5:18
自分を神のような者としている: 直訳,「自分を神に等しい者としている」。イエスが神を父と呼んだのは正しいことだったが,自分は神と等しいと主張したことはない。(ヨハ 5:17)神を父と呼んで自分を神に等しい者としようとしているとイエスを訴えたのはユダヤ人だった。イエスが安息日を破ったというユダヤ人の主張が間違いだったように,この訴えも間違いだった。イエスは19節から24節の言葉でこの点をはっきりさせ,自分からは何一つ行えないと述べた。明らかにイエスは,神と等しいと主張してはいなかった。(ヨハ 14:28)