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使徒の活動 注釈 5章新世界訳聖書 (スタディー版)
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エホバの天使: 創 16:7を初めとして,「天使」に当たるヘブライ語とテトラグラマトンを組み合わせたこの表現がヘブライ語聖書に何度も出てくる。セプトゥアギンタ訳の初期の写本のゼカ 3:5,6では,ギリシャ語アンゲロス(天使,使者)の後に,ヘブライ文字で書かれた神の名前が続いている。この断片は,イスラエルのユダヤ砂漠のナハル・ヘベルにある洞窟で見つかり,紀元前50年から西暦50年の間のものとされている。使徒 5:19の入手できるギリシャ語写本で「主の天使」となっているのに対し,「新世界訳」が「エホバの天使」という表現を本文で使っている理由については,付録C1,C3の序文と使徒 5:19で説明されている。
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