそのことを示している。例えば,マタ 13:55とルカ 4:22で,ナザレの住民は,イエスを「大工の息子」とか「ヨセフの子」と呼んでいる。ある時,イエスに反感を抱いた人々は,「これはヨセフの子イエスではないか。私たちは彼の父親も母親も知っている」と発言した。(ヨハ 6:42)フィリポもナタナエルに,「私たちは……見つけた。ヨセフの子……イエスだ」と言った。(ヨハ 1:45)ここのルカの記述は,イエスが「ヨセフの子」と呼ばれたのは一般的な意見にすぎないことを裏付けている。
ヨセフの父はヘリ: マタ 1:16には「ヤコブの子はヨセフで,その妻マリア」とある。ルカの記述で「ヨセフの父はヘリ」となっているのは,ヨセフがヘリの義理の息子という意味だと思われる。(同様の例に関して,ルカ 3:27の注釈を参照。)祖父から孫までの血統を娘を通してたどる場合でも,ユダヤ人は通常,男性を系譜に載せた。それでルカは,娘の名前を省いて夫を子として挙げたのだろう。ルカはマリアを通してイエスの家系をたどったと思われる。それで,ヘリはマリアの父親で,イエスの母方の祖父だったと言える。マタ 1:1,16,ルカ 3:27の注釈を参照。
-
-
-