-
コリント第二 注釈 12章新世界訳聖書 (スタディー版)
-
-
汚れ: 「汚れ」(ギリシャ語アカタルシア)は,この節で挙げられている3つの語(「汚れ」,「性的不道徳」,「恥知らずな行い」)の中で最も意味が広い。字義的には,汚くて不潔なものを指す。(マタ 23:27)比喩的な意味では,性的なこと,話すこと,行動,宗教面において,清くないこと全てを含む。(コ一 7:14,コ二 6:17,テサ一 2:3と比較。)「汚れ」はいろいろな悪い行いを指し,深刻さの程度もさまざま。(エフ 4:19)この語は,そうした悪い行いや状態が道徳的に忌まわしいことを強調している。用語集の「汚れている」とガラ 5:19の注釈を参照。
性的不道徳: 聖書中の用法では,ギリシャ語ポルネイアは,神に禁じられた性的な行動を広く指す語。姦淫,結婚していない人同士の性関係,同性愛行為などの重大な性的な罪が含まれる。用語集とガラ 5:19の注釈を参照。
恥知らずな行い: ギリシャ語アセルゲイアは,神の律法に対する重大な違反であり,恥知らずで厚かましい態度が表れた行為を指す。用語集とガラ 5:19の注釈を参照。
-