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コリント第二 注釈 1章新世界訳聖書 (スタディー版)
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証印: 聖書時代,証印は,所有権,信頼性,合意を証明する一種の署名として使われた。神は聖なる力によって選ばれたクリスチャンに,聖なる力で比喩的に証印を押し,ご自分の所有物であることと天での命を受ける者であることを示す。(エフ 1:13,14)
これから来るもののしるし: または,「手付金」,「これから来るものの保証(誓約)」。ギリシャ語聖書に3回出ているアッラボーンというギリシャ語はどの場合も,神が聖なる力つまり神の送り出す力によってクリスチャンを選ぶことについて使われている。(コ二 5:5。エフ 1:13,14)聖なる力のこの特別な働きは,これから来るものの手付金のようなものになる。聖なる力によって選ばれたクリスチャンは,このしるしを受けているので自分たちの希望を確信できる。全額の支払いつまり報いを受けることには,天での朽ちない体を身に着けることが含まれる。(コ二 5:1-5)この報いには,不滅性を受けることも含まれる。(コ一 15:48-54)
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