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コリント第一 注釈 10章新世界訳聖書 (スタディー版)
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彼らのうちのある人たちのように,不満を口にしてはなりません: イスラエル人はエホバに対して何度も不満を口にした。例えば,カナン地方を偵察するために遣わされた12人のうち10人が悪い報告を持って帰ってきた時に,モーセとアロンを激しく批判した。モーセの代わりに新しい指導者を立てようとさえ考え,エジプトに戻る方がましだろうと感じた。(民 14:1-4)その後,反逆したコラ,ダタン,アビラムとその仲間たちが処刑されたことについて,「民全体が……不満を口にし始め」た。不満を口にした人たちは処刑は正しくなかったと考えたようで,その不平を言う態度が多くの人に影響を与えた。それに対してエホバは神罰を下し,1万4700人のイスラエル人が死んだ。(民 16:41,49)エホバは,ご自分が任命した人たちに対する不満をご自分に対する不満と見なした。(民 17:5)
滅ぼす者: 天使のことと思われる。
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