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コロサイ 注釈 3章新世界訳聖書 (スタディー版)
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報いとしてエホバから財産を受ける: 聖書全体を通して,エホバ神はご自分に忠実に仕える人の良い行いに報いてくださる方として表現されている。その例として,ルツ 2:12,詩 24:1-5,エレ 31:16がある。イエスは父について同じように表現している。(マタ 6:4。ルカ 6:35)この節で神の名前が使われていることについては,付録C3の序文とコロ 3:24を参照。
主人であるキリストに一生懸命仕えてください: または,「主人であるキリストに奴隷として仕えてください」。パウロはここで,文字通りの奴隷であるクリスチャンに,キリストが本当の主人であることを思い起こさせている。同じような助言を与えたエフ 6:5,6で,奴隷に次の点を思い起こさせた。「自分の主人[である人]に従ってください。……キリストの奴隷として,自分の全てを尽くして神の望むことを行いつつ,従いましょう」。キリストの奴隷となることを選んだ人は,重荷を背負うことになるのではなく,むしろ負っていた重い荷から解放される。(マタ 11:28-30)ロマ 1:1の注釈と比較。
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