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使徒の活動 注釈 24章新世界訳聖書 (スタディー版)
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ドルシラ: 使徒 12:1で述べられているヘロデつまりヘロデ・アグリッパ1世の三女で末娘。アグリッパ2世とベルニケとマリアムネ3世の妹として西暦38年ごろに生まれた。(使徒 25:13の注釈と用語集の「ヘロデ」を参照。)総督フェリクスは2番目の夫。ドルシラは,最初にシリアの王であるエメサのアジズスと結婚したが,離婚し,西暦54年ごろ16歳ぐらいでフェリクスと再婚した。パウロがフェリクスの前で「正しい行いと自制と将来の裁きについて」話した時,その場にいた可能性がある。(使徒 24:25)フェリクスは総督の職をフェストに引き継いだ時,「ユダヤ人に良く思われたかったので」パウロを拘束しておいた。それはユダヤ人の若い妻を喜ばせるためだったと考える人もいる。(使徒 24:27)
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