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コリント第一 注釈 16章新世界訳聖書 (スタディー版)
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活動への大きな扉: これは,パウロが「扉」という語を比喩的な意味で使った3カ所のうちの1つ。(コ二 2:12。コロ 4:3。使徒 14:27の注釈を参照。)エフェソスでのパウロの活動は,この地域全体の伝道に大きな影響を与えた。パウロがエフェソスで3年ほど(西暦52-55年ごろ)過ごした結果,王国の良い知らせがローマの属州アジア全域に広がった。(使徒 19:10,26。用語集の「アジア」参照。)パウロはエフェソスから内陸に入った所にあるコロサイ,ラオデキア,ヒエラポリスの町を自ら訪れたことはなかったと思われるが,そこの人たちも良い知らせを聞いた。パウロはそこで伝道活動をするようエパフラスを遣わしたのかもしれない。(コロ 4:12,13)良い知らせは,活動が盛んだったこの時期に,フィラデルフィア,テアテラ,サルデスの町にも伝わった可能性がある。
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